So-net無料ブログ作成
検索選択
前の15件 | -

ブラームスの「ピアノ四重奏曲1番」は名曲だ!と改めて感じる東京国際フォーラムでの1日。 [クラシック音楽]

ゴールデンウィークから2週間も経った今更ではありますが、2017年5月6日(土)にクラシック音楽の祭典に行ったハナシを書きます。

首都圏在住のファンにすっかり定着した感のある一大クラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』」であります。ゴールデンウィーク後半5月4日~6日、会場は有楽町にある東京国際フォーラムで開催。東京のど真ん中で朝(10時)から晩(22時ころ)まで複数ホールを使い、延々クラシック音楽の実演が催されます。それも、数の多さだけではなく質だって一流。国内外の実力派アーチストが登場します。50代半ばのワタクシとしては、ヘヴィメタルの祭典「ラウドパーク」も捨てがたいが、やはりクラシック音楽方面へとココロは向かうのであります。

raf00.jpg
と、前置きが長くなりましたが、今回、ワタクシが狙った公演はこれです。どどーーん。

raf04.jpg
5月6日(土)朝10時開演。ハイドンのピアノ三重奏曲25番とブラームスのピアノ四重奏曲1番というプログラムです。演奏者の紹介は割愛させていただきます。

分かってはいるけど改めて楽曲の素晴らしさに感動しました。今年2017年のイベントテーマは「舞曲の祭典」です。室内楽曲はどうなる?と思っていたら、な~るほど、その手がありましたか。ハイドンのピアノ三重奏曲25番は別名「ジプシー・ロンド」で、ハイドンらしからぬ(?)終楽章のはじけっぷりが最高です。そして、ブラームス先生のピアノ四重奏曲1番は、シェーンベルクさんがオーケストラ・ヴァージョンに編曲したことでも有名。劇的かつ攻撃的な名曲であります。

実演を拝見して、もう、たまりませんね。感激です。とくにブラームス。ワタクシの愛する「ピアノ四重奏曲1番」、嗚呼、なんて良い曲なのだろう。ワタクシの最近の口癖=「オレはこの曲を知らないまま死ななくて本当に良かった!(まだ死んでないけど・・・)」が出てしまうね。演奏は、盛り上がるべき箇所をしっかり盛り上げてくれるツボを心得たもので、そこが嬉しい限りです。

ところで、演奏会場。いわゆるクラシック音楽用ホールではなく巨大教室にパイプ椅子を並べた仮設の体ですので、奏者の様子は見えづらいけど、音響はしっかりして問題なかったです。そして、会場を埋め尽くす観客の熱狂をみると、朝10時からこれだけの熱心なファンが集まるんだから、渋いジャンルの「室内楽」もまだまだ捨てたもんじゃあありませんな。

さて豆知識的な余談ではありますが今回のステージに登場したひとり、アレキサンダー・クニャーツフさんは国際的に有名なチェロ奏者(チェリスト)です。もちろん今回もチェロを弾きました。実は、彼はチェロだけでなく、オルガンも弾く「オルガニスト」と知ってびっくり。弦楽器と鍵盤楽器の両方のプロ奏者は珍しい。オルガン演奏のCD(バッハのゴルトベルク変奏曲)もリリースされており会場で販売されていました。下左はチェリストとしてのCD、下右がオルガニストのCDです。

raf05.jpg
弦楽器と鍵盤の「二足のわらじ」といえば、ヴァイオリニストのユリア・フィッシャーさんが思い浮かびます。ピアノもプロ(録音あり)ですが、さすがに最近は本業(?)のヴァイオリンに絞って活動されているようで、ああ、残念だ・・・。美人は何を弾いても様になるのになあ、って、ヴィジュアルのほうかよ!ちゃんちゃん。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ご近所散歩で、ネコざんまい。5月の快晴が気持ち良し! [日常]

1年間12か月のうち、関東の最高月は、5月(今月)ではないでしょうか。朝晩は涼しく湿気が少なく、晴天日は散歩にうってつけです。このままの気候が、ずーっと続けばよいのに。悲しいかな、目前には、ジトジト梅雨時期が迫っており、梅雨が明ければ、次は灼熱の夏・・・嗚呼、想像したくもない。

ま、自分の裁量でコントロールできない将来を考えるのは愚行です。今を満喫すべく、ご近所散歩に出かけましょう。目的は、猫たちとの遭遇、であります。

まずは千葉県市川市が世界に誇る(?)里見公園。自宅から徒歩15分で到着です。

as01.jpg
自慢のバラは見どころのピークに達してませんが、パンジーが咲き誇る広場には、ほーら、いましたよ、ネコちゃんが。ポテポテと歩いてペタンと座り込む。この、ゆったり感がたまりません。

as03.jpg
江戸川河川敷へと向かいます。途中、高台の木々の間から見える東京スカイツリー。

as02.jpg
歩くこと10分。江戸川の支川から取水場へつながるエリアは、高確率でネコに会えるワタクシのお気に入りスポットです。

as04.jpg
ふふ、思ったどおり。わかりますか、黄色い矢印の先。くつろぐ2匹のネコ。

as06.jpg
持参のデジカメは最大65倍ズーム機能がありますから、それを有効活用し、ぐぐーっとネコをアップに。

as05.jpg
やはりワタクシのことをじーっと見ておりましたね。呑気なようでも警戒心が強いのが、野良ネコであります。負けじと私もじーっと相手(ネコ)を見返しますと、うひゃあ、突然、ネコがコロリンとひっくり返りました。にらめっこに気まずくなったか、あるいは、ワタクシへの愛情表現か・・・。

as07.jpg
満足したワタクシは、さらに歩みをすすめます。と、20メートルも進まないうちに新たなネコと遭遇です。この2匹、すれ違いざま、チョットした威嚇行為をして、1匹はすごすごその場を立ち去りました。お互い知己のようですが、仲が良いのか悪いのか。まあ、人間どうしも、こうゆう微妙なバランスってあるわな(ネコを擬人化しすぎかな)。

as08.jpg
残った1匹は「われこそ、勝利者である!」といわんばかりの荘厳な(?)たたずまいで、なかなかカッコよい。

as09.jpg
今日は予想していた以上に、いろいろなネコに出会えてよかったな、と足取り軽く自宅へ帰りますと、居間には我が家の飼い猫(おばあちゃん猫)の、もこが、ホットカーペットの上で、うとうとしていました。この暖かい気候に、いまだにホットカーペットとは・・・。もちろん、警戒心ゼロのご様子はいつものこと。

うーん、世界一、呑気でまったりなネコは、我が家のもこ、って結論ですね。ちゃんちゃん。

as10.jpg

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ゴールデンウィークといえば高速道路の大渋滞。ニュース番組で観ているだけで、ゲンナリしちゃいます。 [雑感]

2017年のゴールデンウイークは5月7日の日曜(本日)が最終日ですね。明日からは職場で、またぞろ、悩ましい仕事との格闘が始まりますなあ・・・っていうほど、ワタクシは仕事を頑張ってはおりませんが。

さて、毎年GWに、自宅でワタクシが行う恒例作業がふたつあります。ひとつめはウッドデッキへ防腐剤を塗布するという日焼け&汗だくシゴト。防腐剤から発散する臭いに頭をクラクラさせながらも新兵器「ローラー」を導入したことで、例年に比べ作業時間は大幅に短縮できました(とはいえ、2時間ほどかかった)。これは5月5日に完了。

ふたつめは、愛車ダイハツ・ムーヴを洗車してから、表面にガラス系コーティング剤を擦り込むつうシゴト。言うのは簡単だけど、これ、意外と面倒くさいんですよね。とくにクルマの上部(屋根じゃなく、ルーフって言うんでしたっけ?)が難儀であります。気が乗らずになかなか手がつきませんでしたが、一念発起、本日完了しました。

というわけで、ワタクシに課されたGWの2大ミッションは完遂でございます。

さて、この時期、ニュース番組で必ずとりあげられる定番ネタといえば、首都圏と地方を結ぶ高速道路の渋滞です。観ているこっちが嫌になるような車、車、車の大行列の画像。

GW前半、某局のニュース番組に出た「下り渋滞のピーク予想」の画面ですが、おいおい、45kmの渋滞って。どうなってるんでしょう。

GW渋滞01.jpg
GWの高速道路は大渋滞すると分かっていても、親御さんの仕事、お子さんの学校など諸事情により、このタイミングで移動せねばならないんでしょう。

それにしても、ですよ。45kmの大渋滞のど真ん中、微動だにしない車に閉じ込められた状態で、もしトイレに行きたくなったらどうする?睡魔が襲ってきて、とてつもなく眠くなったらどうする?あるいは風邪が悪化して高熱を発したらどうする?・・・と悪い事ばかり想定しちゃうワタクシは、とてもじゃないけど、この時期の高速道路へチャレンジする気は起きません。

前回記事でGW中に、常磐道(高速)を通って茨城県の笠間市へ行ったハナシを書きましたけど、小心者のワタクシは、下りが渋滞する前の早朝に三郷IC→友部ICを使い、渋滞する前の正午に上り(友部IC→三郷IC)で帰る「早起きは三文の得」的な行程立案で、なんのストレスもなくスイスイ走りましたぜ、と、最後に小さく自慢が入ったところで今日はお終いっ。

nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

茨城県笠間市(かさまし)で開催中の陶炎祭(ひまつり)は大賑わい。これは楽しいっす。 [旅]

2017年のゴールデンウィーク中、唯一の遠出-旅行と言えるほどではないですが-は、茨城県の笠間市(かさまし)の陶芸のお祭り。関東の方でも、笠間市と聞いてピンとくる方は少ないかもしれませんね。東は県庁所在地の水戸市と隣接し、西は「益子焼」で有名な栃木県益子(ましこ)に接しています。

ワタクシの住む千葉県市川市からは距離110kmくらい。三郷インター~友部インターまで常磐道(高速)を使うと、車で1時間半ほどでした。近いなあ。

himat00.jpg
さて笠間は昔から焼き物が有名です。人間国宝の板谷波山(いたやはざん)先生など、その道を極めた偉人も住んでおられたといいます(←完全に受け売り情報です)。

4月29日~5月5日、ゴールデンウィークに合わせ開催される笠間の陶芸市は、「陶炎祭」と書いて、ひまつり、と読みます。うーん、名前だけでも、わくわくしませんか。

himat03.jpg
朝9時の開場にあわせ、現地到着すると、すでに多くの人たちがイベント広場へと吸い込まれていきます。

himat02.jpg
いやあ驚いた。予想外に大規模です。会場マップ(以下HPより)を見ただけでクラクラしちゃう。公式HPに以下の記載があります。「200軒以上の陶芸家・窯元・地元販売店などが、広大で緑豊かな笠間芸術の森公園イベント広場に集い、個性豊かな店作り と作品でお客様を迎えるという、他に類を見ない陶器の祭典です」。おお、200軒以上とな!広い会場がテントで埋めつくされるわけだ。

himat03A.jpg
よおし、現場に来たからには、臆することなく、ずんずんと歩みを進めるぞ。頑張るぞー。

himat04.jpg
正直なところ、陶器に興味の薄いワタクシですが、こういうイベントは楽しめます。「焼き物」はピンからキリなのがよく分かります。いかにも大量生産品でござあい、という安価ブツがある一方で、手間と時間をかけた良い作品もあります。その対比が面白い。

私はもっぱら、日本酒の、ぐい呑みに注目。この器で呑んだら酒が美味いだろうなあ~と、見つけた品を手にとって金額を確かめると、ほ~ら、やっぱり5000円だ。家の者から「もう、ぐい呑みは買わないで!」と釘をさされた身としては眺めるだけで我慢我慢。

himat05.jpg
それにしても、なんと楽しい時間でしょう。「買う」つもりもないのに、幸せに浸れるのは、かっこつけた言い方になるけど「こうゆう焼き物の存在を知った」という知見のヨロコビでしょうか。「こうゆうものが世の中にあって、誰かがそれを使っている」という認識だけで、ああ、日本って良いなあ~と感じてしまう。

そうそう、「陶炎祭」会場の奥には、キャンプもできる良い感じのナチュラル空間が広がっています。一日中、こうゆうとこでマッタリ日向ぼっこも良いなあ~。

himat19.jpg
結局、全店制覇は諦めましたが、2時間、お祭りを堪能、大満足でございました。

ちなみに、せっかく来たんだから一品は買おう、と購入したのがこれ。素焼きのコースター。ポイントはもちろん猫の絵でございますな。冷酒を入れた錫(すず)の片口を、このコースターにのっけると実にヨロシかった。

himat20.jpg
以上、茨城県笠間市の陶芸祭りに出かけたハナシでした。ちゃおー。

ちなみに、大きなお世話ですが、GW行楽ピークである5月3日~5日は、常磐道出口がかなり込み合うのと、会場隣接の駐車場があっという間に満車になるので、早めに現場に着く必要がありますね。はい。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

我が家の飼い猫、もこ、はGWも絶好調に甘えん坊。そして爆睡! [家の猫]

2017年のゴールデンウィーク。今日(5月2日)は9連休の4日目にあたります。

ふだんは出張不在が当たり前のワタクシが、数日間とはいえ連続して自宅でボーッとしていると、家の者は調子が狂うようです。早朝4時起きのワタクシと、朝8時起床の家の者とでは朝・昼・晩の食事タイミングもかみ合わず、結果、自分の食べる食事は、自分で作る自炊状態。でも、ワタクシ、こうゆうの大好き。だって気楽ですもん。無理に人のペースに合わせる必要なんてありません。

さてワタクシが自宅にいることで、一番喜んでいるのは、なんたって飼い猫の「もこ」であります。

甘えた声で「にゃあ~にゃあ~」と鳴かれると、ワタクシ、そのときやっている事を放置してでも、もこをなでてしまいます。敵(もこ)もその弱点を知っているから何度も「なで要求」を繰り出します。まさに泥沼状態(←この表現は妙ですけど)。

さて居間のソファーに座って、録画しておいた「ワカコ酒 シーズン3」を再生しワカコちゃんの「ぷしゅー」を堪能していたワタクシ。いつのまにか、私の脇で、もこがリラックスモードに入っています。ううむ、嫌な予感がする。

mokotaro02.jpg
やっぱりだ。「撫でてくれないなら寝ないよ~ん」とばかりの甘え声連発に、毅然と対応できないワタクシは、求められるがままに、もこの体をなでなでして・・・。

mokotaro01.jpg
5分ほど撫で続けると、ふがーあー、ふがーあー、と、いびきをかきながら眠りに落ちるもこ。なんたる自己中心派なのだ。

mokotaro03.jpg
しかし安心はできません。たまに目をあけて、じ~っと私をみつめるもこ。うわ、まだ撫でてほしいのかあ!?

mokotaro04.jpg
さすがに、これ以上の対応はご勘弁いただきます。ワタクシは、今度は「孤独のグルメ シーズン6」を再生し、松重豊さんの食べっぷりに集中します。

気がつくと、あれえ、もこがいない。テーブルの下から床をながめると、いましたね。やつの大好きなペット用ホットカーペットに移動し、猫らしく丸まってます。爆睡のご様子なので当面は大丈夫でしょう。

mokotaro05.jpg
・・・と、思いきやワタクシの視線に気づいたもこは、その場で、ころりんとひっくり返ります。これは、「なでてよぉ~」の追加要求であります。まったくもう!と怒るふりをしつつ飼い猫にめっぽう甘いワタクシ。

mokotaro06.jpg
おなかをさすってあげると、もこは「くぅぅ~」と至福の声で応えるのでした。うーん、可愛いなあ。。。

以上、16歳超の、おばあちゃん猫に翻弄されてるGW中のワタクシの生きざまでした。ちゃんちゃん。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

クラシック音楽の演奏を脳内再生して、泣いているオレって・・・これも歳のせいか? [クラシック音楽]

昔のハナシでナンですが、45年前に買ったレコード(当然、CDではなくLP)、カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団によるチャイコフスキー交響曲6番「悲愴」。1950年代録音の疑似ステレオ盤でした。そのLPが今、手元になくうろ覚えですけど曲目解説にこんな主旨の記述があったのです。

チャイコフスキーさんは曲を作り上げたのち、楽譜にする前に、「頭のなかで」繰り返し演奏しては、ひとり涙を流していたというのです。ご本人が手紙にそう書いているそうです。

どうです、これ。自作曲を「思い出し泣き」するとは、なんつうナルシスト、なんつう気障(キザ)野郎だ!と、当時、コワッパなワタクシは憤ったわけです。たしかに、交響曲6番「悲愴」は美メロのてんこ盛りで、どの楽章でもカタルシスが得られるスゴイ曲です。とくに終楽章は泣かせ倒しとさえ言える胸かきむしる激情展開に辛抱たまりません。とはいえ、頭のなかで曲をなぞって泣けるもんかよぉ、と懐疑的な45年前のワタクシでした。

さて、先般。

北海道出張で、ワタクシ、千葉県の自宅から電車とヒコーキを乗り継いで羽田空港→新千歳空港→札幌と半日ほど移動しました。持参した本は早々に読み終わり、しかたなく座席で目を閉じ、頭のなかで音楽を鳴らしていたわけです。曲はシューベルトの交響曲8番(旧9番)「グレイト」。1楽章、2楽章、3楽章と進み(脳内演奏し)、最後の4楽章が後半にはいったときのことです。ううっ、感動(?)で涙が頬をつたってきたのです。うへえ、かつてチャイコフスキー先生をキザ野郎と決めつけた自分が、同じように、音楽で「思い出し泣き」しちゃうんだ、とビックリした次第。

実は、今年(2017年)になってから、脳内で音楽再生しては涙ぐむことがしばしばあり、そろそろワタクシ、人生の最期が近いのか?なんて思ってしまう。あるいは、作曲家・指揮者の故ピエール・ブレーズ御大のいう「リスナーとしての円熟期」に、私もついに到達したのでしょうか。

まあ、そんな分析は良いとして、ワタクシが脳内演奏して涙ぐむ楽曲を、ちょいと整理してみました。残念ながら(別に残念でもないけど)ベートーヴェン、リスト、ワグナーじゃあ泣けません。泣ける曲とは、好きな曲というより「ツボにはまる曲」だから作曲家はかなり限定されます。かつ、何度も繰り返し聴いて、深~い思い入れがある特定の演奏がないと、泣くまでに至りません。

まずは交響曲。なんたって、チャイコフスキーの5番ですな。中学生のころ、毎日のように聴いたカラヤン指揮ベルリン・フィルの70年代録音(EMI)。やっぱり良い。次に、マーラーの交響曲2番「復活」。こちらも70年代録音でメータ指揮ウィーン・フィルで決まりです。天上へいざなわれるような終楽章の素晴らしさよ!

オペラ02.jpg
協奏曲ですとモーツァルト。彼の天才が、これほどハッキリ表れた曲はないでしょ!と申し上げたい「クラリネット協奏曲」。デヴィッド・シフリンが名技を披露する1987年録音(旧盤)。ピアノ協奏曲だと23番。同じ「人類」が生み出したとは思えぬ驚異の名曲は、シフさんのピアノによるデッカの全集から。

オペラ05.jpg
ピアノ独奏曲にいってみましょう。ワタクシが24セットもの同曲CDを保有するバッハ「ゴルトベルク変奏曲」です。ピアノよりチェンバロ(ハープシコード)の音色が好きなので、音盤としてはキース・ジャレットさん、レオンハルトさんも良いけど、ここは日本が誇る天才奏者、武久源造さんの90年代録音としましょう。ピアノ曲のもう1枚はシューベルトのピアノソナタ20番です。ルプーさんの旧盤が良い。終楽章で泣かないヤツがいるのかっ!と申し上げたい。

オペラ03.jpg
室内楽曲は「思い出し泣き」にピッタリのジャンルです。はずせないのがメンデルゾーン「弦楽八重奏曲」。たった14歳でこのエネルギッシュな曲を作ったメンデルスゾーンが怖いよ・・・。もう1枚は、郷愁さそうチェロの朗々たる音から始まるドヴォルザークの「ピアノ五重奏曲(2番)」。弦楽四重奏とピアノのからみが絶妙なエマーソン・カルテットとメナヘム・プレスラー(ピアノ)の組合せがダントツでしょう。

オペラ07.jpg
同じく室内楽曲。ワタクシの愛するブラームス先生の作品。PCで題名を打ち込んでいるだけで、メロディが脳内に響き渡ります。2曲の弦楽六重奏曲。ピアノ五重奏曲。そしてクラリネット五重奏曲。60年代後半から70年代前半にかけて録音されたべルリン・フィルのメンバーによる堂々たる決定版。そして、プレヴィン(ピアノ)、ムローヴァ(ヴァイオリン)、シフ(チェロ)のスーパー・トリオによるブラームス「ピアノ三重奏曲1番」。この歌心には、心底、震えますなあ。

オペラ08.jpg
以上、マニアック、かつ、とりとめない、思い出し泣き名曲(の名演奏)というお題でした。ちゃんちゃん。

記事を書いているうちに、芋づる式に記憶が掘り返され、ワタクシが、音楽の実演を聴いて初めて泣いたときを思い出しました。コンサート会場ではなく、あるレストランでの出来事でしたけど、機会があればブログに書くことにします。誰も興味はないでしょうけど、自分の覚書きのために。本日は以上!

nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

沖縄限定商品「〇〇コーヒー」の写真をみて、ギャッと仰天した日。 [雑感]

2017年のゴールデンウィークが目前です。私の職場は4月29日(土)~5月7日(日)の豪華9連休。ありがたい・・・と書きつつ、GWの予定といえば、コンサート1件、呑み会1件ですので、9日間も休みは要らんです。ま、くれるモノは、ありがたくいただくこととしましょう。

さて、ここ1週間、激しいのどの痛みと咳が続いています。こんなときに限って、欠席できない打合せ、行かざるをえない出張ばかりで病状が悪化。今はほとんど声が出ません。かすれた音が漏れ出るくらい。このため対面で会話している相手からは最後に「すいません、同じ内容をメールで送ってもらえますか?」と済まなさそうに依頼されます。トホホ。

40年くらい前でしょうか、もんたよしのりさんという、すごいハスキーヴォイスのシンガーがおりました。今の私はあの声より荒れてますので、今晩あたりカラオケで「ダンシング・オール・ナイト」を歌っちゃうか~。うっ、古っ。じゃあ、それはやめて憂歌団の「おそうじオバちゃん」かな~、うわあ、もっと古っ!

てなわけで、突然ハナシが変わります。沖縄出張中の同僚Yoさんからのメール。「コンビニですごいものを見つけました」という文面への添付写真がこれ。

オキナワコーヒー3.jpg

なんと!泡盛コーヒーです。泡盛(あわもり)といえば、沖縄県の高アルコール度数の酒。泡盛コーヒーは「泡盛風味のノンアルコール飲料か」、「実際に泡盛がはいった『酒』なのか」というワタクシの疑問に対し、Yoさんが追加で調査してくれました。結果は、度数12%の立派なアルコール飲料、とのこと。

オキナワコーヒー4.jpg

ひょー、こんなぶっそうなモノを沖縄の地元民が買うのか?それとも観光客狙いの面白商品?いや、いくらなんでも、あのクサイ(失礼)泡盛をコーヒーに加えるなんてえ・・・と、ここでフト思ったけど、意外と合うかもしれない。泡盛独特の香りを、コーヒーが中和するというか。。。うーん、考えても分からんね。沖縄限定それも、沖縄ファミマ限定販売というレア商品ながら、挑戦する価値はありそうです。

ところで、わたくしの出身地、北海道にも狂気の組合せと称されるこんな商品があります。そう、ジンギスカンキャラメルだあ!

オキナワコーヒー2.jpg

明らかに「マズさ」を狙った確信犯的なみやげもの(みうらじゅんさん的に言えば「いやげもの」)です。これを見て(食べて)しまうと他県のエキセントリック商品など、どうってこたあ、ありませんぜ。と、最後は出身地の北海道を自慢(?)したところで今日はお終いっ!


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

桜の花は散ったけど、ご近所のシスレー的風景に嬉しくなったハナシ。 [日常]

2017年4月16日。首都圏に春の到来を告げた桜の花たちは、短い命を終え、どんどんと散っております。

ワタクシの自宅(千葉県市川市)近くの里見公園。桜の巨木の下には、ピンク色の花びらが絨毯のように広がっております。咲く花もいいが、これはこれで美しい、と思います。

sisu03.jpg

♪ 花びらが散ったあとの、桜がとても~冷たくされるように~♪、・・・と70年代フォークソング(死語?)の名曲「ささやかなこの人生」(by 風)の一節を口ずさむワタクシ。いやいや、花が散ったからって冷たくするような、そんな無礼はいたしませんよ。いずれにしても、桜の歌、の連想で、森山直太朗さんの曲ではなく、伊勢正三さんの曲つうところが、ワタクシの年寄りっぷりが出ております。はあ・・・。

ローカルご近所ネタの続きです。里見公園から江戸川の河川敷へと向かういつもの散歩ルートでの風景です。

お目当てのネコには逢えませんでしたが、春の景色がなんとも素晴らしい。どこにでもある田舎風景だけど、こうゆうのが大好き。世界遺産に登録されるような絶景よりも、こんな「普通」を愛するワタクシです。

sisu02.jpg

そうそう、4月になって地方から首都圏へ出てくる人たち(とくに若者たち)はマスコミから感化されたのか、やたら東京都心に住みたがりますが、そんな連中の気が知れないね。利便性や賑やかさを手に入れる代わりに、のどかで美しい景色を捨てるなんて、私には狂気の沙汰に思えます。

北海道出身の田舎者のワタクシ。自宅から10分歩けば眼前に広がる野原、森、ネギやキャベツの畑を見て「ああ、生きててよかった」なんて思っちゃいます。まあ頭の中が単純なんでしょうな。

さて、花のピークを過ぎた桜の木のこの感じ。まるで、あの印象派画家の作品ではないか!

sisu01.jpg

下はシスレー御大の絵であります。写真を撮ったときは「そっくりだあ!」と思ったけど、並べるとそうでもない。ははは。

sisu04.jpg

というわけで、ご近所でシスレー的な風景に出会ったハナシは、しりすぼみ的に、以上でお終いっ。ちゃおー。


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

群馬県 前橋の街を、ゆるゆると歩く春の日が楽しいです。 [旅]

2017年の4月は群馬県赤城山(あかぎやま)にある現場と、東京の職場を行ったり来たりの生活をしています。

本日は、夕方に現場仕事が終わったので、宿泊先の前橋に戻ってから前橋市街を散策であります。

まずは、この時期の定番ネタで恐縮ですが、満開の桜ははずせません。神社脇の公園に咲く圧巻のピンクの花・花・花!

maebashi00.jpg

日本の春を、しみじみと実感しちゃいます。しかし、この見事な桜も1週間後、はかなく散ってしまうんですなあ。無常・・・。

maebashi00A.jpg

引き続き前橋市街へと歩みを進めると、素っ頓狂なモニュメントを発見。これ、まんま「じゃんけん」です。なんというヘンテコなセンスであろうか(失礼)。

maebashi02.jpg

小さく呆れていると、にゃあーーという鳴き声が聞こえ、そちらへ目をむけると猫ちゃんが。近づいても逃げません。なでても平気。人懐っこいなあ。可愛い~可愛い~。

maebashi01.jpg

とりとめなく話は続きますが、最後に、ワタクシが前橋でいつも気になるお店について、です。「スーパー料亭 天女(てんにょ)」という店名から、多少の(かなりの?)エロ臭が漂っていますが、それを強調するかのような、この文言がスゴイ。

maebashi03.jpg

「男でよかった!!」

末尾の、びっくりマーク2個に味があります。ちなみに、こちらのお店は入り口看板のイラストが浮世絵テイスト。なんというエキゾチック・ジャパーーーンなのだ!「御自由にお入り下さい」との文字が添えられていますが、到底、気軽には入れません。むしろ、ドン引き・・・。このイラストに臆することなく入店した男だけが、最後に「オレは男でよかった!!」と胸を張れるのでしょう。

maebashi05.jpg

といったところで、前橋の市街散策のハナシはお終いっ!ちゃおー。


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

東京の国分寺。大衆酒場で無駄に羽目をはずすワレワレに店員さんが苦笑・・・。 [宴会、呑み会]

年度末最終日の2017年3月31日(金)のこと。ふだんは、あまり関わることのない社員4人が、とある理由で集結し、客人1名を加えた計5名で呑み騒いだのであります。場所は、東京の西、国分寺の大衆酒場。国分寺といえば昔は都心から離れた「田舎」イメージでしたが、いまや「郊外の住宅街」で高級感すら漂います。駅北口方面は再開発中で、スゴイことになってます。まあ、そんなハナシは良いとして。

下写真が当日の呑み会の様子。客人のお顔は諸事情によりマスキングしました。呑み屋の酒臭さが漂ってきそうな良い雰囲気ではないか!

kokubunji04.jpg

集合写真には特段、問題はないですが、個別にみると、ほらねえ、オヤヂ代表M氏が若手K君の耳に熱い吐息を吹きかけている!まさに変態、まさに異常者(そこまで言うほどじゃないか)。

kokubunji02.jpg

M氏&K君のヤバい絵面に比べれば、ワタクシ(右)と女子代表Sさんのツーショットはいたってフツーでございます。むしろフツー過ぎてつまらんな。

kokubunji05.jpg

国分寺のこのお店、臆面無く「大衆酒場」を掲げるだけあって、料理のお値段がリーズナブル。だからといって不味いわけでなく、こりゃ良いねえ、と「使えるお店リスト」に登録。ちなみに開店が午後4時、というのも嬉しいではないか。

kokubunji06.jpg

な~んてメニューをボンヤリ眺めていると、いつの間にか、M氏とSさんのぶっ飛びコンビは、店員さんを巻き込んでの強引パフォーマンスを展開しておりました。店員さんは、苦笑いするしかありません。お仕事中に酔っ払いが迷惑をかけて、店員さん、すいませんね。

kokubunji01.jpg

そうそう、この日は金曜だったんですね。「うおお、明日は休みだあ!」とばかりに、タガが外れた面々は日本酒、焼酎、ハイボールなどを呑みまくり、やがて夜の闇へと沈没したのであります。・・・いや待てよ、こやつは沈没どころか、終始、元気そうだったなあ。さすが、20代前半の体育会系男子は違う!

kokubunji03.jpg

そろそろ収拾がつかなくなったので、国分寺呑み会のハナシは、これでお終い!ちゃおー。


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ウェールズ弦楽四重奏団&金子 平さんによる室内楽リサイタル(紀尾井ホール)。ブラームスの名曲にクラッ。。。 [クラシック音楽]

2017年3月29日(火)、室内楽リサイタルを聴くため、千代田区にある紀尾井(きおい)ホールへ向かいました。地下鉄銀座線、赤坂見附駅からてくてく歩いて、こう配のキツい紀尾井坂を上ること数分。歳のせいか、この程度の坂でも息が切れます。ぷしゅーー。

当日の演目はモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、と、王道中の王道であります。

それらの楽曲をスイスを拠点に活動中で評価がうなぎ昇りの日本人若手カルテット、ウェールズ弦楽四重奏団が奏でるのであります。加えてヨーロッパで大活躍された若きクラリネット奏者、金子 平(かねこ たいら)さんが登場。こりゃあ、期待に胸が高鳴るってもんです。

ウエールズ01.jpg

前半のプログラム、モーツァルトのクラリネット五重奏曲(断片からの補筆版)、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲2番もステキではありましたが、

白眉はなんたって、ブラームスのクラリネット五重奏曲でございます。

聴くたびに思うんです、嗚呼、なんという美しい曲なのだろう!と。楽曲を包み込む微妙な陰影、そこから醸し出されるもの悲しさ、慈愛に満ちた優しさ、人生の機微・・・この完璧さの前に、言葉など出ないでしょう。ドンドン(力説して机をたたく音)

この曲を知らずに死ななくて、オレは本当に幸せだ!(まだ死んでないけど)

そして、誰が何と言おうと、ブラームスの室内楽曲の演奏は日本人アーチストが一番しっくりきます。演歌のココロを知る日本人だからこそ「ここぞ」という美メロディを、ちゃんと美しく弾いてくれる。なぜ、外国の方々は、肝心な箇所をビックリするくらい素っ気なく流すのか?照れ屋さんばかりなのか。

ウェールズ弦楽四重奏団の見事に溶け合う弦の音色の心地よさ。そこに、しっとりと絡む金子さんのクラリネットは木管楽器の美しさの極みでございます。

終始クラ~クラ~とエクスタシーに浸ったワタクシ、曲が終わると大拍手です。そうして大拍手するのは、紀尾井ホールを埋め尽くす観客全員、同様でした。室内楽曲のリサイタルで、ここまで会場が興奮する様は、なかなか見られるもんじゃあありません。虚礼ではなく心からの感謝がみなぎった熱い拍手でした。

クラシック音楽のなかで、とくにマイナーイメージのある室内楽曲。そのジャンルを深く愛する人たちが、少なくとも東京には相応人数が存在する、という、その事実だけでワタクシは嬉しくなってしまいます。

ありがとう、ウェールズ弦楽四重奏団の皆さま!ありがとう、金子平さん!

そして、永遠に弾き継がれるであろう名曲を残してくれた、モーツァルト殿、ベートーヴェン殿、ブラームス殿に、改めて感謝でございます。以上で、紀尾井ホールでのリサイタルの件はお終いっ。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

呑みの誘いへの断り方でモテる・モテないが決まるかよ!とツッコミつつ、ふーむ、と納得した日。 [雑感]

先日。呑み仲間2名(男性1、女性1)と新橋の居酒屋で、グダグダ酒を呑んだときのこと。

女性メンバーSさんが、こんな意見を述べたのです。「酒を呑もうと誘われた日に、別予定があって、その誘いを断るとき」についてです。彼女いわく、

呑み会に誘われたとき、と、呑みに誘われたとき、で、断り方は変えるべきだ、と。

え?どっちだって同じじゃん、と男性メンバーKさんが問いますと、Sさんはそれに答え、

「呑み会」に誘われたときは、「都合が悪くて行けません。ごめん」で良い。

一方、「呑み」に誘われたときは、「その日は都合が悪いけど、〇日と〇日なら空いてるよ」が正しいのだそう。

要するに、自分の都合と無関係に確定している会合を断るケースと、呑みにいこうと誘われたケースは違っていて、後者は「コミニュケーション」だから、断るだけでなく、提案(代案)を加えるべき、と言うのです。

ワタクシは、「良い心がけだが、人それぞれではないのか?」と述べたところ、Sさんは目をキッとさせて、

「呑みに誘われて、断るだけの女はモテない」

とスゴイ意見を述べたのであります。どうゆう統計から出た結論なのか?さらにSさんは、

「モテない女は、誘いを断りながら、『今度また誘ってくださいね』とアホなことを言う。二度目はない、という事を分かっちょらん。だから結婚できないのだッ!」

と、結婚問題と、酒の呑みを関連づける大技を披露であります。

無茶言いよるわあ、と呆れつつ、ワタクシ、Sさんの意見が(結婚云々は別として)腑には落ちました。そういえば「断るだけ」のヒトって多いなあ。ホントに都合が悪いのか、それとも、あんたと呑みたくないつう意思表示か、がビミョーで、次に誘うが面倒になる事は、たしかにアル。

ふーむ、と思っていると、Kさんが、Sさんに次の質問をしました。

「じゃあさ、相手のことが嫌いで、呑みの誘いを断るときはどうするの?」

Sさん、また目をキッとさせて、私ならこう返信しますね、と前置きし、

「その日はヒマだが、あんたとは呑みたくない」

どひゃーーあ。スゴイ。それ言っちゃうんだあ。と、男性2名が小さく震えたところで、新橋での呑み会ハナシはお終いっ。ちゃおー。


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

クラシック音楽のコンサート・レパートリーに、変化の兆しがみられる、という話。 [クラシック音楽]

コアなクラシック音楽ファンの皆様は、以下につづる私のイラダチに、多少、共感をいただけるかと思います。イラダチのお題は「クラシックのコンサートって、同じような曲ばかりが演奏される」という点。年末のベートーヴェン交響曲9番「合唱」の乱発は論外としても、

オーケストラ曲といえば、モーツァルト、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ブラームス、ドヴォルザーク、シベリウス、マーラー、ブルックナー、シューベルト、シューマン、の交響曲が定番。ほかに、ラフマニノフのピアノ協奏曲とか、ムソルグスキーの「展開会の絵」、ホルストの「惑星」あたりですか。ハイドン、エルガー、ショスタコーヴィチ、バルトーク、ストラヴィンスキーという変化球も一応はポチポチ演奏されてはいますけど・・・。

ピアノ・リサイタルであれば猫も杓子もショパンでしょう。次いでベートーヴェン、モーツァルト、リスト、シューベルト、ドビュッシー、ラヴェル、ってとこうか。

作曲家の名を並べると、それなりヴァリエーションありそうに見えますが、それは甘いぜっ!有名作曲家といえどもステージで取り上げられる作品は限定的です。たとえばチャイコフスキー。後期交響曲(4番、5番、6番)とピアノ協奏曲第1番、ヴァイオリン協奏曲ばかりを聴かされる。それ以外の曲はほぼステージにかかりません。ドヴォルザークなら交響曲9番「新世界より」と8番、あとはチェロ協奏曲。ブルッフに至っては、ヴァイオリン協奏曲以外で実演に出会うことは皆無といえましょう。サン・サーンスの交響曲は第3番(オルガン付き)のみ。レスピーギなら「ローマ三部作」ばっかり。

つまり、評論家、演奏家、観客のいずれもが「揺るぎなき名曲」と共通認識したレパートリーを、ぐるぐる使いまわしているってわけですよ。

世界には、素晴らしい曲が他にもたくさんある!と力説したところで(実際に、そうです)、マニアック曲をプログラムに組み込んでチケットが売れなければ、楽団は経営が成り立ちません。集客を見込める有名曲をチョイスするのは経済原理的な必然といえましょう。

何十年もの間、この思想のもとでコンサートは繰り返され、惰性的に演奏曲が固着しました。まあ、こんなもんだわ、と諦め気分のワタクシでした。ところがです!ここ最近、変化の兆しがみてとれるんです。「こんな曲を演奏してくれるの?」とビックリする曲を目にして、うはあ、と声が出ちゃうこと、しばしばです。

たとえば世界的ピアニスト、ユジャ・ワンさんが、一昨年(2015年)、コンセルトヘボウ管との日本ツアーで取り上げた協奏曲はチャイコフスキーですけど、超有名な「1番」でなく、駄作の評価すら受けている「2番」でした。存在も知らんわ、という方がほとんどでしょう。なんつうマニアック!ほかには、ニールセン、カリンニコフ、スクリャービン、フランツ・シュミットの交響曲などが低頻度ながら演奏されるようになりましたね。よかこつです。

・・・という、長い前置きを終えいよいよ本題です。

ワタクシが40年間以上も深~く愛しているのに、コンサートでついぞ取り上げられなかった曲。どういう風の吹き回しか、2017年以降に2回もステージに登場なのです。その曲とは、

プロコフィエフ作曲 ピアノ協奏曲第1番

であります。プロコの協奏曲でコンサート・アイテムといえば、ヴァイオリン協奏曲1番と2番。ピアノ協奏曲なら3番がほとんどで、たま~に4番、5番が登場するくらい。ピアノ協奏曲1番など全く相手にされません。作曲者が学生時代(1912年)に作ったので「若かりし時代の習作」扱いされているのでしょう。

しかし、短いながらこの曲にはプロコフィエフのすべてが凝縮されていると思う。奇矯なメロディ(プロコらしい!)で、流れは強引かつイビツ。ソリストは全編ほぼピアノを弾きっぱなしの無理を強いられ、ラストは打鍵につぐ打鍵のままフィナーレになだれ込んでいく。その豪快さに溜飲が下がります。このキテレツ曲がプログラムに並ぶだけで、わくわくしちゃいます。ちなみに今後、演奏される二つのコンサートとは以下です。

2017年6月16日(金) 日本フィルハーモニー管弦楽団/東京文化会館

2018年1月19、20日 日本センチュリー交響楽団/ザ・シンフォニーホール(大阪)

文章が長くなったついでに当曲の録音(CD)に関してです。直近に発売されたCDは2015年録音、ハンヌ・リントゥさん指揮、オリ・ムストネンさん(ピアノ)のフィンランド人コンビによる演奏。奇しくもお二人は1967年生まれの同い年です(どうでもよい情報ですいません)。

ほかに、ロシアつながりでエフゲニー・キーシンさんのグラムフォン盤。アシュケナージさんによる模範的な演奏(DECCAの全集)。そのほかにマルタ・アルゲリチさんも録音を残しております。まあ、CDは少ないながらも入手可能、という話です。もちろん超定番のラフマニノフの協奏曲2番に比べれば、絶対数はたかが知れてるんですが・・・。

proko01.jpg

いずれにしても、大好きなプロコフィエフのピアノ協奏曲第1番の実演に、万難を排し行かねばなるまいっ!

ワタクシが狙うのは、前述のコンサートのうち、2018年1月19日、20日、日本センチュリー交響楽団の演奏会です。プログラムは前半がプロコフィエフ。後半がブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」です。なぜ、プロコとブルックナーなのか?あまりの作風の違い。そのギャップ。謎は深いぞ・・・。

最後に、プロコのピアノ協奏曲第1番のコンサート映像(YouTubeより)を貼り付けます。ロシアの若手注目株ダニエル・トリフォノフさんが素晴らしいピアノ演奏を繰り広げます。サポートするマエストロは、ゲルギエフ御大。オケはマリンスキーという鉄壁のロシアメンツです。拍手拍手!


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

春のご近所は、猫まつり状態。ニャーーー。 [日常]

2017年3月20日の春分の日。朝・昼・晩と、ご近所を散歩三昧。至福の時間でしたあ。

最近、どういう巡り合わせか、土曜日曜が出張移動だったのでした。春分の日は、久しぶりの完全休日。天気が良い、暖かな散歩日和、最高でしたねえ。

江戸川沿いの景色。目にまぶしい黄色い花たち。関東は春ですねえ。

gokin01.jpg

自宅近所の、じゅん菜池緑地(じゅんさいいけりょくち)。目をひくのは雪柳です。

gokin02.jpg

真っ白な花・花・花の密集っぷり。迫力満点ですね。

gokin03.jpg

こちらは、すずらん。釣鐘状の花が可愛い。ただ、この植物、見かけに似合わず強烈な毒草らしいです。食べてはいけませんぞお・・・って、毒がなくたって食べないよな。

gokin10.jpg

さあて、ご近所散歩の楽しみといえば、なんたって猫との出会い。じゅん菜池を眺め、ボーとしていると、むむ、さっそく、池のほとりで丸くなってる猫ちゃんを発見!可愛いなあ~。

gokin04.jpg

おーい、と呼んでもノーリアクション。無関心を決め込んでいます。プイッとソッポを向く仕草が、ネコっぽくて良いのであります。はい。

gokin05.jpg

池の周りを歩くと、おおっ、日向ぼっこ中で、ゴロゴロしてる猫ちゃん。こいつは人懐っこいんですよ。

gokin06.jpg

頭をなでると、くーーーん、声を出しながら、反り返って私の手に頭をすりつけてきます。可愛い可愛い!

gokin08.jpg

終始、ゴロゴロし、こちらの気持ちもユル~くなってきます。あ、いかん、このまま夕方になってしまうぞ・・・意を決して、猫ちゃんに別れを告げるのでした。

gokin07.jpg

このあと、さらに3匹の猫たちと戯れ、大満足の一日となりました。

gokin00.jpg

以上、2017年、春分の日の散歩でした。いよいよ春がやってきたねえ!と、ありがちなツブヤキ感想で今日はお終いっ。

パカーー(←「じゃあね」のロシア語=「パカー」で締めくくりです)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

学会発表に必ずいる、「変な敬語(謙譲語)」を乱発する発表者たちにウンザリする話。 [雑感]

富山県ネタは前回で終わるつもりが、宗旨替えして今回も富山であります。富山大学で開催された某学会(2017年3月15日~17日)。発表を聴いてると、気にさわる言い回しをする講演者がけっこういる、つう指摘であります。

ネガティブな話の前に、まったりした風景をご紹介。JR富山駅から、富山大学五福キャンパスへ徒歩移動のさい、神通川(じんづうがわ)脇の土手道を通りました。

jin01.jpg

ゆったり流れる神通川。川面のゆらめきが、なんとも気持ち良いのです。

jin02.jpg

富山駅から徒歩10分でこんなのどかな風景!気に入ったあ、この街。

jin03.jpg

以上がステキな風景の件でした。

では本題です。「学会での講演者の気にさわる言い回し」であります。

たぶん、そう感じるのは私だけではないでしょう。プレゼンのなかに、余計な敬語(謙譲語)を無思想に盛るので話が、やたらまどろっこしい。聞いててイライラする!具体的には次のふたつのパターンがあります。

(1) 無意味に、へりくだるパターン

講演の冒頭、「これから〇〇大学の〇〇が、発表させていただきます」という程度の、へりくだりは許せます。ところが、講演が進むほど、この「〇〇させていただく」パターンを乱発するやつがいるんですね。いいかげん鼻についてくるゾ。

「装置の試験をさせていただきました」「データ解析をさせていただきました」「まとめをさせていただきます」

おい、あんた。聴講者からもらった寄付金で研究したわけじゃないだろう。「させていただく」って、いったい誰に対して、へりくだっているんだ?

試験をさせていただいた → 「試験した。」

解析をさせていただいた → 「解析した。」

まとめをさせていただいた → 「まとめた。」

で十分ではないか。くどい言い回しは時間ロスになり、相対的に本論(研究報告)の発表時間が減るわけです。バカもいい加減にしろ、と言いたい。なぜ、こんなザマになるのか?酷い場合は、講演後に本人に指摘しちゃうワタクシですがね(おせっかいオヤヂですいません)。

(2) なんでもかんでも、「してあげる」パターン

次はこれ。流行りでしょうか。料理番組で聞く言い回しですね。

野菜に塩を加えてあげる。魚を軽くあぶってあげる

私だけが妙に感じるのか。〇〇してあげる、というのは、基本、人に対して使う表現であって、相手(対象)が、野菜や魚つうのは、ものすごく違和感を感じる。学会講演で適用される例としては・・・

「回路にコンデンサを追加してあげる」「材料に酸化鉄を加えてあげる」「金属の先端を削ってあげる」

うわあ、やめてくれえ、と叫びたくなります。

コンデンサを追加してあげる → 「コンデンサを追加する

酸化鉄を加えてあげる → 「酸化鉄を加える

先端を削ってあげる → 「先端を削る

で、問題ないじゃん。そんなに「あげて」何をどうしようってのだ。アゲアゲ狙いか?(なんのこっちゃ)

それなら一歩踏み込んで「セクハラをしてあげる」「横領をしてあげる」「おやじ狩りをしてあげる」くらいのエキセントリックさが欲しいよ、って、そりゃ根本、ダメだろう。

ワタクシは日本語の乱れが云々、なんて指摘をしたいわけではありません。学会講演(発表)とは、研究成果の披露・報告が目的なのだから、余計な敬語の乱発で、決められた講演時間を無駄にしちゃいかんだろ、ということ。

誰ひとりとして「お前の講演は失礼だ!先輩たちへの敬語がなっとらん!」なんて言いませんよ。だから些末な枝葉(=謙譲表現)はやめ、シンプルに話せ、ってこと。とってつけた、へりくだりや語尾は要らんから本質(研究成果)をちゃんと語れよ、ってことです。

大学、研究所、企業の方々、その辺を、よお~く考えて後進の指導をお願いしますねっ・・・って、オレは業界ご意見番かっ!カァーーーッ(喝)!

ちなみに、枝葉の言い回しに気を使い過ぎる講演って、(上から目線で恐縮ですが)中身が薄いと相場が決まっておりますね。いや、これは言い過ぎ。失礼しました。

さて、3月17日(金)の午後セッションでワタクシも一般講演を行いました。他人に文句ばかりじゃいけん、オレもやるぜえ、という心意気で演台に立ちました。「まず魁より始めよ」ってか。私のプレゼンには無駄な「へりくだり」は一切ございません。一方で、本論とは関係のないプチ・ギャグをまぶす、という、むしろ「それが一番ダメじゃん!」の体たらくであります。だが、どう現場で滑ろうとも、この芸風は変えませんよ。って、他人に厳しく自分に甘い最悪の性格が露呈したところで、今日はお終いっ。ちゃおー。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の15件 | -