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何時間、呑み会を続けられるか?錦糸町から浅草橋へ耐久呑みは続く・・・。 [宴会、呑み会]

前々回のブログ記事で「1日で日本酒1升(1.8リットル)を呑むぞ!」という、無意味かつ不健康なチャレンジの成功をご紹介しました。今回はそれに続く、酒にまつわるおバカチャレンジ第2弾であります。テーマは、

何時間、呑み会を続けられるか?

でございます。当然、ワタクシ一人だけでは出来ない話ですから、2名へ協力を求めました。

まずは職場のFさんに声をかけ快諾いただきました。語学マニアで、黒帯を持つ武道家、「呑む・食うならまかせておけ」の酒豪大食漢です。パートナーとして申し分ありません。ちなみにFさんは女性です、念のため。

もう1名は、これまた柔道の黒帯(有段者)。見るからに大酒呑みな若手S君(男性)。伸びしろを見込んでの参加依頼であります。

さて、おバカ、というより、大馬鹿3名は某日午後1時に墨田区のJR錦糸町(きんしちょう)駅に集合。向かうは錦糸町が世界に誇る(言い過ぎ?)24時間営業の中華料理「谷記」さん。谷記と書いて「くき」と読む。この読みが、すっと口から出れば、あなたも錦糸町ツウ、ってことで。

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見てください。店のガラスに貼られた「早朝宴会」の4文字。酒飲みのモチベーションが、いやがうえにも高まります。

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座敷で壁に貼られた様々なメニューを眺めつつ、酒と料理を矢継ぎ早に注文する3名でございます。

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酒豪Fさん(女性)と柔道S君(男性)のツーショット。開始から1時間後(14時)の時点で、まだまだフツーの様子です。

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ワタクシもマーボドーフを快調に摂取。呑むときは食わないとねえ。

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錦糸町の「谷記」さん、価格はリーズナブルで、オーダーすると素早く出る良い店であります。ただ、この日の中国人店員さんが、まだ日本語に慣れていない方でして、料理や酒について質問すると「??」状態で返され、当方は軽~いストレス状態。

うむむ、これは・・・と思ってたら、業を煮やした語学マニアFさんが、突然、流ちょうな中国語で店員さんに話しかけました。店員さん、一瞬びっくりしますが、すぐに笑顔になり、うなづいて返答してます。中国語の飛び交う展開に、ワタクシなんぞはきょとん。もちろん、店から撤収するまで、Fさんには通訳を担当いただきました。ありがとうございま~す。

ビールから、中華で定番の紹興酒へと移行し、嬉しそうなFさん。

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餃子も忘れてはいけません。三人前で600円だあ。

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柔道一直線のS君、余裕の笑顔と、太い二の腕で好感度アップ(?)。

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こんな調子で一軒目「谷記」さんでは、3時間呑み続けて撤収でございます。

たっぷりの食事と酒が体内に満ち、しょっぱなの店で打ち止め感がありますが、これで終わるわけにいきません。チャレンジはまだ続くのだ。

別の用件があるS君とはここでサヨナラ。あとは、ワタクシとFさんの二人旅です。2軒目の店は、詳細割愛しますが、なんと「ステーキ屋」であります。はらみステーキをはじめ、ヘヴィーな肉料理とワインを組み合わせます。ボトル数本を飲み干し、店を出たのは19時(チャレンジ開始から6時間後)。

中華→ステーキ、とくれば、仕上げは日本人らしく「居酒屋」でございましょう。場所を変えるぞ、と、ワタクシとFさんは、錦糸町駅からJR総武線に乗り浅草橋へと向かいます。ワタクシのいきつけの酒場「雪柳(ゆきやなぎ)」さんです。

ここでは常連さんたちを巻き込んでの、店内大盛り上がりでございました。きっかけは忘れたけど、店内中央にあるテーブルをどけ、Fさんによる武術指導が飛び出し、もはや呑み会か講習会かもわからんカオス状態。もちろん日本酒を飲みながら、ですよ。

Fさん、お店のご主人と奥様、そして居合わせた常連さんによる記念写真です。パチリ。

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3軒はしごして体内には、ビール、紹興酒、ワイン、日本酒の、MAXアルコール混合状態です。最後の「雪柳」さんを撤収したのが午後10時。ということで、ワタクシとFさんは、13時から22時まで「9時間」飲み続けたのであります。

お互いの健闘(?)をたたえながらのJR浅草橋駅ツーショット。酒豪Fさんはまだしも、ワタクシはレロレロ状態ですわ。

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チャレンジテーマ「何時間、呑み会を続けられるか?」は、「9時間」の実績をもって、終了であります!以上。


早朝の浦安市総合公園を散歩。海っていいねえ~とつぶやく日。 [日常]

シゴトが少し落ち着いて精神的に余裕が出たのか、日曜日の朝、ふと、

海を見たいぜ。

・・・と、1970年代フォークソングの歌詞のような気分になったのでした。

思いついたら即行動。朝6時、愛車ダイハツ・ムーヴに乗って、千葉県市川市の自宅を出発。お隣の街、ディズニーランドで有名な浦安市へ向かいます。約30分で東京湾に面した「浦安市総合公園」へ到着です。

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埋め立て地に造られた「新浦安」という街は、千葉県とは思えない(つうのも失礼ですが)おしゃれな街並み。その突端にあるのが浦安市総合公園です。陸側には凝ったデザインのホテルや、高層マンションが立ち並び、外国のリゾート地のよう。

しかしワタクシの興味は、あくまで「海」ですので、建築物になぞ見向きもせず、車を留めると、よいしょと公園を横断して東京湾へ・・・。

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うはあ、これはステキな景色であります(語彙貧困ですいません)。朝日と、雲と、海面の輝きが、なんとも言えないなあ。

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空が広いっていいなあ~。(小学生なみの感想・・・)

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海ってのは、なんにもないんだけど、その「なんにもない」のが魅力ですね。あっけらかんとした、だだっ広さがたまりませんな。

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早朝に海を眺めてニヤニヤする変なおっさんになりつつ、公園内を散策します。

すると。

どんな場所にもツッコミネタはあるものです。ほ~ら、この看板。

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うむむ、千葉県が「何かを言いたい」ようですけど、恥ずかしいのか、言いにくいのか、肝心な「言いたいこと」が余白になっている残念状態であります。用を為していない看板なんだから、はずせばよいのに、なぜ残す?

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そうか、ここは東京都ではなく「千葉県なんだぞ!」と、散歩する人に念押しアピールしてるんでしょう。

ちょっと悲しい気持ちになって、今日はこれでお終いっ!


男気な現場仕事と、宮崎県の旨い寿司。 [日常]

昨日(2016年10月21日)までの数日間、宮崎県の某プラントで、設備の立上げシゴトをやってました。10月半ばというのに真夏の暑さが到来です。寒いのはつらいけど、暑いのもかなり体にこたえますな。うぐぐ。。。

今回の現場は手ごたえ十分でした。それゆえ完遂時の充実感がハンパなかったです。なんたって日本人の意地と気概を見ましたもんね。こうゆうシゴトに関わると「エンジニア冥利に尽きる」とカッコつけたくなります。

14か月前に受注した本物件。特殊な電源装置で、モノ作りがまず大変。それにも増して、現地工期が短いのが大問題でした。2日間で既設の設備を撤去し、新製設備を搬入して、据付け・組み立てドッキング。配線接続後に、試験を行い運転を再開するシビアなもの。

といってもイメージわかないでしょうけど、ほら、ハリウッドのSF映画であるでしょう。宇宙船が、敵の攻撃を受けて大破。船長がいかにもエンジニアっぽい乗組員を呼びつけ「ジョン、何時間で修理できる?」「10時間はかかります、船長」「だめだ!3時間以内になんとかしろ!」「イエッサー!」・・・って、おいおい、最初の10時間の申告はなんだった?みたいな。

今回もそれに似たもんで、通常5日間かかる工事を、諸事情で「2日間でやれ」ってな展開に大騒ぎだったわけです。ハイ。

多くの作業員が現場に結集し、砂糖にむらがるアリのごとく構内をわさわさ動き回ります。トレーラーが行き来し、でっかいクレーンのアームがゴゴゴオと動きます。作業は夜中まで行われ、全員ヘトヘトになりつつも、さすがは日本人ですなあ。苦しいほどに「やったろうか!」と気合が入る。まさに男気でございます。

結果は前出のとおり、見事にオンスケジュール(予定工程どおり)でミッション完遂でございます。

われわれ電機設備チームは、20年来の気心知れたメンバー(設計者、組立員、試験員ほか)に、若手ニューフェイスが加わり、それが良い刺激になったか、チームワークが強固になった感じです。各人のスキルは高いし、技術的に妥協しない職人気質が素晴らしい。チームをまとめる立場のワタクシにとっては、本当にありがたい優秀なメンバーであります。

・・・おっと身内を褒めてどうするよ、と自分に突っ込んで仕事絡みの話はお終いです。

さて、現場シゴトの期間中、食事のほとんどが作業所でコンビニパンか弁当でした。しかし、ジョブ完了した最終日くらいは旨いものを食おう、と、地元の海鮮料理店へ行きました。

このお店、真ん中にでっかい生簀(いけす)があって、左が魚エリア、右が伊勢海老エリアに仕切られています。ヴィジュアル的にも「魚一押し」な風景です。

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生簀を囲むカウンターへ座り、泳ぐ魚を見ながら料理をいただきます。さて何を食べるか?と迷った子羊は、小市民的にセットの上寿司(2200円)を注文。東京だと、この金額じゃあたいした寿司が出ませんけど、九州の海の街は事情は違いますぜ。いやあ、マジに旨いっす。

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地方出張で、美味しい料理をリーズナブルな値段で食べるたび、いったい東京ってトコロはなんだろう?とアホらしくなりますね。不味いものを高価格で提供して許される日本で唯一の狂気エリアが、首都圏ですよね。それで住んでる人間は、自分は都会人でグルメだぜ、と悦に入ってます。まったくもって、バカにつける薬はありませんな。

このまま九州に住んじゃおうか、と冗談半分に思いつつ、すでに関東に戻っちゃったワタクシ。しかし、来週の東北出張の行先が、またぞろ海辺の街ですので、当然、寿司を食べますぜえ~。ふふふのふ。


日本酒一升呑みチャレンジのおかげで購入したブラームス、ピアノ協奏曲第2番の中古CD(ポリーニ、アバド、ウィーンフィル) [クラシック音楽]

趣味嗜好というものは、ひとそれぞれに違っていて良い、と思うのですが、世間には「周りで流行っているから」という基準に流される人たちがいるようですな。ホントに不思議。ま、他人のことなどどーでもよいか。

酒好きのワタクシ。趣味嗜好とはビミョーに違うかもしれませんけど、唐突に「日本酒一升(1.8リットル=10合)を、1日で呑むことができるであろうか?」というテーマが頭に浮かんだのであります。

30代の頃なら、一升くらい平気でいけるぜえ~と豪語できたワタクシ。しかし、いまや50代も半ばです。さすがに無理があるよなあ、と思うほど、実際に試さねばなるまい!と理系的な実験精神が頭をもたげるのであります。

10月某日。それを試すチャンス(?)が訪れたのであります(チャンスが訪れた、というよりは勝手に呑んだ、というべきか)。

横浜の桜木町で、昼に寿司を食いながら日本酒を3合、呑んだわけです。そこで勢いがつき、この調子なら10合くらい、いけるじゃん?と妙な意欲が沸きました。思い立ったが吉日。

河岸を変えようとJR京浜東北線で上野へと移動です。なぜ上野か、といえば、上野には昼間から酒を呑める店がいくつもあるため。駅から徒歩5分の焼き鳥屋でまずは日本酒2合。店を変え、海鮮系の酒場で日本酒を2合。

この時点で、3+2+2=「7合」を呑みほしたので、残るは3合か!うーん、ここからがキツイんだな。

さすがに上野では打ち止め感が漂っているので、京成線で千葉県市川市の八幡(やわた)へと移動します。最後は、行きつけの酒場でラスト3合を仕上げようという作戦です。

京成八幡駅に到着したのが16時。酒場開店の17時まで、1時間ほど時間をつぶさねばなりません。

すでに7合(1.2リットル)の日本酒を注入している脳と体に、この「間」は実につらい。困ったなあ、と思ったら、駅近くにいい感じの古本屋さんを見つけたわけです。とりあえず店内に入り、本棚を眺めて時間をつぶすだけのつもりが、酒の勢いとは恐ろしい、あっという間に古本7冊を購入しちゃいました(重いぞ!)。さらに中古CD5枚も購入。まことアルコールの力とはスゴイのう~。

さて、「1日で日本酒一升を呑むぞ」のチャンレンジは、その後、無事(?)に最後の酒場で3合を飲み干し達成しました、パチパチ・・・。いやはや、50代半ばのオッサンでも、頑張れば1日に1.8リットルの日本酒を呑めるなんてスゴイと思いますよ。って誰に何を自慢しているのやら・・・。

すいません。本題は酒ネタではなく、古本屋さんで購入したCDなのです。買った5枚はクラシック音楽で、そのなかの1枚に聴いてびっくりのブツがあったんです。これです。

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ブラームス ピアノ協奏曲第2番。ソリスト(ピアニスト)はポリーニさんで、指揮がクラウディオ・アバドさん。オケはウィーンフィルというトリプルA的な布陣であります。録音は1970年代ですね。

この録音の存在は知っておりましたが、ワタクシ、聴くのは初めてでした。

いやあ、これが素晴らしいんですな。ポリーニさんもアバドさんもお若い頃で、良い意味で「攻めまくって」いるわけです。後年のお二人の活躍(演奏)を知る耳からすると、え?そこまでやる?つうくらいにギンギンガンガンの鳴らしっぷり。ブラームスらしくない、とか、分かったフーにひとは批判するかもしれないが、このパワフル演奏に、胸がすく爽快感がありますね。いやあ、スッキリ!です。

こーゆーのを温故知新というのだろうか。

ちなみにポリーニさんと、アバドさんは同じ曲(ブラームスのピアノ協奏曲第2番)を後年、ベルリンフィルと再録しているんです。私が持っていたCDはそちらのほう。円熟の完成度といえば聞こえは良いが、前出のウィーンフィル盤を聴いちゃうと、やんちゃが無くって、プチつまらんなあ、と思うのであります。

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日本酒1升を呑むチャンレンジのおかげで、ツボにはまる中古CDを入手できました。酒の神様、ありがとうございます!と、いったい何を書きたかったか、わからんようになったところで、今日はお終いっ。ちゃおー。


富山県 高岡の旅。大仏さんと、プチ不気味な人形。そして氷見うどん。 [旅]

大学時代の友人&その配偶者と、毎年恒例の2泊3日の旅行へ行きました。参加メンバーは8人。今年の幹事カニオが選んだ旅行先は、石川県の金沢と和倉温泉であります。

メンバーたちと石川県旅行を終えてから、ワタクシだけもう一泊し、富山県の高岡市へ足をのばしました。

富山県高岡市は、漆器や、銅や錫(すず)で作った食器・酒器・工芸品が有名な歴史ある街。中心部には、どおーん、と、こんな方が鎮座しています。

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そうです。奈良、鎌倉とともに日本三大仏に数えられる「高岡大仏」でございます。

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均整がとれたお姿が素晴らしい。なんたって、お顔だちが良い。よーするに「イケメン大仏」なのであります。ありがたや~。

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大仏さんを堪能してから、江戸~明治時代の家屋が残るエリアへと足を運びます。歴史を感じさせるたたずまい。残念なのは古い家屋と、味気ない近代マンションが混在してて、少々、興がそがれること。とはいえ、旧家の贅を尽くした建築は堪能できますので、文句を言ってはいけません。

重要文化財の菅野家住宅(大火にあい明治33年に再建)は、海運業で財を成した豪商のご自宅建物で、内部が見学できます。さっそく入ってみました。

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一見すると地味ですが、屋久杉や黒檀などの希少材を惜しげもなく用い、欄間の装飾など細かいところに金をかけているところがスゴイです。とくに奥座敷の一方の壁を埋める巨大な仏壇。実用ではなく「飾り」とのことで驚異的に精緻な細工が施されています。仏壇というよりは、神社仏閣の精巧なミニチュアという体。いやはや、このこだわりには恐れ入りました。

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旧家の並ぶ通りをポテポテ散策していると、ちょっと趣向の違うレンガ造りの洋風建築に遭遇です。富山銀行さんが使用されている歴史建造物。うーん、なんとも渋いではないか。

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この向かいに、高岡のお祭りで活躍する山車(だし)を展示している施設があります。入ってみますと中央にどおーんと山車が設置されています。一見しただけで丁寧かつ繊細な作りが分かります。とくに車輪に施された精緻な金細工にウムム・・・と感心しちゃいました。お見事です。

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ひょうきんなのは山車の上で、太鼓をたたく、からくり人形のディスプレー。お顔がなんともビミョー。夜、夢に出てきて、うなされそうな面相であります。「エルム街の悪夢」のフレディかっ!

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こうして高岡の街をゆるゆると満喫したワタクシですけど、唐突に「昼飯」のハナシです。レンタカーを借りているので高岡からひとっ走りし、隣町の氷見(ひみ)へと移動。有名な「氷見うどん」の海津屋さんへ伺いました。

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うどん大好きなワタクシは、細めんを使った「天ざるうどん」を注文です(氷見うどんには、細麺と太麺の2種類があります)。ああ、幸せですなあ、氷見うどんを地元でいただく。旨い。細麺が良い。讃岐うどんのような太麺も食べごたえはあるけど、私は細麺の、たとえば「五島うどん」「稲庭うどん」「氷見うどん」がお気に入りなんであります。

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以上、雑駁な、富山県高岡の散策+氷見うどん堪能の報告でございます。楽しかった~。ちゃおー。


2016年、やっと本格的な、きのこシーズン到来であります! [きのこ]

千葉県市川市の自宅界隈を散歩しながら、きのこウオッチを続けるワタクシ、今年(2016年)は良いサイズの物件に巡り合えず、少々イライラしていたのです。

9月後半から雨続きだったためか、10月に入って、やっと納得できるキノコが出現し始めました。いったん出始めると、申し合わせたようにドカドカ発生するのが、きのこの不思議でございます。

では見つけたブツをご紹介しましょう。まずは自宅裏手、じゅん菜池(じゅんさいいけ)緑地の林で見つけた群生きのこ。どーん。

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毒のあるツキヨタケではなさそう。しかし当然、食べません。それにしても、このかさの大きさ、迫力十分ですなあ。

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次です。ワタクシ、このきのこを待っていたんです。欧米で「Death Angel(死の天使)」の異名で恐れられる猛毒きのこ、ドクツルタケ、であります。

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凛とした白いお姿。カサの張りといい、柄についているツバ(スカート状の部分)といい申し分ありません。いやはや、ドクツルタケは実に美しい。天使の名に恥じません。

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次も毒きのこですが、猛毒ではない(それゆえワタクシの食いつきも小さい)テングタケです。林でフツーに見かけるので希少感もありませんな。あ、失礼なことを言ってごめんね。

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ややや・・・あれは!?

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めったにお目にかかれない、猛毒フクロツルタケかと思いましたが、かさの感じから違う種類のよう。残念。

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次は、ワタクシが現住居に住んで6年間、初めてみたキノコです。柄の部分が妙にひょろ長く、一方で、かさの直径はかなり大きい。ボツボツ具合からするとオニタケの仲間か。なんとも頭でっかちなバランスの悪い姿であります。

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朽木表面に出現する「貼り付きタイプきのこ」(←私が勝手につけた呼び方)には、興味がかぎりなく低いです。しかし、今年はなかなか良い案件があったので、ついパチリと撮影しちゃいました。

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茶色の地に、白でくまどり。日本画のようで面白いじゃありませんか。

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カタツムリが、このきのこの上を這ってます。もしかして食べてる?カタツムリ君、くれぐれもマタンゴ化しないようにね・・・って絶対にありえんわな。

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以上、2016年、きのこウオッチ、やっと満足できるレベルに達した報告です。冬が来る前に、もっともっと大物に発生してほしいものですなあ。ちゃんちゃん。


1965年ノーベル物理学賞の受賞者、朝永振一郎博士の著作が素晴らしい、というハナシ [本]

今年(2016年)も日本人科学者がノーベル賞を受賞したそうですね。おめでたいことでございます。

さて、たまたまですけど、日本人二人目のノーベル賞受賞者(1965年)である朝永振一郎(ともなが しんいちろう)博士の著作を、ワタクシ、いま読んでいるのでした。

朝永振一郎(1906年生、1979年没)は京都大学出身。量子力学の分野において、理論構築に多大な貢献をされた方だそうです。リョーシリキガク、と聞いただけで、ギャッと叫んで逃げ出すワタクシごときが、朝永博士の偉大さを推し量るべくもありません。

asanaga3.jpgしかし、朝永博士は難解理論を並べるだけの学者でなく、若い人たちへ向け物理学を分かりやすく紹介・解説する(といっても、それなり難しいが)活動を続けていたのでした。

その著書がすごく面白いんです。たとえば「物理学とは何だろうか(上)(下)」という本。理科好きの高校生が、この本を読んだら物理学者を目指すだろうなあ、くらいの魅力的な内容なんです。

なんといっても朝永博士の文章が素晴らしいんですね。物理学の「美しさ」「完璧さ」に対する敬意にあふれ、読者と感動を共有しよう、というスタンスなんです。上から目線で「教える」姿勢ではありません。それゆえ親近感がわき、抵抗感なく文章に入り込めるんですよ。

一方、物理学の歴史的発見に関しては、顛末を、まるで小説のように書いてくださるので臨場感が抜群なのであります。

なんという卓越した筆力であろうか!

朝永博士と同じ京大出身、日本人ノーベル賞受賞者第1号(1949年)の湯川秀樹博士(1907年生、1981年没)も、物理学をひろく理解してもらおうと入門書を書かれています。知的かつ論理的で素晴らしいと思いますが、残念ながら、朝永博士のような「いっしょに感動しよう」という一体感には乏しい、教科書的な面があって、読み進むのに少々苦労いたしました。

下写真の左が湯川秀樹博士、右が朝永振一郎博士です。写真をみても湯川博士のいかにも研究者然とした様に比べ、朝永博士は気さくなご近所のオジサンという雰囲気ですね。

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朝永節にのめりこんだワタクシ、調子にのって、こんな本も読んでみました。

朝永振一郎著「量子力学と私」であります。

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うはあ。これはヤバいでしょう。量子力学なんざ手も足も出ないもん。無理あるだろう・・・と思うのは早計でございます。

あなた、驚いてはいけませんぞ。

タイトルにもなった「量子力学と私」は、20世紀前半の量子力学を総括しつつ、自らの研究を紹介する講演記録です。研究者向け講演会ですから、素人には内容はチンプンカンプン、全く理解できません。ところが!これが実に面白く、いたってスムースに「読み進める」ことができるんです。内容が理解できずとも、リズム感のある文章にグングン惹きつけられ、一気に読み終わりました。いやはや、恐るべき文章力であります。

朝永振一郎博士の著作にゾッコンのワタクシ。超ローカルに私のまわりを、朝永ブームが渦巻いているのであります。

ところで「量子力学と私」には、朝永博士のドイツ留学時(1938年から1939年)の日記が収録されています。この「滞独日記」があまりにツラい内容で、読むと苦しくなります。頑張って研究(理論計算)をしても、ことごとくうまくいかず、ほかの研究者の成果を見聞きしては、自分はなんてダメなんだ、と悶々とする日々。ノーベル賞をとるほどの優秀な頭脳でも、悩み、苦しみ、焦り、自己否定や絶望に陥る時代があるものか、と感慨深かったです。偉大な学術成果は簡単に出来上がるものでなく、煩悶や苦悩から生まれたってことですわね・・・はい。

以下、朝永振一郎博士の「滞独日記」より抜粋です。ううっ。切ない。

ゆううつ、計算がうまくいかない (1938年11月17日)

手紙をみて、なみだが出てきた (11月22日)

自分一人とりのこされて人々がみな進んでいくような気持がする (11月23日)

日記をかくのがおっくうになってきた。書けばとかく泣き言になるからだ (12月9日)

どうしてこうも意志薄弱なのだろうと、心があんたんとしてくる (1939年1月19日)

人間のもってうまれた気質というものが、結局は色々な後天的な気質をおしのけて人間の一生を支配するらしい。何となくいつでも失敗する人、何となくいつでも損する人、何となくいつでもうしろに引こんでいる人、何となく人にきらわれる人、などというのを見ていると、教育や境遇は、その人の職業や位置を決定するが、その中でのその人のありようを決定するものはただ生得のものだけであるように思われる (1月19日)

2月23日の計算、誤りなことを見出す。その間に1月たっているのだ。バカもこうなるとはなはだしい (3月30日)

こんなに計算に考えが左右される人間は、いっそ計算などやめる方がいいのかもしれない (4月3日)


札幌出張(9月28日~29日)での、うれしかったことと、悲しかったこと。 [日常]

2016年9月28日~29日は、札幌出張でした。わざわざ「2016年」と明記したのは、嬉しい出来事があったからです。

そう、日本ハム・ファイターズが堂々のパ・リーグ優勝を決めたのでございます。チームの本拠地である札幌へ出張中に、優勝とは嬉しい偶然ではありませんか!

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千葉県に在住するワタクシですが、出身地は北海道で、実家はいまも札幌にあります。ですからファイターズにはそれなりの思い入れがあります。

なんたって今回は、福岡を本拠地とするソフトバンクを大逆転しての快挙ですよ。ホークス・ファンには申し訳ないけど、シーズン半ばに優勝確実と誰もが思ったソフトBを、神がかり的快進撃で急追し、最大11.5ゲーム差をひっくり返すなんざあ、そうそう出来ることじゃございません。北海道民たちが狂喜するのも無理はありませんな。

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そうそう、大谷選手の二刀流について、評論家たちは「高校野球じゃあるまいし、ピッチャーとバッターの両立などナンセンス」と上から目線で批判してましたけど、外野の声に負けず、栗山監督が信念を貫いたことが素晴らしい。優勝試合では、大谷選手がマウンドに立ち一点差の完封勝利とは、話が出来すぎです。

ハナシは前後しますが、28日(優勝当日)は、ワタクシ早々に酒場を撤収して、宿泊先のビジネスホテルでTVの野球中継を拝見。優勝した瞬間にはヤッターーと叫びました。

一夜明けた翌朝、北海道ローカルのTV番組は、思ったとおりのお祭り騒ぎ。延々と優勝を報じていました。

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気分が良い朝だわあ、と、いつもの早朝散歩に出かけたワタクシ。

そこで、悲しいものを見ることになるとは・・・とほほ。

ベタではありますが、北海道大学の構内を散策であります。

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20年以上も、見ていなかったポプラ並木を眺めました。ま、こんな感じですわね(とくに感慨無し)。

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ポプラ並木に近い理学部の案内図を見ると「地球惑星科学部門 地球惑星第一支援室」という、ものすごい名称が目に入りました。まるで地球防衛隊ですなあ。

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ちょっと興味がわき、地球なんとか、がある理学部6号館へ行ってみました。お、立派な建物であります。

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そして、この建物の向かいにある看板(張り紙)を見て、ワタクシは、悲しい気持ちになったんです。捨て猫の飼い主へ、「連絡ください」と呼びかけるメッセージ看板ですね。

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猫顔を大胆に中央に配した、センスを感じるデザインです。

下部分の文章(飼い主への呼びかけ)が涙ものなんです。捨て猫(黒い子猫)が、このままだと飢え死にする可能性を示唆したうえで、「12月には凍死します」と末路をガッチリ断言して、インパクトがあります。

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看板にここまで書くと、かえって飼い主が名乗り出づらい気もしますけど。。。

いずれにしても、ネコ好きで単純頭のワタクシは、黒猫を捨てるなんてヒドイ、猫がかわいそうだあ、と悲しい気持ちになったのであります。しくしく。。。

こうして、2016年9月28日は地元ファイターズの優勝に歓喜し、29日は捨て猫のハナシでしんみりした、気分のアップダウンの激しい札幌出張でありました。ちゃんちゃん。