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ブルーノート東京(青山)でジャズライヴのあと、渋谷駅南口エリアの変貌に驚いた日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

昨日(2018年1月15日)は呑み仲間Oさんからお誘いいだき、青山の、ブルーノート東京へ久しぶりに行きました。ジャズのライヴを拝見するためです。最近のジャズ・シーンに疎いワタクシ、はじめてお名前を聴く若手アーチストでしたが、大満足でございました。

シンガー・ソングライターのジョーダン・ラカイさんのステージ。ヴォーカル、キーボード、ギターをこなす、センスあふれる才人と観ました。

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ラカイさんにベーシスト、ギタリスト、ドラマーが加わる4人バンド構成です。際立つのは、なんたってラカイさんの洗練されたクリーンな歌声でしたねえ。

ジャズ・ヴォーカリストって、なんと言えばよいのか、いわゆる「ささやき系」「つぶやき系」の歌唱タイプがけっこういて、ロック/ヘヴィメタルを愛するワタクシ、モヤモヤ感をぬぐえないことがあります。ラカイさんは、そーではなく、メロディをきちんと歌いきる(といういい方も変だけど)正統派。良い意味でポップスを歌ってもアリ!ですね。いっぽう、楽器隊は正統派ジャズというよりは、エレクトリック強調でクラブやフュージョンに近い。

そこで、ワタクシ、ラカイさんのライヴを、こう表現したい。

フュージョンをバックに歌うジョン・レジェンドだっ!

うーん、分かっていただけますでしょうか。

かえって分かりづらいわ!

という声が聞こえたところで、昨日のライヴのハナシはお終い。話は前後しますが、下写真は開演前のブルーノート東京の様子でございます。これが、日本におけるジャズ・ライヴのメインスポットなんですね。

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さて終演後。Oさんとタクシーで渋谷へ移動。渋谷駅界隈で、地味で若者の少ない(だから私が愛する)駅南口側のエリアへと向かいます。

さて、皆さん。

関東ローカルなハナシで恐縮ですが、ワタクシは驚いたのであります。渋谷駅南口で「モヤイ像」につぐ象徴的存在だった「東急プラザ」のビルが、なんと跡形もなく消えうせ更地になっている!ここ数年、渋谷といえばNHK側(ハチ公→109→NHK)ばかりだったワタクシ。こんな状況になっているとは、まったく知りませんでした。

調べによると、道玄坂エリア再開発と称し、東急プラザが壊され、跡地に2019年度、地上18階、地下4階の新築ビルが建つという。1階はバスターミナルになるらしい。開発機構のHPから完成時イラストを転載します。

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うーん、都市の変貌、恐るべしです。タクシーを下車した我々は、東急プラザ跡の更地を横目に、中央街(←死語ですかね?)の坂を100メートルほどのぼり、ヒトがまばらになったところで酒場へと入店。山形の日本酒、十四代を呑みつつ、お店イチ押し「アジフライ」を堪能しました。ジャズとアジ、語呂がいいね。最高の一日でしたよ。はいっ!

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ロックの殿堂、日本語サイトの呆れた誤字にバカ受けしたNさんとワタクシ。 [ジャズ、ロック、ポップス]

世の中には膨大な数の書籍、書類、WEBサイト、広告、看板等が氾濫してるので、「誤字」「誤植」は不可避に発生します。仕方ないね、と思う一方、「おい、そりゃないだろ!」とツッコミ(+多少の怒り)が頭をもたげる事案もあります。

かなり昔のこと。新聞の映画広告をみて、プッと吹き出しました。「ホラー映画」と書くべきところを、「ホーラ映画」と誤記されていて、それが正しいなら、悪霊たちが「ホーラ、ホーラ、どうするんだい?」と主人公を追い回すストーリーと予想され、そりゃあメチャ怖い。ホーラ、ホーラ、想像してごらん?もし監督がスタンリー・キューブリックだったら誤記した担当者はオノで殺されていたでしょう。ひええ、まじ怖いぜ。

いま思い出したんですが、つげ義春さんのシュールな名作「ねじ式」。一コマ目の「メメクラゲ」という文字は実はミス・・・というのは有名なハナシ。つげさんが「××クラゲ」と書いたのを、編集者が「メメクラゲ」と勘違いした結果だという。ただし、その間違いゆえ、作品の世界観に、さらに奥行きが加わったわけです。ヒョウタンから駒、の珍しい事例。

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さて12月某日。職場の昼休み、隣のフロアにいるロック好きNさんが、ニヤニヤしながらワタクシの横にやってきて、スマホでこのサイトを見せてくれたのです。

ロックの殿堂の日本語サイト。そのなかに「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」の紹介ページがあるのです。

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Nさんは、サイト内に、誤字を見つけたそうで・・・。赤線をひいた箇所。

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正確にはここです。

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私もロック・アーチストをすべて知っているわけじゃないので、一瞬、きょとんでしたが、すぐにNさんの指摘を理解しました。とんだ誤字ですぜ、なんたる体たらくだっ!

テディ・リーじゃなく、ゲディ・リーだろがあっ!(下写真の右の方)

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うぐぐぐ・・・サイトを作った(文字を打ち込んだ)ヒトは、ロックを分かっているのか?Rushのゲディ・リーを知らない・・・さすがにそれは無いよな。容姿と歌声からNさんとワタクシが「魔女」と呼んでいる(ご本人は男性です)カナダの大御所ですよ。日本で言えば桑田佳祐さん。小田和正さん。北島三郎さん。村田英雄さん。いや、藤山一郎さん・・・って、そんな齢じゃないか。

万が一、こっちが間違ってちゃいけないので、ローリング・ストーンズ誌の英語サイトをチェックしました。当たり前のように、Geddy Lee、と「正しく」記載されていますな。

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いや念には念を入れましょう。1960年代に「Mona Lisa」を歌ったテディ・リーさんが、現在のゲディ・リーさんと同一人物の可能性は・・・ありえんだろうがっ!(でも微妙に似ているのが怖い。ホーラ、ホーラ)

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まあ、ロックの殿堂入りしたのは、YES、であって、ゲディさんはステージ参加したゲストですもんね。メインではないアーチストなら名前くらい間違ってもいいや!という割り切りでしょうかね(ちなみに同じ2017年にパール・ジャムも殿堂入りですよ?それって信じられます?)。

じゃあ、テディ・リーという表記をやめて「魔女」と書くのはどうか。てことは、Roundaboutを、ジョン・アンダーソンと共作した元YESのスティーブ・ハウさんは「ミイラ」かよっ!こらっ。

いっそのこと、ロックの殿堂、も「ロッコの電動(Six Electric Operations)」にしませんか?

いずれにしても、テディ、といえば、やっぱりこれでしょう。

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そんなオチかよ!と自分にツッコミをいれたところで今日はお終いっ!ご安全に!

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Uさんがドラムを叩くアマチュア・ロックバンドのライヴで、懐かしの80年代アメリカン・ロックにニンマリした日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

本日は、1枚の謎めいた写真からどうぞ。

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おお!この生物はいったい何?!・・・じゃなく、我が家の飼い猫もこ(推定20歳)の前に置かれた木の棒。そこに注目ください。手にとるとこんな感じ。

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音楽好きの方はお分かりですね。指揮者がコンサートで使う指揮棒です!・・・じゃなくって(ボケがしつこいな)、ドラムのスティックであります。

ドラムを叩かない(叩けない)ワタクシの手元に、なぜ、こんなものがあるのか?理由はワタクシが、ついさきほどアマチュア・ロックバンドのライヴに行ったからです。千葉市蘇我(そが)のフェスティバル・ウォーク2階で、バンドイベントが開催されてるんですな(2017年12月16日、17日)。

職場のUさんが「Feel So Nice」というアマチュア・ロックバンドでドラムスを担当しており、16時からライヴとの情報をいただき、ワタクシ、愛車ダイハツムーヴで現地に向かった次第。

本日は、5つか6つのバンドが登場です。各バンドの持ち時間は30分。で、以下が「Feel So Nice」のステージ・パフォーマンス。ドドーン!って写真じゃあ、肝心の音楽は伝わりませんね。

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まず、感想を申しますと、いやあ、良かったわあ~!

ワタクシもロックとヘヴィメタル好きで、学生時代にバンド(楽器はベース、ただし下手)をやってたので、他のバンドの演奏に対してはシビアであります。「Feel So Nice」はテクニックがモノスゴイとは申しませんけど、ロック愛が前面(全面)に表出してる点が素晴らしい!そこが一番大切だもんなあ。

そう、世間にはアマチュアながら、プロレベルの凄腕バンドがいます。でも私はそんな演奏技巧までアマチュアに求めやしない(上手いに越したことはないが)。期待ポイントは、音楽をココロから愛する気持ちと、心意気でございます。おお、カッコいいこと言ったぜえ、オレ。

そして、「Feel So Nice」がコピーする音楽(楽曲)がワタクシの世代にはたまらない、80年代アメリカン・ロックなのです。アメリカ国旗を、臆面もなくステージ前に掲げる潔さを観よ。ツボにはまりすぎだっ。

冒頭一曲目からしてTOTO「White Sister」ですぜ。ワタクシも学生時代にコピーした曲。間奏の下から上へ駆けあがるベースラインがたまらん!Uさんのドラムも絶好調、タイコとシンバルをガンガン叩いております(←なんという即物的な表現・・・)。

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その後、順不同ですがNight Ranger 「When you close your eyes」、Bon Jovi 「Born to be my baby」「Runway」。後半、うへええ!と嬉しい声が出たのはUFO「Doctor Doctor」でございます。

あれえ?UFOって、アメリカじゃなくドイツのバンドじゃん?つうベタな混乱は、ヴォーカルのフィル・モグより、のちに「神」と呼ばれるギタリスト、マイケル・シェンカーのほうがワタクシにとってのUFOだからでしょう。ちなみにUFOは、ドイツでもアメリカでもなくイギリスのバンドでした、ちゃんちゃん(帰宅後、念のためネットで確認。Wikiにそう書いてた)。

さて、ドラマーのUさんがコージー・パウエルにも負けない頑張りをみせようと、フロントに立つシンガーとギタリストが目立つのがロックバンドの切ない現実。少々ぽっちゃりしたスティーヴ・ヴァイといった渋い容姿のギタリストさんが、ドラマーUさんの雄姿を覆い隠しております。

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あっという間に、持ち時間30分を演奏しきった「Feel So nice」の面々。

終演後、ワタクシを見つけたUさんが使っていたスティックをワタクシに投げてくれました。(ちなみに55歳のワタクシはスタンディングではなく、会場後ろの椅子で座って鑑賞)。以上が、ワタクシが、ドラム・スティックを保有している顛末で、冒頭写真の説明でございますっ。

おや?もこがスティックの先端に、すんすんしています。寝てるわけではありません。においの確認中ですな。

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ここで蛇足ですが、本日のライヴのハナシにちょっとだけ戻ります。「Feel So Nice」のステージは、曲紹介→演奏→曲紹介→演奏→メンバー紹介・・・という流れでサクサク進行し、実に気持ちが良かったです。
いっぽう「Feel So Nice」の前に演奏した陰陽座のコピーバンドは、演奏は優れていますが、楽曲と楽曲のあいまの拙いMCがイカンと思いました。ほどほどにしたほうが良いと思う。プロバンドの真似、と言えばそれまでだけど、とってつけたような世間話、内輪受けネタを、間延びした、しどろもどろのしゃべりで挿入し、結果、バンドの持ち時間(30分)をオーバーして、あとのバンドに迷惑をかけている。これって、あまりにも傲慢ではないか。ワンマンショウでもあるまいし、与えられた時間の中で、しっかりと構成を練ってくるべきでしょう。
そもそも聴衆は小学生じゃないわけで、MCするなら要点をしゃべれば良いのである。友人の結婚披露宴で、急に指名されて話すわけでもなし、内容は事前に整理してきてほしいね。要するに、準備がなってないと思う。
バンドのライヴで散見される、(一部の)バンドの、こうゆうダメな点は、40年前(私がバンドをやってた頃)と変わっていないんだなあ、とマイナス感動しました。まあ、それを諾々と受け入れる聴衆にも問題ありか?
おっと余計なハナシが長くなりました、失礼。今日はこの辺で!80年代ロックは永遠だあっ!(←やっぱ、これは言いたいでしょ)

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ACCEPTのニューアルバム「The Rise of Chaos」は、良い意味でのワンクッション? [ジャズ、ロック、ポップス]

♪ 良い子の住んでる良い街は~、♪ 楽しい楽しいメタル街~ ♪

・・・というわけで、ヘヴィメタル大好きの皆さま、元気に日々、頭を振っておりますでしょうか。

HR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)に関心の無い方は、これ以降を読んでも、何のこっちゃ?と虚しくなるだけですので、ここでお別れとなりましょう。チャオー。

さて、本日のテーマは、ドイツの大御所鋼鉄バンドACCEPTのニューアルバム(日本発売は2017年8月)であります。

タイトルは「The Rise of Chaos」。混沌とする現世界を、ジャケットイラストがしっかり表現しております。丁寧なアートワークに嬉しくなりますね。

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バンドの歴史紹介みたいでナンですが、ACCEPTといえば、黄金期の1980年代を支えた唯一無二のシンガー、ウド(鈴木さんではない)が脱退してからは、言い方は悪いが「泣かず飛ばず」の過去バンドに堕しておりました。それが10年ほど前、マーク・トーニロさんというACCEPTで歌うために生まれてきたような御仁が、(私からすれば)突如、バンドに加入され、それ以来、目を見張る快進撃を続けておりますね。うーん、うまく話をまとめたぜ。

復活ACCEPTは、2014年までに3枚のアルバムを発表。そのどれもが震えるくらい、往年のACCEPTを彷彿とさせる名盤でした。成功のカギはACCEPTたる特徴を完璧に備えていたこと、つまり、シンガーの絞り出すような塩辛声、軍隊調の武骨かつパワーあふれる楽曲、サビの地鳴りコーラス、そしてウルフ・ホフマンさんの強力なリードギター。

新メンバーによる3枚目のアルバム、2014年発表の前作「Blind Rage」は、復活ACCEPTの頂点をなす快作で、本国ドイツのアルバムチャートで(ヘヴィメタル部門ではなく、総合で!)、ACCEPTが初の一位を獲得する大快挙まで成し遂げています。ちなみに、ドイツのアルバムチャートで、自国のヘヴィメタルバンドが1位を獲得した例はSCCOPIONS、RAMMSTEIN、POWERWOLF、しかなく、ドイツが世界に誇る至宝 BLIND GURDIANでさえも最高位が2位だという。

ま、そんな能書きは良いとして、こうした下地のなかで、いやがうえにも期待が高まったACCEPTのニューアルバムであります。

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2017年の最新アルバム「The Rise of Chaos」は、どーであったか!?ここからは、ワタクシの極私的コメントとなりますので、ご配慮よろしくう~。

まず、当ディスクの一番の素晴らしい点は、皮肉でもなんでもなくトータル・プレイングタイムが約46分という「短さ」です。今どきのロックアルバムって1枚で70分とかザラにあります。ディスク収納可能な80分強までみっちり詰めたツワモノさえありますが、ナンセンスだと思う。ヘヴィメタルはクラシック音楽ではありません。60分を超えるアルバムは長すぎで、聴き手の集中力が続きません。「The Rise of Chaos」のように、4分前後の厳選した10曲でトータル46分、どうやっ!という方向は、立派な見識であり、潔さに好感が持てます。

内容以外から言っちゃいましたけど、本作の感想、いってみましょう。ずばり「期待を裏切らないACCEPTらしいアルバム」です。収録曲の安定感は抜群ですよ。どのトラックから聴き始めても、ACCEPTを堪能できる作品と言えましょう。復活ACCEPTは(ドラマーとセカンドギタリストが交代したとはいえ)、早いものでこれが通算4枚目のアルバムですからね、さすがにこなれとる!というか、余裕すら漂ってますもんね。

ただし、得るものがあれば失うものもあるのが世の常です。おしなべて、どの曲もキャッチーで、比較的メロディアスにまとまっている結果、アルバム全体のメリハリは薄れていますね。たとえばです、ないものねだりと知りつつ言えば、名盤「METAL HEART」のように、冒頭1曲目に、エキセントリックな凝った展開の曲(前奏がクラシック音楽、そこから強烈リフへなだれこむ)を置く手もあったかな?なんて思ってしまう。

本作は、ちょいと安全運転、優等生的で、ACCEPTらしい(と私が思う)「粗削りで武骨」なテイストは、かなり後退していると言えますな。ま、それも好みの問題なんでしょうけどね。

ということで本作の特徴を列挙すれば、「各楽曲はキャッチーでACCEPTらしい良さがある」「結果、聴きやすい」「ただしアルバム全体のメリハリは弱め」「ゴリゴリ感は薄まった」といったところでしょう。

私が思うに、このアルバムは復活ACCEPTにとって、よい意味でのワンクッションですね。ニュートラルな内容ですから、ゆえに今後のACCEPTは、改めて80年代のゴリゴリ感に回帰するも良し、(あまり考えたくはないが)キャッチーにPOP化するも良し、といった「新たで真っさらなスタート地点」と思うわけであります。以上!

うは、今日は妙に分析チックになってしまった。

ヘヴィメタルの世界では、こーゆー分かったような解説・解読が一番嫌われるんだな~~。まあ、これも私のACCEPT愛の発露と受け止めていただき、どうかお許しください、旦那様~(卑屈かよ!)。

さあて、MANOWARのニューアルバム、そろそろ出ないかな・・・って、話のまとめは、そっちかよ!ちゃんちゃん。

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稀代のヴォーカリスト、クリス・コーネルさんが自殺とは・・・(2017年5月)。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2か月前の話題ですが、クリス・コーネル(Chris Cornell)さんが2017年5月18日に急死されたとのこと。享年52歳。自殺と報道されており、ウウッ、と唸ってしまった私です。

クリス・コーネルさんといえば、1980年代より活動を開始、お亡くなりになった時点でもバリバリ現役のヴォーカリストでした。サウンドガーデン、オーディオスレイヴ、そしてソロと大活躍され、サウンドガーデンではグラミー賞を獲ったし、トータルアルバムセールスはたぶん3000万枚をくだらないのではないか?

音楽好きのワタクシですが正直いえば、オルタナティブ・ロックやグランジ系はあまり好きではなく、OASISは全然ダメ、ニルヴァーナもほぼダメ、ソニック・ユースならぎりぎりアリ(というかジム・オルークさんだけが好き)という体たらく。そうなると、そっち系でのパイオニアとか伝説と評されるクリス・コーネルさんが苦手か?というと、そうではない。

なぜか、彼のことは大好きで、その理由は、楽曲もさることながら声質とクールな風貌のためでせう。

今回の死去報道で驚いたのはクリスさんが私より2歳、年下だったこと・・・って極私的な話ですいません。私が学生だった頃(1980年代前半)から活躍していた方なので、あちらのほうが年上(60歳過ぎ)と勝手に思い込んでました。

とにもかくにも、これだけの凄い才能とモチヴェーションを持ち、安定した人気を誇り、かつ30年以上、その音楽にブレがない「信念」を持つミュージシャンはそうそういない。QUEENだって、ジューダス・プリーストだって、ブラックサバスだってどこかでブレた。CHICAGOだって、デフ・レパードだって、スティーヴィ―・ワンダーだって、YESでさえもポップ化した。永遠に変わらない音楽をやっていそうなのはモーターヘッド(レミーさんは昨年死去)と、イギー・ポップ(←ステージ上で脱ぐことが?)というご時世でございます・・・あ、年配のアーチストばかり並べてすいません。

クリス・コーネルさんに話を戻します。ワタクシが愛するディスクは、なんたってもう2006年発表のソロアルバム「Carry On」です!ジャケ写真からしてカッコ良いではないか(クリスさん、当時41歳)。

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内省的で渋め楽曲が多く、そこがなんとも良い味。ただ、映画好きのワタクシは、アルバム収録曲のなかではこれが一推し。ダニエル・クレイグさんがボンドを演じた映画「007 カジノロワイヤル」の主題歌「You know My Name」でございます。うはあ、カッコいいねえ~。



いやあ、YouTubeに頼ってしまうと、勢いで他曲も貼り付けちゃうなあ。

バンド活動時ではサウンドガーデンより、オーディオスレーヴ時代が好きです。楽器隊のレイジ・アゲインスト・マシーンの面々もピッタリとはまってますもんね。ショートムーヴィー風「Show Me How to Live」でいこう。



そう、人気バンドと人気ヴォーカリストのコラボはこうでなくちゃね。アルターブリッジの皆さん、これですよ、これ!(別にCREEDやマイルス・ケネディさんを批判しているわけではありません、念のため)。

さて、オーディオスレーヴでは、「Like A Stone」なんかもいいねえ~。渋いねえ。


と、きりがないです。

悲しい話が続きますが、クリス・コーネルさんが5月に逝去(自殺)された2か月後、クリスさんの友人でもあるリンキン・パークのシンガー、チェスター・ベニントンさんが、7月、やはり自殺で亡くなりました。言葉がないとはこのことです。

ご冥福を、お祈りいたします

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進化形デスメタル、HEAVEN SHALL BURNのニューアルバム「ワンダラー」が、やはりスゴイ。 [ジャズ、ロック、ポップス]

ヘヴィメタル好きの皆さま、こんばんは。当ブログでメタルを取り上げるのは久しぶりです。最後に書いたネタは、たしかインぺリテリのアルバム「VENOM」じゃなかったか。メタル小僧たる私がこんな体たらくで、日本の未来はどうなるのだ!

と、おおげさな書き出しですいません。2016年もいよいよ年末を迎え、総括といってはナンですが、今年ワタクシが聴いた新作ヘヴィメタル・アルバムの、一番のお気に入りを紹介しようと、ま、そう思った次第です。

その作品(アルバム)とは、ずばり、これです。

ドイツのHEAVEN SHALL BURN、による「Wanderer (ワンダラー)」(9月16日発売)です。シューベルト好きの方はピンとくるとおり、ワンダラーとは「さすらい人」のこと。ちょいとばかり、ヨーロッパ文学の匂いのするタイトルで、かっこいいネ。そしてCDジャケットの美しいこと!そびえる山がシンメトリカルに水面に映っているイラストで、山の存在感と、濃青色の空と水のインパクト。なんというセンスであろう!

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ヘヴィメタルバンドのアルバムって、絶望的にダサいCDジャケットがわんさかあります(アイアン・メイデンはその代表格か)。それらと比較すると、HEAVEN SHALL BURNの芸術的アートワークは突出して素晴らしいですね。

そうだった、前アルバム「VETO」に関して2013年に当ブログで取り上げてました(その記事は→クリック)。前作のジャケットにはジョン・コリアの名画「ゴダイヴァ夫人」が使われており、実に美しかった!

おっといけない。ジャケット話をしている場合ではなかった。CDの中身(音楽)について書きます。

個人的に「新進気鋭バンド」のイメージがあったHEAVEN SHALL BURN、ですが、調べると結成して20年目だそうです。もはやベテランの領域ですね。アルバム「Wanderer」を一聴し、練り上げられた楽曲構成、芯のとおった内容に20年間の自信を感じて、おお!と唸りました。キッチリ作りこまれた作品、大好きなんです。ただ、3年前の前作「VETO」の完成度があまりにも高かったため、今回は仰天までには至らず「ま、彼らならこれくらいは・・・」と、想定内の安心、みたいな感想になりました。

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ところで、世間ではこのバンドをメタルコアに分類するようですが、年寄りの私にはメタルコアの定義がいまいち理解できません。ですから、「メロディック・デスメタルの進化形」と呼ばせていただきたい。その進化とは何か?「凶暴」「破壊」「死」というマイナス面ばかりを押し出す従来型デスメタルに対し、HEAVEN SHALL BURNは「創造」「洗練」という前向きテイストを盛ってくるんです。その辺のバランス感覚が、なんとも実にヨロシイのである。

ゴリゴリのデスメタル・ファンからすれば、軟弱バンドめ!とイラッとするでしょうが、私に言わせれば、わめいて騒ぐだけがメタルじゃないぜ、と反論したい(わめいて騒ぐバンドも大好きな私ですが)。HEAVEN SHALL BURN、のメロディ重視という方向性に、むしろ、おおいに期待しているのであります。

何を語っても言葉遊びになるので、ここでニューアルバムの収録曲「Passage of the crane」のオフィシャル・ミュージックビデオを添付します。MVも相変わらず渋い。人生哲学のテイストまで漂います。折り鶴を重要な素材にしてくれるとは、日本人としても嬉しいです。この手間のかけ方、バンドのステージ・パフォーマンスをだら流しする安っぽいMVばかりのバンドに見習わせたいもんです。ではでは。


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レコードコレクターズ AOR特集(2016年9月号)を読んで、へえ~とウムムを連発した日 [ジャズ、ロック、ポップス]

本題から逸れるハナシですけど、さきほどまで日本テレビで「24時間テレビ」なる恒例チャリティー番組をやっていたようです。

ようです、と推測っぽく書いたのは、ワタクシ、この番組を見てなかったから。見てもいない番組について書くのもナンですが、「24時間テレビ」は(たぶん)今回も、有名タレントに夜通し100kmくらい走らせ、苦しんでいる中継を軸にドラマ、ドキュメント、地方ロケなど絡めつつ、大団円は観客の待つ武道館へ疲弊しきったランナーがご登場、ワーワーパチパチ・・・という定番パターンだったんでしょう。たくさんの黄色Tシャツの方々が募金を集めたのでしょうね。

「よき動機から生まれた行いは、無条件に称賛されるべき」という理屈はわかるんですがね。

天邪鬼なワタクシ、どうも背中がざわざわします。スポーツ選手でもないタレントに、周到な準備はしているとはいえ過酷な100km走破という無理難題を与え、途中、苦しむ様子をみることで、どうして「勇気をもらう」だの「感動をもらう」といえるんでしょうね?私からすれば、ただ痛々しいだけ。「クソ暑いこの時期に、そんな無理をする理由ってなに?」と不思議でしかありません。企画した連中だけでなく、視聴者もサディストじゃん、と思ってしまう。

たぶん、①高いハードル(目標)を設定し、②乗り越える努力をする、③周囲の応援を受けてそれを達成する、という一連の流れに「感動」「勇気」「共感」「連帯」といったポジティブなものを見出す、予定調和の構図をなぞっているのでしょう。

それで「感動」できるんならさあ、口を割らない犯罪容疑者(←有名タレントか、スポーツ選手がいいね)に24時間、拷問を与え続ける様子をライブ中継しちゃあどうかね?逆さづりで水につけ、石を抱かせる、手の甲にたばこの火を押し付ける。それでも自白せずに頑張る姿に、視聴者はさぞかし「元気をもらえる」ことでしょうヨ。

さて本題です。

世間(の一部の方)が100km走破や、お涙頂戴ドラマに「ご立派な感動」をもらっていたその間、ワタクシ、ある音楽雑誌を読んで感動とまではいかずとも、ふ~ん、ウムムゥ、と感激してたんであります。その雑誌は、

レコードコレクターズ 2016年9月号。特集「黄金時代のAOR」。

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表紙写真は、高田純次さんのドアップだぜえ・・・じゃなく、ボズ・スキャッグスさんですね(このネタ、しつこかった?)。

70年代半ばから80年代半ばまでブームとなった「AOR」(Adult oriented Rock=大人向けのロック)の大特集であります。ああ、あれから40年も経ちますか(と、オヤジのワタクシは遠くをみつめる)。ブルッ、ときますなあ。

表紙のボズ御大から予想されるとおり、彼の名アルバム「シルク・ディグリーズ」(1976年)について、しっかりページを割いて解説をのせ、そこにボビー・コールドウエルさん、ベン・シドランさん、ネッド・ドヒニーさんネタもからめる、つう粋な計らい。

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圧巻は当時のAORレコード(CDじゃないよ)のジャケット写真付きのリスト+ミニ解説です。1頁に4アルバムを掲載し、それが42頁(!)。計168枚のアルバムですぜ。アル・ジャロウやCHICAGO、ドゥービー・ブラザース、リッキー・リー・ジョーンズって、AORかなあ?という疑問も持ちつつ眺めるだけで楽しいねえ。

TOTOは、ボズさんの「シルク・ディグリーズ」流れで登場するのは当然でござんしょう。渋めネタでは映画「ナッシュビル」で歌ってたキース・キャラダインさん(キル・ビルの弟の俳優、って説明はかえってややこしい)による1976年のアルバム「I’m Easy」。ジャケ写真の若きキースさんが、日本ハム・ファイターズの陽だいかんさんに激似であります。

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レオン・ラッセル、ピーター・アレン、ブライアン・エリオット、ポール・デイヴィス、カーラ・ボノフなんて30年以上、歌声どころか、お名前さえ聴いてませなんだ。懐かしいなあ!

個人的ツボはまりマキシマムは、スティーリー・ダンの作品。驚異の完成度を誇るアルバム「エイジャ」(1977年)と、地味ながら「ガウチョ」(1980年)でせう。

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その発展形たるドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」(1982年)は、それこそ穴のあくほど聴いたレコードです。この3枚を抜きにしてAORなし!(と断じつつ、スティーリー・ダンはAORかあ?と、ここでも微妙ではあるが。)

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そうそう、ジェイムス・テイラーさんのアルバム「JT」(1977年)も良かった。日本たばこが「JT」と名乗ったときは、マジにパクリかと思いましたよ。ジェイムスさん楽曲のギタースコアが、雑誌「新譜ジャーナル」(懐かしい!)に載ると、コピーに頑張ったもんですが結局、ワタクシのギターの腕ではモノになりませんでしたな。ビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」と、サイモン&ガーファンクルの「スカボロウ・フェア」で満足しておきましょう・・・って、なんの話だ?

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最後に。

レコードコレクターズ誌に、ニューアルバム紹介コーナーがあり、ここにポール・サイモンさん(1941年生まれ)の新譜「Stranger To Stranger」が取り上げられていました。

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へえ、と思ったのは、ポールさん、このアルバムを最後に、引退の意思を示しているんですね。(「まだ現役で活動していたのか!」とそっちに驚いたワタクシではありましたけど)。生まれて初めて買ったシングル・レコードが、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」だったワタクシ、この情報には、うーむ、と感慨深いものがございましたな。

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まあ、フィル・コリンズさんやスコーピオンズのように、「引退」と宣言しておきながら、数年後に「引退、やーめた」と撤回する例は枚挙にいとまがありません。ポール・サイモンさんは、アルバムセールスも順調らしいので(ビック・ネームですもんね)ライブは無理としても録音は続けてほしいものです。

と、とりとめなくなったところで、今日はお終いっ。AOR万歳!ちゃおー。


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あまりにマニアック!Supertramp(スーパートランプ)のベストアルバムに、うひゃあ。 [ジャズ、ロック、ポップス]

80年代ロックを愛する、呑み仲間Nさんが、「衝動的に、こんなCD買ったんですが聴きますぅ?」とカバンからとり出したブツをみて、ワタクシは、うわ~と引いちゃいました。かなりマニアックなバンドです。どーん。

スーパートランプ(Supertramp)のベストアルバムだあっ!

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・・・と、ワタクシが力んだところで、大半の方が「なんじゃあ、そりゃ?」とポカン状態でしょう。

1970年結成のイギリスのバンドでございます(←さっきWikipediaで確認したので間違いない)。プログレッシヴ・ロックにポップス要素をフレーバーした(というふれこみの)良く言えば「キャッチー」、悪く言えば「中途半端」な音楽を展開しておりました。

分かったようなフリをしたワタクシもスーパートランプというと、1979年のアルバム「ブレックファスト・イン・アメリカ」の、タイトル曲と「ロジカルソング」くらいしか記憶にありません。ここ30年以上、スーパートランプというバンド名さえ忘却の彼方に消えてたくらい。(その意味では、NさんはスゴイCDを持ってきてくれた!)

今回、37年ぶり(!)にスーパートランプの音楽を拝聴したわけです。

意外な印象を持ちました。プログレ要素が皆無と言わないまでも、YES、ピンクフロイド、キングクリムゾン、EL&P、といった王道を知った耳からすると、スーパートランプは、到底「プログレ」とは言い難く、むしろ、AORとポップスの融合、だと感じました。プログレというと、なんたって「無駄な超絶技巧のご披露」がないとねえ・・・。

YouTubeで調べたところ、おお、「ブレックファスト・イン・アメリカ」のライブ映像がありました。80年代にバンドを脱退したオリジナルシンガーのロジャー・ホジソンさんが歌ってます。てことは、最近の映像か?それにしても楽しそうじゃないか!

あれれ、いかん。

ワタクシが書きたかったのは、曲や演奏ではなかった。

書きたかったのは「手」の件です。

スーパートランプの最大のヒットは前述のアルバム「ブレックファスト・イン・アメリカ」(1979年)。そのアルバムのジャケットがこれ。結果的に、スーパートランプを象徴するデザインになっちゃったわけです。太ったウエイトレスのおばちゃんが、オレンジ系カクテルを掲げております。

スーパートランプ01.jpg

さて問題の手。おばちゃんは「右手」で飲み物を掲げています。

一方、Nさんから借りたベストアルバムでは、それが「左手」に変わっている。どーでもいい違いですが、なぜなんだ!、と本質とは関係ないツッコミなんでございました。ははは。

どーでも良いハナシついでに、この「手」のカタチですが、あ!あれに似てる、と思いついたのです。それが高村光太郎御大の彫刻です。画像処理で45度ほど傾けると、おお、まさに「スーパートランプ」ではないか!

スーパートランプ03.jpg

と、書き連ねるほど、自分は何をやっているんだ、と虚しくなるので、今日はこれでお終いっ。


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チック・コリア & 小曽根真による迫真のピアノ・デュオライブにブルブルっと震えた日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

5月7日(土)、神奈川県の、よこすか芸術劇場で、ジャズライブを満喫したのであります。ピアノ・デュオであります。

今回は、キッパリと胸をはって自慢しなくてはなりません。

主役を張る二人のピアニストが、チック・コリアさん(1941年生)と、小曽根真(おぞね まこと)さん(1961年生)なんですから。ともに世界で大活躍する天才音楽家であります。どうですか、これを自慢せずして、何を自慢すれば良いのだ、わはははは。

チックさんといえば言うまでもなくジャズ界のレジェンドです。名盤「Return to forever」(1972年)はいま聴いても涙もの。個人的にはエレクトリック・バンド時代(1980年代)が大好きです。Return to foreverのバンド名でリリースしたアルバム「ロマンティック・ウォリアー」も良かったなあ・・・などと、オッサン(私のこと)の思い出はつきません。

ジャズ好きの方は周知のように、チックさんと小曽根さんは師弟であり、20年以上前から共演を重ねるフレンドでもあります。一度は観たかった聴きたかったこの共演ライブ。やっと夢がかないました!

チックコリア小曽根.jpg

ジャズの感想はクラシックやロック以上に言葉にするのが難しく、情けないけど「素晴らしかったデス」としか言いようがなく、すいません・・・とはいえ、現場の模様を無理やり報告しますと:

ジャズの醍醐味であるインプロヴィゼーション(即興演奏)を極めたお二人ならではの、掛け合い・挑発が炸裂するスーパープレーの連続でございます。とはいえ、腕にまかせて弾きまくるお二人ではございません。洗練されセンスあふれる演奏が心地よく、これぞまさに、ため息もの、ってやつです。

前半はバルトーク(ハンガリーの作曲家)の楽曲などちょっとムズカシイ雰囲気で進行。「ノリ」よりも技巧を味わう感じですね(もちろん、演奏は素晴らしいです)。休憩をはさんで後半開始。いよいよお二人の本領発揮です。ジャズ魂が全開です。百戦錬磨のアーチストらしくキッチリ会場を盛り上げるのはさすが。やるなあ~。

スタンダード・ナンバー、ガーシュインの「Someone to watch over me」はとくに良かった!チックさんと小曽根さんの手にかかると、凡百ピアニストのロマンチック演奏とは一線を画した刺激的かつクリエーティヴな姿に生まれ変わりましたねえ。パチパチ

お二人の気さくなお人柄とユーモアあふれる語りも加わり、会場の雰囲気は終始、なごやかでした。チックさんの、ジーンズにヨレヨレのシャツという「近所のコンビニに買い物に出かけるオッサン風」の服装すら良いフレーバーになっておりました。

チック・コリアさんバンザイ!小曽根真さんバンザイ!そして、ジャズ、バンザイ!であります。

終演後、一緒にライブにいった青兄さんご夫妻と、横須賀中央駅(京急線)へ移動し、駅前で中華料理屋→和食居酒屋と展開しました。ライブで気分良いところに、酒が入ってすっかり酔っぱらったワタクシでした。わははは。

さて、今回の公演で勢いがついたワタクシ。1週間後、チック・コリアさんと小曽根さんが共演するクラシック・コンサートのほうも行っちゃいました~。NHK交響楽団の定期公演。演目はモーツアルトの「2台ピアノのための協奏曲」であります。こちらもスゴカッタ!クラシックコンサートではあまり見ない、かなりの観客が立ち上がって拍手喝采でございます。近々、その熱かったコンサートについても書きたいと思います。ではでは。


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Ms.OOJA カバーアルバム「The Hits ~No1 Song Covers~」にジーンとする日。  [ジャズ、ロック、ポップス]

3月は年度末。忙しいのは例年のお約束ですが、今年はちょいとヘヴィーであります。会社にいるのは週に1、2日程度。それも自席に座って2時間もすると、出張に出なければならない。バタバタして、忘れゴトも出てきます。風呂に入っているときに、未回答の問合せだのシゴトの日限が頭をよぎり、まったりできず、かえって疲れたりします。ぷはあ~。

そんな昨今、よく聴いてるをCDをご紹介。

Ms.OOJA(ミス・オオジャ)さんによる「The Hits ~No1 Song Covers~」であります。彼女の4枚目のカバーアルバムです。

OOJA1.jpg

冒頭1曲目の、中島みゆきさん「空と君とのあいだに」を聴いただけで、うはあ、これは良いぞお、と思ってしまう。

以前、クリス・ハートさんのアルバムでも書きましたが、ワタクシの考えるカバーアルバムの肝とは、シンガーのオリジナリティでもなければ凝ったアレンジでもありません。「この曲って、なんて良いんだろう!」と、素直に思わせること、この一点に尽きます。

Ms.OOJAさんの歌の上手さは当然として、声の素直さ、熱唱しすぎない節度、そして、適切なディクションが実に好ましいのであります。

ところで、日本という国は、なぜ、ディクション(歌唱発声)を重視しないんでしょうね?男性シンガーにありがちな、ささやくような歌い方、くぐもった発声、本人はカッコ良いと思っている(のであろう)巻き舌などなど、ウンザリしてしまいます。曲の聴かせどころで、言葉が聴き取れないのは本末転倒ではないか。文部省唱歌のように歌え、とは言いませんが、クリーンな発声というのは重要なものです。

ハナシを戻して、Ms.OOJAさんのアルバム。80年代~90年代の日本POPSのヒット曲連発に、懐かしさとともに、じわーんと感動があふれます。松田聖子さん「瞳はダイアモンド」、安全地帯「悲しみにさよなら」、岡本真夜さん「TOMORROW」、スピッツ「空も飛べるはず」・・・いやあ、嬉しいですなあ。

ということで、Ms.OOJAさんを聴きながら、来週もガンバルゾーと気合がはいったところで、今日はお終いっ。

Ms.OOJA 「The Hits ~No.1 Song Covers~」(2015年)

①空と君のあいだに(中島みゆき/94年) ②Winter, again(GLAY/99年)

③慟哭(工藤静香/93年) ④真夏の夜の夢(松任谷由実/93年)

⑤瞳はダイアモンド(松田聖子/83年)

⑥朝がまた来る(Dreams Come True /99年)

⑦悲しみにさよなら(安全地帯/85年)

⑧PIECE OF MY WISH(今井美樹/91年) ⑨TOMORROW(岡本真夜/95年)

⑩my graduation(SPEED/98年)、⑪いつまでも変わらぬ愛を(織田哲郎/92年)

⑫空も飛べるはず(スピッツ / 94年)


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