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ビートルズの「オー・ダーリン (Oh Darling)」から思い出したアナスタシヤちゃんに期待!のハナシ。 [ジャズ、ロック、ポップス]

昨日(2018年5月17日)の当ブログに、ビートルズ「Here comes the sun」を久しぶりにギターで弾いたという極私的デキゴトを書きました。記事途中、当時の日本企画のシングルレコード(以下)のジャケを貼り付けました。

で、このレコード。「Here comes the sun」と併録されている曲が、おや、「オー・ダーリン(Oh Darling)」であります。

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この文章を読んだだけで「オ~~ォ、ダ~~リン♪」と、曲冒頭のサビメロが口をついて出たアナタ。あなたは、ワタクシと同じ反応をした、ということで「オーダーリン仲間」に認定しましょう、ってどんな上から目線だよ。

さて、本題であります。ワタクシ、この楽曲タイトルをみて、「あ、そういえば・・・」と思い出したことがあるのです。

7,8年前のこと。ロシア(?)にめちゃ歌が上手い女の子(8歳くらい)がいて、彼女が「Oh darling」を熱唱する映像にビックリしたのであります。その後、彼女の消息を聞かないが気になる、てなわけでチャチャとネットで検索。

ファーストネームが、アナスタシア、だったはず・・・と検索するも、よくある名前らしくうまく引っ掛からない。一因は名前のつづりが、Anastasia、ではなく、Anastasiya、アナスタシヤだったから。ちなみに出身国はロシアではなくウクライナと判明です。

Anastasiya Petrykちゃんは2002年、オデッサ生まれ。現在15歳か16歳ですね。英語版Wikによれば、アルバムもリリースしており、「Oh Darling」のカバーも収録されてもよう。日本国内盤の発売はないようですが、シンガーとして活躍中とは嬉しいね。

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今度は、YouTubeで調べてみる。おお、さすがにいろいろ出てくる。ワタクシが食いついたステージ映像も発見!これですよ、これ。ビートルズファンには申し訳ないが本家ビートルズよりも、アナスタシヤちゃんの歌う「Oh Darling」がワタクシのツボにはまるのであります。

「14番目の月」は松任谷由美さんより、スピッツの草野さんの歌唱(カバーのほう)が良いと思うし、「逢いたくて逢いたく」は園まりさんより坂本冬美さんが好き、「One with the show」に至っては、モトリー・クルーのオリジナル(アルバム収録)は聴くに堪えず、この曲だけはわざわざクラッシュ・ケリーのカバーで聴くぜ・・・など、オリジナルシンガーより、カバーに心惹かれることはよくある。

という能書きは良いとして、当時8歳のアナスタシヤちゃんの歌う、オ~~ォ、ダ~~リン♪、のステージ映像を貼り付け、今日はお終いっ!パカー(←ロシア語の、じゃあね、です)



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音楽の嗜好は年齢とととも変わるんだなあ・・・という個人的なハナシ。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2018年5月。シゴトのバタバタが多少、緩和され、精神に余裕が出たので、休日は自宅オーディオ部屋でまったりクラシック音楽CDを聴きまくっております。

さて、人間(というか自分)の音楽嗜好は齢をとると変わるんだなあ、とつくづく思う・・・というハナシ。

昔は好きだったデス・メタル、今はほとんど聴けなくなりました。シンガーのグロウル(唸り声)だけでも、うへえ、と違和感を感じる。At the gateや、Heaven shall burnといったメロディック系デスなら、なんとか聴きとおせますが、ゴリゴリのデスは限界を超えてしまいます。

フィル・アンセルモさん、すいません!(←このくくりはパンテラのファンから叱られそうだ)。

まあナパーム・デスのヴォーカリストのバーニーさんは「ジャーニーが好き」だし、ヴァイオリニストの神尾真由子さんは「BAD RELISIONが好き」、ピアニストのアリス=紗良・オットさんは「五木ひろしが好き」だというから、人間の好みとはそもそも不可思議なんであります。

お、そういえば、こんなことがあった。

都内の某酒場に入ったら、店の片隅にアコースティック・ギターがあったのです。我々のほかには客がいなかったので、久しぶりに弾いてみっか!と、ワタクシ、そのギターを手に取り弦をチューニング。

楽譜のない状況で、とくに何も考えずにワタクシが弾き始めたのが、

ヒア・カムズ・ザ・サン

そのあとに、

ブラック・バード

そのあとが、

イエスタデイ

なんであります。我にかえったワタクシ、おいっ!と自分にツッコミを入れちゃいました。なぜなら、

ワタクシ、ビートルズのことを全然好きではない、からです。

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だからロキシー・ミュージックは・・・話がややこしくなるのでやめましょう。いずれにしても、好きでもないビートルズ楽曲をなぜ弾いたのか?中学生のときギター教本にこれらの曲が掲載されてて、さんざん練習したから、が素直な理由だけど、ならば、

サイモン&ガーファンクル「スカボロー・フェア」、レッド・ツェッペリン「天国への階段」、イーグルス「ホテル・カリフォルニア」で良いはず。かぐや姫の「赤ちょうちん」、風の「22才の別れ」でもいいぞ。

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アコースティック・ギターで演奏すると恥ずかしいデイープ・パープル「スモーク・オン・ザ・ウォーター」はどうだあ。フランク・ザッパさん、ご安全に・・・とリッチーも思ったでしょう(ああ、ハナシがややこしい)。

よーするに、ワタクシが言いたいことは、最近(今月)になって、

お、ビートルズって、なかなか良いじゃん

と薄く感じる、という自慢(?)なのです。件の酒場から帰宅したワタクシは、CD棚からビートルズのアルバム(一応、持っている)を引っ張り出し、名曲「レット・イット・ビー」をポールといっしょに合唱した次第であります。

あれ?今日はこんなことを書きたかったのか?ま、いいか。

ちなみに家の者は最近、ベン・フォールズにご執心で、クルマのなかで20年前の「ベン・フォールズ・ファイヴ」のアルバムを聴きまくっております。アイ~ム・ソ~リー・ミスター・ジョーンズ~♪、などと歌っております。いまからアンジェラ・アキをめざすのでは、と心配しております。ブルース・スプリングスティーンや、セリーヌ・ディオンじゃないだけ良いか。酒を呑みまくって声をつぶして憂歌団や、トム・ウエイツを歌うのはどうよ?・・・って、いったい何の話だよ。

さてワタクシは、週末、吉幾三さんのCDを車中で聴きながらホームセンターへ向かうこととしましょう。ちゃんちゃんちゃん。

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HALESTORM、Nightwish・・・女性ヴォーカルのハードロック/ヘヴィメタルに痺れる日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2018年3月。そうだ、3月といえば確定申告・・・と前回記事のネタを繰り返してはいけません。

つうか、前回(3月3日付け→記事はここ)、ワタクシは、確定申告の件などではなく、ハードロックについて書こうとしていたのでした。あまりのテーマの違い。オレ、完全にアホじゃんか。

本来書きたかったネタは、確定申告書類を作りながら久しぶりに聴いた、

ハードロック/ヘヴィメタルのバンドが、めちゃくちゃ良かった!

という件であります。

なんとなーく、この日、女性ヴォーカリストのバンドによるCDを棚から引っ張り出したのでした。聴いたワタクシは唸った。そのバンドが好きだから買ったCD(2015年発売)だけど、改めて聴き、うおお、こんなにも素晴らしかったか!と感動アゲインなんであります。

1998年結成のアメリカのハードロックバンド、HALESTORM(ヘイル・ストーム)です。バンドのフロント・ウーマン、リジー・ヘイルさん(32歳)の歌声が、ものすごいインパクトなのである。

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13歳でバンド結成、20年間歌っているだけあって(年数は関係ないけどね)、歌にこもるエモーションがハンパないのであります。ハードロックというと、ややもすると勢いで騒ぎたてるヴォーカル・スタイルの多い中、リジーさんの一曲一曲への情感に、ブル――ッと痺れてしまうのであった。

現時点での最新アルバム「Into The Wild Life」(2015年)は、過去2作と比べ「勢いが落ちた」とケチをつけるリスナーもいるようだが、ワタクシのフェイバリットなのである。

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ハードロックに疎い御仁も、下に掲げるパワー・バラード「Dear Daughter」(2015年)を聴けば、HALESTORMの、つうか、リジー・ヘイルさんの素晴らしさに開眼するのでないでせうか。



似たタイプの曲ですが「Break In」(2012年)も大変にヨロシイ。



というわけで、HALESTORMのニューアルバムが、早く発売されないかな~と心待ちにしているワタクシなのであります。

ここで急に別のバンドのハナシです。

HALESTORMとの共通点は女性シンガーを擁する点だけで、音楽もステージスタイルも違いますが、北欧が世界に誇るヘヴィメタルバンド、Nightwish(ナイト・ウィッシュ)であります。このバンドを世界的に有名にしたヴォーカルの、ターヤ・トゥルネンさんは、ずいぶん昔(10年以上前?)にバンドから解雇されましたけど、私はターヤさんの時代が一番好きですね。こちらは2002年発売のアルバム「Century Child」。まさにバンドが昇り調子だったときの作品です。

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ヘヴィメタルに「オペラ声」を持ち込んだことで、バッシングも多かった(らしい)ですが、バンドの世界観と相まって実にしっくりくるのです。その後に登場する、EPICAなどのバンドは、Nightwishがいなければ生まれなかったでしょうねえ。というわけで、Nightwishによる、ミュージカル「オペラ座の怪人」のメインテーマの動画をくっつけて、今日の記事はお終いっ!です。



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ブルーノート東京(青山)でジャズライヴのあと、渋谷駅南口エリアの変貌に驚いた日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

昨日(2018年1月15日)は呑み仲間Oさんからお誘いいだき、青山の、ブルーノート東京へ久しぶりに行きました。ジャズのライヴを拝見するためです。最近のジャズ・シーンに疎いワタクシ、はじめてお名前を聴く若手アーチストでしたが、大満足でございました。

シンガー・ソングライターのジョーダン・ラカイさんのステージ。ヴォーカル、キーボード、ギターをこなす、センスあふれる才人と観ました。

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ラカイさんにベーシスト、ギタリスト、ドラマーが加わる4人バンド構成です。際立つのは、なんたってラカイさんの洗練されたクリーンな歌声でしたねえ。

ジャズ・ヴォーカリストって、なんと言えばよいのか、いわゆる「ささやき系」「つぶやき系」の歌唱タイプがけっこういて、ロック/ヘヴィメタルを愛するワタクシ、モヤモヤ感をぬぐえないことがあります。ラカイさんは、そーではなく、メロディをきちんと歌いきる(といういい方も変だけど)正統派。良い意味でポップスを歌ってもアリ!ですね。いっぽう、楽器隊は正統派ジャズというよりは、エレクトリック強調でクラブやフュージョンに近い。

そこで、ワタクシ、ラカイさんのライヴを、こう表現したい。

フュージョンをバックに歌うジョン・レジェンドだっ!

うーん、分かっていただけますでしょうか。

かえって分かりづらいわ!

という声が聞こえたところで、昨日のライヴのハナシはお終い。話は前後しますが、下写真は開演前のブルーノート東京の様子でございます。これが、日本におけるジャズ・ライヴのメインスポットなんですね。

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さて終演後。Oさんとタクシーで渋谷へ移動。渋谷駅界隈で、地味で若者の少ない(だから私が愛する)駅南口側のエリアへと向かいます。

さて、皆さん。

関東ローカルなハナシで恐縮ですが、ワタクシは驚いたのであります。渋谷駅南口で「モヤイ像」につぐ象徴的存在だった「東急プラザ」のビルが、なんと跡形もなく消えうせ更地になっている!ここ数年、渋谷といえばNHK側(ハチ公→109→NHK)ばかりだったワタクシ。こんな状況になっているとは、まったく知りませんでした。

調べによると、道玄坂エリア再開発と称し、東急プラザが壊され、跡地に2019年度、地上18階、地下4階の新築ビルが建つという。1階はバスターミナルになるらしい。開発機構のHPから完成時イラストを転載します。

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うーん、都市の変貌、恐るべしです。タクシーを下車した我々は、東急プラザ跡の更地を横目に、中央街(←死語ですかね?)の坂を100メートルほどのぼり、ヒトがまばらになったところで酒場へと入店。山形の日本酒、十四代を呑みつつ、お店イチ押し「アジフライ」を堪能しました。ジャズとアジ、語呂がいいね。最高の一日でしたよ。はいっ!

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ロックの殿堂、日本語サイトの呆れた誤字にバカ受けしたNさんとワタクシ。 [ジャズ、ロック、ポップス]

世の中には膨大な数の書籍、書類、WEBサイト、広告、看板等が氾濫してるので、「誤字」「誤植」は不可避に発生します。仕方ないね、と思う一方、「おい、そりゃないだろ!」とツッコミ(+多少の怒り)が頭をもたげる事案もあります。

かなり昔のこと。新聞の映画広告をみて、プッと吹き出しました。「ホラー映画」と書くべきところを、「ホーラ映画」と誤記されていて、それが正しいなら、悪霊たちが「ホーラ、ホーラ、どうするんだい?」と主人公を追い回すストーリーと予想され、そりゃあメチャ怖い。ホーラ、ホーラ、想像してごらん?もし監督がスタンリー・キューブリックだったら誤記した担当者はオノで殺されていたでしょう。ひええ、まじ怖いぜ。

いま思い出したんですが、つげ義春さんのシュールな名作「ねじ式」。一コマ目の「メメクラゲ」という文字は実はミス・・・というのは有名なハナシ。つげさんが「××クラゲ」と書いたのを、編集者が「メメクラゲ」と勘違いした結果だという。ただし、その間違いゆえ、作品の世界観に、さらに奥行きが加わったわけです。ヒョウタンから駒、の珍しい事例。

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さて12月某日。職場の昼休み、隣のフロアにいるロック好きNさんが、ニヤニヤしながらワタクシの横にやってきて、スマホでこのサイトを見せてくれたのです。

ロックの殿堂の日本語サイト。そのなかに「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」の紹介ページがあるのです。

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Nさんは、サイト内に、誤字を見つけたそうで・・・。赤線をひいた箇所。

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正確にはここです。

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私もロック・アーチストをすべて知っているわけじゃないので、一瞬、きょとんでしたが、すぐにNさんの指摘を理解しました。とんだ誤字ですぜ、なんたる体たらくだっ!

テディ・リーじゃなく、ゲディ・リーだろがあっ!(下写真の右の方)

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うぐぐぐ・・・サイトを作った(文字を打ち込んだ)ヒトは、ロックを分かっているのか?Rushのゲディ・リーを知らない・・・さすがにそれは無いよな。容姿と歌声からNさんとワタクシが「魔女」と呼んでいる(ご本人は男性です)カナダの大御所ですよ。日本で言えば桑田佳祐さん。小田和正さん。北島三郎さん。村田英雄さん。いや、藤山一郎さん・・・って、そんな齢じゃないか。

万が一、こっちが間違ってちゃいけないので、ローリング・ストーンズ誌の英語サイトをチェックしました。当たり前のように、Geddy Lee、と「正しく」記載されていますな。

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いや念には念を入れましょう。1960年代に「Mona Lisa」を歌ったテディ・リーさんが、現在のゲディ・リーさんと同一人物の可能性は・・・ありえんだろうがっ!(でも微妙に似ているのが怖い。ホーラ、ホーラ)

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まあ、ロックの殿堂入りしたのは、YES、であって、ゲディさんはステージ参加したゲストですもんね。メインではないアーチストなら名前くらい間違ってもいいや!という割り切りでしょうかね(ちなみに同じ2017年にパール・ジャムも殿堂入りですよ?それって信じられます?)。

じゃあ、テディ・リーという表記をやめて「魔女」と書くのはどうか。てことは、Roundaboutを、ジョン・アンダーソンと共作した元YESのスティーブ・ハウさんは「ミイラ」かよっ!こらっ。

いっそのこと、ロックの殿堂、も「ロッコの電動(Six Electric Operations)」にしませんか?

いずれにしても、テディ、といえば、やっぱりこれでしょう。

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そんなオチかよ!と自分にツッコミをいれたところで今日はお終いっ!ご安全に!

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Uさんがドラムを叩くアマチュア・ロックバンドのライヴで、懐かしの80年代アメリカン・ロックにニンマリした日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

本日は、1枚の謎めいた写真からどうぞ。

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おお!この生物はいったい何?!・・・じゃなく、我が家の飼い猫もこ(推定20歳)の前に置かれた木の棒。そこに注目ください。手にとるとこんな感じ。

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音楽好きの方はお分かりですね。指揮者がコンサートで使う指揮棒です!・・・じゃなくって(ボケがしつこいな)、ドラムのスティックであります。

ドラムを叩かない(叩けない)ワタクシの手元に、なぜ、こんなものがあるのか?理由はワタクシが、ついさきほどアマチュア・ロックバンドのライヴに行ったからです。千葉市蘇我(そが)のフェスティバル・ウォーク2階で、バンドイベントが開催されてるんですな(2017年12月16日、17日)。

職場のUさんが「Feel So Nice」というアマチュア・ロックバンドでドラムスを担当しており、16時からライヴとの情報をいただき、ワタクシ、愛車ダイハツムーヴで現地に向かった次第。

本日は、5つか6つのバンドが登場です。各バンドの持ち時間は30分。で、以下が「Feel So Nice」のステージ・パフォーマンス。ドドーン!って写真じゃあ、肝心の音楽は伝わりませんね。

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まず、感想を申しますと、いやあ、良かったわあ~!

ワタクシもロックとヘヴィメタル好きで、学生時代にバンド(楽器はベース、ただし下手)をやってたので、他のバンドの演奏に対してはシビアであります。「Feel So Nice」はテクニックがモノスゴイとは申しませんけど、ロック愛が前面(全面)に表出してる点が素晴らしい!そこが一番大切だもんなあ。

そう、世間にはアマチュアながら、プロレベルの凄腕バンドがいます。でも私はそんな演奏技巧までアマチュアに求めやしない(上手いに越したことはないが)。期待ポイントは、音楽をココロから愛する気持ちと、心意気でございます。おお、カッコいいこと言ったぜえ、オレ。

そして、「Feel So Nice」がコピーする音楽(楽曲)がワタクシの世代にはたまらない、80年代アメリカン・ロックなのです。アメリカ国旗を、臆面もなくステージ前に掲げる潔さを観よ。ツボにはまりすぎだっ。

冒頭一曲目からしてTOTO「White Sister」ですぜ。ワタクシも学生時代にコピーした曲。間奏の下から上へ駆けあがるベースラインがたまらん!Uさんのドラムも絶好調、タイコとシンバルをガンガン叩いております(←なんという即物的な表現・・・)。

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その後、順不同ですがNight Ranger 「When you close your eyes」、Bon Jovi 「Born to be my baby」「Runway」。後半、うへええ!と嬉しい声が出たのはUFO「Doctor Doctor」でございます。

あれえ?UFOって、アメリカじゃなくドイツのバンドじゃん?つうベタな混乱は、ヴォーカルのフィル・モグより、のちに「神」と呼ばれるギタリスト、マイケル・シェンカーのほうがワタクシにとってのUFOだからでしょう。ちなみにUFOは、ドイツでもアメリカでもなくイギリスのバンドでした、ちゃんちゃん(帰宅後、念のためネットで確認。Wikiにそう書いてた)。

さて、ドラマーのUさんがコージー・パウエルにも負けない頑張りをみせようと、フロントに立つシンガーとギタリストが目立つのがロックバンドの切ない現実。少々ぽっちゃりしたスティーヴ・ヴァイといった渋い容姿のギタリストさんが、ドラマーUさんの雄姿を覆い隠しております。

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あっという間に、持ち時間30分を演奏しきった「Feel So nice」の面々。

終演後、ワタクシを見つけたUさんが使っていたスティックをワタクシに投げてくれました。(ちなみに55歳のワタクシはスタンディングではなく、会場後ろの椅子で座って鑑賞)。以上が、ワタクシが、ドラム・スティックを保有している顛末で、冒頭写真の説明でございますっ。

おや?もこがスティックの先端に、すんすんしています。寝てるわけではありません。においの確認中ですな。

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ここで蛇足ですが、本日のライヴのハナシにちょっとだけ戻ります。「Feel So Nice」のステージは、曲紹介→演奏→曲紹介→演奏→メンバー紹介・・・という流れでサクサク進行し、実に気持ちが良かったです。
いっぽう「Feel So Nice」の前に演奏した陰陽座のコピーバンドは、演奏は優れていますが、楽曲と楽曲のあいまの拙いMCがイカンと思いました。ほどほどにしたほうが良いと思う。プロバンドの真似、と言えばそれまでだけど、とってつけたような世間話、内輪受けネタを、間延びした、しどろもどろのしゃべりで挿入し、結果、バンドの持ち時間(30分)をオーバーして、あとのバンドに迷惑をかけている。これって、あまりにも傲慢ではないか。ワンマンショウでもあるまいし、与えられた時間の中で、しっかりと構成を練ってくるべきでしょう。
そもそも聴衆は小学生じゃないわけで、MCするなら要点をしゃべれば良いのである。友人の結婚披露宴で、急に指名されて話すわけでもなし、内容は事前に整理してきてほしいね。要するに、準備がなってないと思う。
バンドのライヴで散見される、(一部の)バンドの、こうゆうダメな点は、40年前(私がバンドをやってた頃)と変わっていないんだなあ、とマイナス感動しました。まあ、それを諾々と受け入れる聴衆にも問題ありか?
おっと余計なハナシが長くなりました、失礼。今日はこの辺で!80年代ロックは永遠だあっ!(←やっぱ、これは言いたいでしょ)

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ACCEPTのニューアルバム「The Rise of Chaos」は、良い意味でのワンクッション? [ジャズ、ロック、ポップス]

♪ 良い子の住んでる良い街は~、♪ 楽しい楽しいメタル街~ ♪

・・・というわけで、ヘヴィメタル大好きの皆さま、元気に日々、頭を振っておりますでしょうか。

HR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)に関心の無い方は、これ以降を読んでも、何のこっちゃ?と虚しくなるだけですので、ここでお別れとなりましょう。チャオー。

さて、本日のテーマは、ドイツの大御所鋼鉄バンドACCEPTのニューアルバム(日本発売は2017年8月)であります。

タイトルは「The Rise of Chaos」。混沌とする現世界を、ジャケットイラストがしっかり表現しております。丁寧なアートワークに嬉しくなりますね。

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バンドの歴史紹介みたいでナンですが、ACCEPTといえば、黄金期の1980年代を支えた唯一無二のシンガー、ウド(鈴木さんではない)が脱退してからは、言い方は悪いが「泣かず飛ばず」の過去バンドに堕しておりました。それが10年ほど前、マーク・トーニロさんというACCEPTで歌うために生まれてきたような御仁が、(私からすれば)突如、バンドに加入され、それ以来、目を見張る快進撃を続けておりますね。うーん、うまく話をまとめたぜ。

復活ACCEPTは、2014年までに3枚のアルバムを発表。そのどれもが震えるくらい、往年のACCEPTを彷彿とさせる名盤でした。成功のカギはACCEPTたる特徴を完璧に備えていたこと、つまり、シンガーの絞り出すような塩辛声、軍隊調の武骨かつパワーあふれる楽曲、サビの地鳴りコーラス、そしてウルフ・ホフマンさんの強力なリードギター。

新メンバーによる3枚目のアルバム、2014年発表の前作「Blind Rage」は、復活ACCEPTの頂点をなす快作で、本国ドイツのアルバムチャートで(ヘヴィメタル部門ではなく、総合で!)、ACCEPTが初の一位を獲得する大快挙まで成し遂げています。ちなみに、ドイツのアルバムチャートで、自国のヘヴィメタルバンドが1位を獲得した例はSCCOPIONS、RAMMSTEIN、POWERWOLF、しかなく、ドイツが世界に誇る至宝 BLIND GURDIANでさえも最高位が2位だという。

ま、そんな能書きは良いとして、こうした下地のなかで、いやがうえにも期待が高まったACCEPTのニューアルバムであります。

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2017年の最新アルバム「The Rise of Chaos」は、どーであったか!?ここからは、ワタクシの極私的コメントとなりますので、ご配慮よろしくう~。

まず、当ディスクの一番の素晴らしい点は、皮肉でもなんでもなくトータル・プレイングタイムが約46分という「短さ」です。今どきのロックアルバムって1枚で70分とかザラにあります。ディスク収納可能な80分強までみっちり詰めたツワモノさえありますが、ナンセンスだと思う。ヘヴィメタルはクラシック音楽ではありません。60分を超えるアルバムは長すぎで、聴き手の集中力が続きません。「The Rise of Chaos」のように、4分前後の厳選した10曲でトータル46分、どうやっ!という方向は、立派な見識であり、潔さに好感が持てます。

内容以外から言っちゃいましたけど、本作の感想、いってみましょう。ずばり「期待を裏切らないACCEPTらしいアルバム」です。収録曲の安定感は抜群ですよ。どのトラックから聴き始めても、ACCEPTを堪能できる作品と言えましょう。復活ACCEPTは(ドラマーとセカンドギタリストが交代したとはいえ)、早いものでこれが通算4枚目のアルバムですからね、さすがにこなれとる!というか、余裕すら漂ってますもんね。

ただし、得るものがあれば失うものもあるのが世の常です。おしなべて、どの曲もキャッチーで、比較的メロディアスにまとまっている結果、アルバム全体のメリハリは薄れていますね。たとえばです、ないものねだりと知りつつ言えば、名盤「METAL HEART」のように、冒頭1曲目に、エキセントリックな凝った展開の曲(前奏がクラシック音楽、そこから強烈リフへなだれこむ)を置く手もあったかな?なんて思ってしまう。

本作は、ちょいと安全運転、優等生的で、ACCEPTらしい(と私が思う)「粗削りで武骨」なテイストは、かなり後退していると言えますな。ま、それも好みの問題なんでしょうけどね。

ということで本作の特徴を列挙すれば、「各楽曲はキャッチーでACCEPTらしい良さがある」「結果、聴きやすい」「ただしアルバム全体のメリハリは弱め」「ゴリゴリ感は薄まった」といったところでしょう。

私が思うに、このアルバムは復活ACCEPTにとって、よい意味でのワンクッションですね。ニュートラルな内容ですから、ゆえに今後のACCEPTは、改めて80年代のゴリゴリ感に回帰するも良し、(あまり考えたくはないが)キャッチーにPOP化するも良し、といった「新たで真っさらなスタート地点」と思うわけであります。以上!

うは、今日は妙に分析チックになってしまった。

ヘヴィメタルの世界では、こーゆー分かったような解説・解読が一番嫌われるんだな~~。まあ、これも私のACCEPT愛の発露と受け止めていただき、どうかお許しください、旦那様~(卑屈かよ!)。

さあて、MANOWARのニューアルバム、そろそろ出ないかな・・・って、話のまとめは、そっちかよ!ちゃんちゃん。

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稀代のヴォーカリスト、クリス・コーネルさんが自殺とは・・・(2017年5月)。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2か月前の話題ですが、クリス・コーネル(Chris Cornell)さんが2017年5月18日に急死されたとのこと。享年52歳。自殺と報道されており、ウウッ、と唸ってしまった私です。

クリス・コーネルさんといえば、1980年代より活動を開始、お亡くなりになった時点でもバリバリ現役のヴォーカリストでした。サウンドガーデン、オーディオスレイヴ、そしてソロと大活躍され、サウンドガーデンではグラミー賞を獲ったし、トータルアルバムセールスはたぶん3000万枚をくだらないのではないか?

音楽好きのワタクシですが正直いえば、オルタナティブ・ロックやグランジ系はあまり好きではなく、OASISは全然ダメ、ニルヴァーナもほぼダメ、ソニック・ユースならぎりぎりアリ(というかジム・オルークさんだけが好き)という体たらく。そうなると、そっち系でのパイオニアとか伝説と評されるクリス・コーネルさんが苦手か?というと、そうではない。

なぜか、彼のことは大好きで、その理由は、楽曲もさることながら声質とクールな風貌のためでせう。

今回の死去報道で驚いたのはクリスさんが私より2歳、年下だったこと・・・って極私的な話ですいません。私が学生だった頃(1980年代前半)から活躍していた方なので、あちらのほうが年上(60歳過ぎ)と勝手に思い込んでました。

とにもかくにも、これだけの凄い才能とモチヴェーションを持ち、安定した人気を誇り、かつ30年以上、その音楽にブレがない「信念」を持つミュージシャンはそうそういない。QUEENだって、ジューダス・プリーストだって、ブラックサバスだってどこかでブレた。CHICAGOだって、デフ・レパードだって、スティーヴィ―・ワンダーだって、YESでさえもポップ化した。永遠に変わらない音楽をやっていそうなのはモーターヘッド(レミーさんは昨年死去)と、イギー・ポップ(←ステージ上で脱ぐことが?)というご時世でございます・・・あ、年配のアーチストばかり並べてすいません。

クリス・コーネルさんに話を戻します。ワタクシが愛するディスクは、なんたってもう2006年発表のソロアルバム「Carry On」です!ジャケ写真からしてカッコ良いではないか(クリスさん、当時41歳)。

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内省的で渋め楽曲が多く、そこがなんとも良い味。ただ、映画好きのワタクシは、アルバム収録曲のなかではこれが一推し。ダニエル・クレイグさんがボンドを演じた映画「007 カジノロワイヤル」の主題歌「You know My Name」でございます。うはあ、カッコいいねえ~。



いやあ、YouTubeに頼ってしまうと、勢いで他曲も貼り付けちゃうなあ。

バンド活動時ではサウンドガーデンより、オーディオスレーヴ時代が好きです。楽器隊のレイジ・アゲインスト・マシーンの面々もピッタリとはまってますもんね。ショートムーヴィー風「Show Me How to Live」でいこう。



そう、人気バンドと人気ヴォーカリストのコラボはこうでなくちゃね。アルターブリッジの皆さん、これですよ、これ!(別にCREEDやマイルス・ケネディさんを批判しているわけではありません、念のため)。

さて、オーディオスレーヴでは、「Like A Stone」なんかもいいねえ~。渋いねえ。


と、きりがないです。

悲しい話が続きますが、クリス・コーネルさんが5月に逝去(自殺)された2か月後、クリスさんの友人でもあるリンキン・パークのシンガー、チェスター・ベニントンさんが、7月、やはり自殺で亡くなりました。言葉がないとはこのことです。

ご冥福を、お祈りいたします

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進化形デスメタル、HEAVEN SHALL BURNのニューアルバム「ワンダラー」が、やはりスゴイ。 [ジャズ、ロック、ポップス]

ヘヴィメタル好きの皆さま、こんばんは。当ブログでメタルを取り上げるのは久しぶりです。最後に書いたネタは、たしかインぺリテリのアルバム「VENOM」じゃなかったか。メタル小僧たる私がこんな体たらくで、日本の未来はどうなるのだ!

と、おおげさな書き出しですいません。2016年もいよいよ年末を迎え、総括といってはナンですが、今年ワタクシが聴いた新作ヘヴィメタル・アルバムの、一番のお気に入りを紹介しようと、ま、そう思った次第です。

その作品(アルバム)とは、ずばり、これです。

ドイツのHEAVEN SHALL BURN、による「Wanderer (ワンダラー)」(9月16日発売)です。シューベルト好きの方はピンとくるとおり、ワンダラーとは「さすらい人」のこと。ちょいとばかり、ヨーロッパ文学の匂いのするタイトルで、かっこいいネ。そしてCDジャケットの美しいこと!そびえる山がシンメトリカルに水面に映っているイラストで、山の存在感と、濃青色の空と水のインパクト。なんというセンスであろう!

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ヘヴィメタルバンドのアルバムって、絶望的にダサいCDジャケットがわんさかあります(アイアン・メイデンはその代表格か)。それらと比較すると、HEAVEN SHALL BURNの芸術的アートワークは突出して素晴らしいですね。

そうだった、前アルバム「VETO」に関して2013年に当ブログで取り上げてました(その記事は→クリック)。前作のジャケットにはジョン・コリアの名画「ゴダイヴァ夫人」が使われており、実に美しかった!

おっといけない。ジャケット話をしている場合ではなかった。CDの中身(音楽)について書きます。

個人的に「新進気鋭バンド」のイメージがあったHEAVEN SHALL BURN、ですが、調べると結成して20年目だそうです。もはやベテランの領域ですね。アルバム「Wanderer」を一聴し、練り上げられた楽曲構成、芯のとおった内容に20年間の自信を感じて、おお!と唸りました。キッチリ作りこまれた作品、大好きなんです。ただ、3年前の前作「VETO」の完成度があまりにも高かったため、今回は仰天までには至らず「ま、彼らならこれくらいは・・・」と、想定内の安心、みたいな感想になりました。

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ところで、世間ではこのバンドをメタルコアに分類するようですが、年寄りの私にはメタルコアの定義がいまいち理解できません。ですから、「メロディック・デスメタルの進化形」と呼ばせていただきたい。その進化とは何か?「凶暴」「破壊」「死」というマイナス面ばかりを押し出す従来型デスメタルに対し、HEAVEN SHALL BURNは「創造」「洗練」という前向きテイストを盛ってくるんです。その辺のバランス感覚が、なんとも実にヨロシイのである。

ゴリゴリのデスメタル・ファンからすれば、軟弱バンドめ!とイラッとするでしょうが、私に言わせれば、わめいて騒ぐだけがメタルじゃないぜ、と反論したい(わめいて騒ぐバンドも大好きな私ですが)。HEAVEN SHALL BURN、のメロディ重視という方向性に、むしろ、おおいに期待しているのであります。

何を語っても言葉遊びになるので、ここでニューアルバムの収録曲「Passage of the crane」のオフィシャル・ミュージックビデオを添付します。MVも相変わらず渋い。人生哲学のテイストまで漂います。折り鶴を重要な素材にしてくれるとは、日本人としても嬉しいです。この手間のかけ方、バンドのステージ・パフォーマンスをだら流しする安っぽいMVばかりのバンドに見習わせたいもんです。ではでは。


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レコードコレクターズ AOR特集(2016年9月号)を読んで、へえ~とウムムを連発した日 [ジャズ、ロック、ポップス]

本題から逸れるハナシですけど、さきほどまで日本テレビで「24時間テレビ」なる恒例チャリティー番組をやっていたようです。

ようです、と推測っぽく書いたのは、ワタクシ、この番組を見てなかったから。見てもいない番組について書くのもナンですが、「24時間テレビ」は(たぶん)今回も、有名タレントに夜通し100kmくらい走らせ、苦しんでいる中継を軸にドラマ、ドキュメント、地方ロケなど絡めつつ、大団円は観客の待つ武道館へ疲弊しきったランナーがご登場、ワーワーパチパチ・・・という定番パターンだったんでしょう。たくさんの黄色Tシャツの方々が募金を集めたのでしょうね。

「よき動機から生まれた行いは、無条件に称賛されるべき」という理屈はわかるんですがね。

天邪鬼なワタクシ、どうも背中がざわざわします。スポーツ選手でもないタレントに、周到な準備はしているとはいえ過酷な100km走破という無理難題を与え、途中、苦しむ様子をみることで、どうして「勇気をもらう」だの「感動をもらう」といえるんでしょうね?私からすれば、ただ痛々しいだけ。「クソ暑いこの時期に、そんな無理をする理由ってなに?」と不思議でしかありません。企画した連中だけでなく、視聴者もサディストじゃん、と思ってしまう。

たぶん、①高いハードル(目標)を設定し、②乗り越える努力をする、③周囲の応援を受けてそれを達成する、という一連の流れに「感動」「勇気」「共感」「連帯」といったポジティブなものを見出す、予定調和の構図をなぞっているのでしょう。

それで「感動」できるんならさあ、口を割らない犯罪容疑者(←有名タレントか、スポーツ選手がいいね)に24時間、拷問を与え続ける様子をライブ中継しちゃあどうかね?逆さづりで水につけ、石を抱かせる、手の甲にたばこの火を押し付ける。それでも自白せずに頑張る姿に、視聴者はさぞかし「元気をもらえる」ことでしょうヨ。

さて本題です。

世間(の一部の方)が100km走破や、お涙頂戴ドラマに「ご立派な感動」をもらっていたその間、ワタクシ、ある音楽雑誌を読んで感動とまではいかずとも、ふ~ん、ウムムゥ、と感激してたんであります。その雑誌は、

レコードコレクターズ 2016年9月号。特集「黄金時代のAOR」。

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表紙写真は、高田純次さんのドアップだぜえ・・・じゃなく、ボズ・スキャッグスさんですね(このネタ、しつこかった?)。

70年代半ばから80年代半ばまでブームとなった「AOR」(Adult oriented Rock=大人向けのロック)の大特集であります。ああ、あれから40年も経ちますか(と、オヤジのワタクシは遠くをみつめる)。ブルッ、ときますなあ。

表紙のボズ御大から予想されるとおり、彼の名アルバム「シルク・ディグリーズ」(1976年)について、しっかりページを割いて解説をのせ、そこにボビー・コールドウエルさん、ベン・シドランさん、ネッド・ドヒニーさんネタもからめる、つう粋な計らい。

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圧巻は当時のAORレコード(CDじゃないよ)のジャケット写真付きのリスト+ミニ解説です。1頁に4アルバムを掲載し、それが42頁(!)。計168枚のアルバムですぜ。アル・ジャロウやCHICAGO、ドゥービー・ブラザース、リッキー・リー・ジョーンズって、AORかなあ?という疑問も持ちつつ眺めるだけで楽しいねえ。

TOTOは、ボズさんの「シルク・ディグリーズ」流れで登場するのは当然でござんしょう。渋めネタでは映画「ナッシュビル」で歌ってたキース・キャラダインさん(キル・ビルの弟の俳優、って説明はかえってややこしい)による1976年のアルバム「I’m Easy」。ジャケ写真の若きキースさんが、日本ハム・ファイターズの陽だいかんさんに激似であります。

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レオン・ラッセル、ピーター・アレン、ブライアン・エリオット、ポール・デイヴィス、カーラ・ボノフなんて30年以上、歌声どころか、お名前さえ聴いてませなんだ。懐かしいなあ!

個人的ツボはまりマキシマムは、スティーリー・ダンの作品。驚異の完成度を誇るアルバム「エイジャ」(1977年)と、地味ながら「ガウチョ」(1980年)でせう。

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その発展形たるドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」(1982年)は、それこそ穴のあくほど聴いたレコードです。この3枚を抜きにしてAORなし!(と断じつつ、スティーリー・ダンはAORかあ?と、ここでも微妙ではあるが。)

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そうそう、ジェイムス・テイラーさんのアルバム「JT」(1977年)も良かった。日本たばこが「JT」と名乗ったときは、マジにパクリかと思いましたよ。ジェイムスさん楽曲のギタースコアが、雑誌「新譜ジャーナル」(懐かしい!)に載ると、コピーに頑張ったもんですが結局、ワタクシのギターの腕ではモノになりませんでしたな。ビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」と、サイモン&ガーファンクルの「スカボロウ・フェア」で満足しておきましょう・・・って、なんの話だ?

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最後に。

レコードコレクターズ誌に、ニューアルバム紹介コーナーがあり、ここにポール・サイモンさん(1941年生まれ)の新譜「Stranger To Stranger」が取り上げられていました。

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へえ、と思ったのは、ポールさん、このアルバムを最後に、引退の意思を示しているんですね。(「まだ現役で活動していたのか!」とそっちに驚いたワタクシではありましたけど)。生まれて初めて買ったシングル・レコードが、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」だったワタクシ、この情報には、うーむ、と感慨深いものがございましたな。

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まあ、フィル・コリンズさんやスコーピオンズのように、「引退」と宣言しておきながら、数年後に「引退、やーめた」と撤回する例は枚挙にいとまがありません。ポール・サイモンさんは、アルバムセールスも順調らしいので(ビック・ネームですもんね)ライブは無理としても録音は続けてほしいものです。

と、とりとめなくなったところで、今日はお終いっ。AOR万歳!ちゃおー。


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