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女性ヴァイオリニストによるCDにググッとくる今日このごろ。 [クラシック音楽]

久しぶりのクラシック音楽ネタであります。9~10月とハードロックとヘヴィメタルばかり聴いてましたが、ここ数日、頭と耳が「クラシック音楽モード」に切り替わりました。なぜだろう??

クラシックでも、ヴァイオリン楽曲に心惹かれるのは、これまたなぜだ?

以前、当ブログで、加藤ローサさん似のユリア・フィッシャーさんや、ワタクシ一押しの若手、二瓶真悠さん(まだ芸大の学生!)といった新進ヴァイオリニストの素晴らしさをディープに語らせていただきました。この分野には優秀な演奏家が続々登場するなあ~と感心しきり、であります。上手いだけでなく、しっかり個性をもっておられるのが嬉しいじゃありませんか!

てなわけで、私が最近ヘヴィーローテーションしている女性ヴァイオリニストのCDを紹介する身勝手企画であります。(興味のない方には、これほどつまらん記事もないだろうなあ)

まずは「可憐なる妖精」ことアリーナ・イブラギモヴァさん(27歳、ロシア出身)であります。名前を覚えるのにも一苦労。超名曲メン・コンことメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が、彼女の最新CD(2011年録音)です。

イブラギモヴァ.jpg

共演オーケストラがエイジ・オブ・インライトゥメント管だと聞き「えっ?」と驚きました。最近でこそ近代作品(マーラーなど)をとりあげますが、モーツアルトやハイドンで名を馳せた「古楽器オーケストラ」です。メン・コンを古楽器オケと共演とは大丈夫かい?可愛らしい彼女の容貌から「どうせさあ・・・」と、ちょっと色眼鏡でみてた私ですが、CDを聴いてビックリです。ずばり、素晴らしい!アリーナさんは、ゴテゴテ装飾をそぎ落とし、スッキリ清冽な響きで、まさに「この曲を甦らせた」と言えましょう。飾らないことで、メロディラインの美しさがかえって際立つ、この感動よ!

有名曲ゆえ、多くのヴァイオリニストが膨大な録音を残してますが、ほとんどが「泣きメロ」を強調する傾向がありましたもんね。演歌歌手かよ!ってなもんで、コッテリとロマンティックに仕立てるから、1度聴いたらもう満腹、要するに飽きちゃうんです。

一方、アリーナさん。全体を「細めの音」でまとめます。タ~リララ~♪と流しがちなフレーズも、それぞれの音を、タタタタ~♪と、しっかり粒立ててくれます。他のヴァイオリニストが同じ弾き方をしたら味も素っ気もないでしょうけど、アリーナさんの音には芯があり、ウエルバランスの「色」「コク」があるので、新鮮で音楽的なんですね~。繰り返し聴いても飽きませんね。それどころか、聴くたび「この曲には、こうゆう側面があったんだ」と新発見を与えてくれます。いやあ、素晴らしい。もちろん、エイジ・オブ・インライトゥメント管のサポートあっての成果ですけどね(ちなみに、オケは、思ったほど「古楽器」してません。バランスを考慮した?)。

おっと、最初のCDに行数を使いすぎですね。ほかのCD紹介にうつりましょう。

ドイツ人と日本人の両親をもつスザンナ・ヨーコ・ヘンケルさんです。すでに大活躍のヴァイオリニストですから「若手」と言うのは変かな。私が購入した「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲」のCD(2010年録音)は模範的演奏でありながら、レガート気味な「メロディの返し」や「間」の取り方が独特で、面白く聴くことができました。来日されたら是非ともコンサートに伺いたいです!

スザンナヨーコヘンケル.jpg

最後はアメリカ生まれのタイ・マレーさんです。イザイ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(全6曲)」のCD。前述のアリーナ・イブラギモヴァさんとは好対照に、楽曲への「思い入れ」をストレートに表出した、深堀り系の演奏であります。ちょっと聴いただけで、音にこめられたパッションを感じますね。とはいえ決してコッテリ一本調子ではなく、楽想によっては見通しのよい音色にも変幻・・・こりゃまた凄い才能だなあ。

題名通り、ソロ・ヴァイオリン以外には伴奏がありませんから、単調になりがちな曲です。ワタクシ、タイ・マレーさんのCDではじめて通しで聴けたもんな・・・って、この言い方じゃ、良さが分からないでしょうか。彼女のフレーズ運びや音色・音量の「メリハリのつけ方」にセンスが光る、と言いましょうか。あるいは、かなり自由に演奏している点がツボにはまる、というか。。。。要するに、良いものは良いのだ!って、結局、強引にまとめかよ。ちゃんちゃん。

タイマレー.jpg

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ユキタロウ

最近はCDを聞くことも滅多になく、プレーヤーが動くかどうか心配・・・そんな私ですのでこのような投稿はありがたいです。

そうか・・・庄司紗耶香や樫本大進はもはや若手ではないんですね・・・。(笑)

>なぜだろう??

もう晩秋ですから・・・。
by ユキタロウ (2012-11-03 08:34) 

門前トラビス

To ユキタロウ様、nice&コメントありがとうございます。
そうですね~。秋ですから・・・暑苦しいヘヴィメタルは似合いません!(キッパリ)
クラシック音楽でまったりしたいこの頃、かもしれません。
庄司さん、樫本さん、神尾さん、諏訪内さんはベテラン・大御所の領域ですね。
話はずれますが、最近の女性ヴァイオリニストは美人が多いです。って、CDをジャケット買いしているわけではないですが。。。
by 門前トラビス (2012-11-04 06:14) 

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