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ウェールズ弦楽四重奏団&金子 平さんによる室内楽リサイタル(紀尾井ホール)。ブラームスの名曲にクラッ。。。 [クラシック音楽]

2017年3月29日(火)、室内楽リサイタルを聴くため、千代田区にある紀尾井(きおい)ホールへ向かいました。地下鉄銀座線、赤坂見附駅からてくてく歩いて、こう配のキツい紀尾井坂を上ること数分。歳のせいか、この程度の坂でも息が切れます。ぷしゅーー。

当日の演目はモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、と、王道中の王道であります。

それらの楽曲をスイスを拠点に活動中で評価がうなぎ昇りの日本人若手カルテット、ウェールズ弦楽四重奏団が奏でるのであります。加えてヨーロッパで大活躍された若きクラリネット奏者、金子 平(かねこ たいら)さんが登場。こりゃあ、期待に胸が高鳴るってもんです。

ウエールズ01.jpg

前半のプログラム、モーツァルトのクラリネット五重奏曲(断片からの補筆版)、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲2番もステキではありましたが、

白眉はなんたって、ブラームスのクラリネット五重奏曲でございます。

聴くたびに思うんです、嗚呼、なんという美しい曲なのだろう!と。楽曲を包み込む微妙な陰影、そこから醸し出されるもの悲しさ、慈愛に満ちた優しさ、人生の機微・・・この完璧さの前に、言葉など出ないでしょう。ドンドン(力説して机をたたく音)

この曲を知らずに死ななくて、オレは本当に幸せだ!(まだ死んでないけど)

そして、誰が何と言おうと、ブラームスの室内楽曲の演奏は日本人アーチストが一番しっくりきます。演歌のココロを知る日本人だからこそ「ここぞ」という美メロディを、ちゃんと美しく弾いてくれる。なぜ、外国の方々は、肝心な箇所をビックリするくらい素っ気なく流すのか?照れ屋さんばかりなのか。

ウェールズ弦楽四重奏団の見事に溶け合う弦の音色の心地よさ。そこに、しっとりと絡む金子さんのクラリネットは木管楽器の美しさの極みでございます。

終始クラ~クラ~とエクスタシーに浸ったワタクシ、曲が終わると大拍手です。そうして大拍手するのは、紀尾井ホールを埋め尽くす観客全員、同様でした。室内楽曲のリサイタルで、ここまで会場が興奮する様は、なかなか見られるもんじゃあありません。虚礼ではなく心からの感謝がみなぎった熱い拍手でした。

クラシック音楽のなかで、とくにマイナーイメージのある室内楽曲。そのジャンルを深く愛する人たちが、少なくとも東京には相応人数が存在する、という、その事実だけでワタクシは嬉しくなってしまいます。

ありがとう、ウェールズ弦楽四重奏団の皆さま!ありがとう、金子平さん!

そして、永遠に弾き継がれるであろう名曲を残してくれた、モーツァルト殿、ベートーヴェン殿、ブラームス殿に、改めて感謝でございます。以上で、紀尾井ホールでのリサイタルの件はお終いっ。


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