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驚異の丸太くりぬきスピーカーを、北海道滝川市で味わった話。 [オーディオ、楽器]

ひさしぶりのオーディオネタであります。

自宅のスピーカー(ソナス・ファベール製)は良い音を出しており、特段の不満がないので、ここ数年はオーディオフェアどころかオーディオショップにさえ行ってません。現状システムを故障しない限りは使い続け、2022年(7年後)にスピーカーを、FOSTEX製(その時点でのGX250MG相当)に買い替える、つうのが直近リニューアル計画であります。

かように、オーディオ興味が薄れている昨今です。

で、1月某日のこと。事件は起きた!冷めたオーディオ熱が一気に再燃する、すごいもの(オーディオ)を観たのであります。そして「聴いた」のであります。

場所は北海道の滝川市。古い木造民家を改造した食事のお店「夢桟敷(ゆめさじき)」さん。夜は酒場になるそうですが、私はお昼に伺いました。建物の渋い外観と、店内の超絶リラックス雰囲気。どうですか!

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と、お店の宣伝は良いとして本題です。店内、というより、広々した「部屋」に、どーんと置かれているスピーカーがスゴイのであります。ご覧ください。

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スリーウエイの巨大スピーカーのエンクロジャーが手作りなんです。それだけなら驚くことでもありませんが、何かスゴイかって、ぶっとい丸太を豪快にくりぬき、そこにユニットをくっつけてるんです。板ではなく「丸太」ですよ!トゥイーターと、ミッドレンジ部分を拡大します。この迫力!

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一見、粗削りな仕事のようですが、高度な木工技術がないと到底不可能です。お店の方いわく「めちゃ重い」。(まあ、みただけで分かりますね)。

これだけラジカルな造作を観ちゃうと、裏側をチェックしたくなります。トゥイーターの背面は・・・おお、そうきたか。

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感激して、こんどは中低音側の背面を拝見。なるほど・・・。

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感心していると、お店の奥さんが「音を出してあげるよ!」とおっしゃいます。このスピーカーから、大音量でシャンソンを流してくれました。予想どおり音楽ソースは、CDではなく、LPレコード、であります。

ウーファーの調整がなされていないので、低音は少々弱いですが、人間の歌声の見事なこと。文字通りの、ウッディで自然な、実に心地よい音が店内を満たしたのであります。うわ、素晴らしいなあ。。。

いやあ、今回のオーディオ体験はスゴカッタ。

有名メーカーの立派なスピーカー、たとえばタンノイ、JBLなどは、東京都内のジャズバーに行けば聴けるけど、こうゆう「自作」の、それも手間と金をたっぷりつぎ込んだヘヴィー作品には、なかなか出会えるものではありません。ましてやアンティーク品ではなく、現役バリバリで音が良いとなれば、表彰ものです。北海道、滝川市おそるべし、でありますな。

オーディオの話ばかりではお店に失礼ですね。この日、ワタクシがいただいたのは「トーフあんかけラーメン」。お世辞でも何でもなく、これがめちゃ美味い!スープ絶品、ゼンブ飲み干しました。

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次回は「モツラーメン」に挑戦だあっ。と、オーディオよし、ラーメンよし、の「夢桟敷」さんで大満足。

今日はこれでお終いです。チャオーー。


最新 超高級オーディオの価格に、まじか!?じゃなくて、マジコ?とドン引きした日。 [オーディオ、楽器]

先般。職場(三田)界隈の居酒屋で呑んだくれました。自宅最寄駅から家までの帰途(徒歩30分)を、iPodの音楽にあわせ「歩きながら大声で歌う恥ずかしい人」に成り下がったワタクシです。深夜のこの道、人はほとんど歩いておらず、遭遇するのはネコだから良いのであります。

曲はNIAGARA TRIANGLE「A面で恋をして」、小泉今日子さん「ヤマトなでしこ七変化」と「半分少女」。「You can't hurry Love」はフィル・コリンズのカバーバージョンではなく、もちろんシュープリームスのオリジナル。ダイアナ・ロス万歳・・・と、いずれにしてもコッパズカシイ行動であります。まあ、「One with The Show」に合わせ、踊り歩く醜態には至らなかったので、覚醒後の自己嫌悪もミニマムでした。ちなみにこの曲はモトリークルーのオリジナルではなく、Crash Kellyのカバーしたやつでお願いしますねッ・・・って、面倒くさいやっちゃなあ、オレ。

さて、翌日です。通勤用リュックを持つと、妙に重たいのであります。

いぶかしく思ってリュックの中身をチェックすると、ありゃー、雑誌が3冊入っています。うち一冊はオーディオ誌「Stereo Sound」2000円、これ一冊だけでめちゃ重い。

購入したことを全く覚えていませんでした。前日、一次会から二次会への移動途中、酔っぱらって本屋で買ったんでしょう(キオスクで売ってる雑誌じゃないもんな)。それにしても、なぜオーディオ雑誌?買いたいコンポーネントがあるでもなし、自分の行動がよく分からんです。オーディオ雑誌に2000円を払うなら、その金で美味い日本酒2合は呑めたのに・・・って、せこいなあ、オレ。

とりあえず最近のオーディオ製品って、どんなんかね?と雑誌の内容チェック。

そして、激しく驚いたのであります。

リーマンショック、震災、竜巻、洪水、etc、の影響から脱却できず、世界はいまだ不況のまっただなか、ではなかったでしょうか?

この雑誌に掲載されている超ハイエンド・オーディオ・コンポーネント、その驚異的な「高額」はいったいなんなのか。お金つうもんは「あるところにはある」と禅問答のように語られますが、それにしてもですよ。オーディオにこの大金をつぎ込む人間、世の中にどれほどいますかね?オーディオ購入する500万円があれば、美味い日本酒を一升瓶で1000本は買えるというのに・・・って、いいかげん、その比較はやめましょうね。

今回ワタクシが体験した「オーディオの価格ビックリ」をお伝えしましょう。ゼニ話ばかりで品がないですが、ご容赦を。

表紙をめくった最初の見開き広告がすでにスゴイ。マークレビンソンのプリアンプ=330万円。モノラルのパワーアンプ1台=360万円(2台で720万円)。つまりアンプ関係だけで1千万円ってことね。スピーカーはペア600万円。あははは、笑うしかないですな。でもこれだけでは音は出ず、CDプレーヤーなりアナログプレーヤーなりが加わるわけで、それもたぶん数百万。全体システムで2千万円ってことっすか、はぁあ~あぁ(←脱力のため息)。

で、数ページ後にはTechDASのアナログレコードのターンテーブル650万円。GENESISのスピーカー、ペアで830万円・・・次々と、ワタクシの傷口に塩を塗るような金額が登場です。

並べてもきりがないですね。これを見慣れると(現物は見てませんが)、ペア200万円のスピーカーが「安く」思えてくるから怖いです。もしや業界は、この効果を狙っているのか?

冷やかし半分、真剣半分でさらにStereo Sound誌のページを繰っていると、ついに真打が登場です。今季号の表紙を飾った新製品ですね。

米国MAGICO(マジコ)の超高級スピーカー「Q7」であります。

その価格、ペアで、2300万円也。うわ、建売住宅一軒の値段ですとぉ!

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解説によれば本器のユニットコーン(音の出る振動部)は、カーボンナノチューブという注目の新素材を使用。宇宙エレベータかっ!筐体構造は木枠ではなくアルミニウム合金で堅牢に組上げたオールメタルらしい。結果、1本の重量は340kgと重いどころか、床が抜けそうってやつですね。(以下写真はMAGICOのカタログより抜粋)。

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そこまでこだわりがあれば、な~んだ、2300万円なんて安い、安い、あっはっは・・・と、言える素封家(死語?)になってみたいもんですなあ。絶対に無理だけど。

いかんいかん。自分の人生と交わりっこない製品に拘泥しても何も生まれませんね。お金は使われ回ってはじめて生きる、という経済原則を踏まえ、ワタクシは「自分の身の程」に立ち返り改めて雑誌を眺めたのであります。

私が買うならこれだ!FOSTEXのスピーカーGX250MG。さすがフォスター電機。昭島市が世界に誇る逸品であります。お値段はペアでたったの(?)100万円(正確には999,600円)。MAGICO Q7の、1/23、のお値段です、安いじゃん!とまでは言えないけど・・・。

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まずは見た目のどっしり安定感がステキです。ウッドとメタル(ユニット枠)のバランスも良い。かっこいいなあ~。11月に東京で開催のインターナショナル・オーディオショウではしっかり音を聞かねばなるまい・・・と決意であります。一方で、私が現在使用している自宅スピーカー(SONUS FABER)は10年が経過しても、まだまだ良い音を出しているので、世代交代のタイミングが難しいなあ。。。

結局は、雑誌に購買意欲をかきたてられ、このありさまです。まさにオーディオ業界の思うつぼ?

収拾つかなくなったので、今日はこれでお終いにしますね、嗚呼、ちゃんちゃん。


自宅オーディオルーム、パワーアップ!って、TVを置いただけですが・・・。 [オーディオ、楽器]

近頃、自宅2階のオーディオ部屋に「ひきこもり」、クラシック、ヘヴィメタル、ロック、ジャズ、JポップのCDを聴きまくる、嗚呼、自己満足&自己完結的ディープ音楽鑑賞生活也を送るワタクシであります。残念ながら収入を得るため、平日は出勤せざるをえず、完全隠遁までは道半ばですが・・・。

高校生のころ(なんと唐突な話題転換!)、将来何になりたいか?という定番の教育的質問に「ユイスマンスの小説『さかしま』の主人公になりたい!」と本気で思いましたもん。小説『さかしま』の主人公は人付き合いをほとんどせず、労働もせず、自宅にこもり、昼間は分厚いカーテンで室内を遮光して睡眠、夜に読書と思索をする超ディレッタントなんです。昼夜逆転・・・文字通りの「さかしま」。ああ羨ましいなあ、ステキな巣ごもり生活!

遠く及ばないながら、『さかしま』の主人公に近づこうと、私もオーディオ部屋の充実に邁進してきました。

オーディオ2セットに3段スライドCD棚。3人掛けソファ。パソコン、プリンター、エアコン、ガスファンヒーター、寝具一式、クローゼットには衣類と酒類各種・・・どうです、十分に快適な環境でしょう(ふふふ、自慢自慢・・・)。

某日のこと。家の者が32インチの薄型TVを購入していました。

ん?居間のTVが故障したわけでもないのに?といぶかしく思っていると、家の者から「これはオーディオ部屋のTVであるぞよ」とのご通達。そのココロを深読みするに、家の者、居間のTVをわがものと独占して、韓流&華流ドラマを鑑賞しまくりたいようだ。

三段論法的(?)に、私に専用TVが支給されたのですね。おう、それは願ったりかなったり!

TVをえっちら2階に運び、オーディオまわりを強引に整頓し、家の者の気が変らないうちにセッティング完了であります。

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TV番組をあまり観ない私ですが、映像機器は素直に嬉しい。CD再生にユニバーサル・プレーヤー(DVD再生可)を使っていたので、これでロックやクラシックのライブDVDが楽しめます。もちろん、「音」はTVから出さず、ソナスファベールのスピーカーからガンガン出しますぜい。ふふふ。

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冬の寒さが本格化、屋外なんぞに出たくない時期です。タイミングよく、オーディオ部屋での「ひきこもり生活」がますます加速しそうですねえ。

さあて、週末は何を聴いて過ごそうかなあ~。女性ジャズヴォーカルを聴きまくるか。久しぶりにシベリウスの交響曲全集でもいこうか。クレンペラー指揮のメンデルスゾーンもいい。おおっと、「メガデス」のニューアルバム(13枚目)をじっくり聴きこまねば。噂通り素晴らしい作品ですから!デイヴ・エルフソンさん、よくバンドに戻ってくれたものです。勢いでマーチン・フリードマンさんも復帰してくれないか・・・そりゃ無理だろね、あはは。まてよ、デイヴ・ムスティンが「メタリカ」に復帰ってどう?天地がひっくり返ってもありえないですね、はは。

・・・って、今日は何の話をしてたんでしたっけ。


インターナショナル・オーディオショウ 2011 東京、に行ってきました。 [オーディオ、楽器]

有楽町の東京国際フォーラムで開催中(11月3日~5日)の「インターナショナル・オーディオショウ 2011 東京」に行ってきました!

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国内外のオーディオ製品を展示・紹介する恒例のビックイベントです。09年開催時の様子を、以前ブログにアップしましたっけ(記事はここ→クリック)。

日本のオーディオマニア数は分かりませんが、100万円、200万円が当たり前のハイエンド(ハイ・エクスペンシヴ?)製品展示に、それなり人が集まるんですからリッチなマニアがいるんでしょう。うらやましい限りです。

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高価といえば、岡本太郎先生作品を思わせる、にょろ形スピーカー。今年も出品されてました。お値段は670万円・・・高級車なみね、あはははっと。

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2時間かけて、ひととおりブースをまわりましたが、マイナー・チェンジ品が目立ちましたね。ガツンとくる新製品が少ない。2年前とあまり変わりません。オーディオは「趣味品」ですから、不景気時に新製品開発は大変なのでしょう。

以下、私が気に入った製品をご紹介しちゃいましょう。

まずラックスマンの”メカ顔”真空管アンプです(下写真はプリメイン)。

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武骨で垢ぬけないトグルスイッチやチェンジオーバースイッチがパネル狭しと並んでいます。いいですね~昭和を思わせる懐かしいデザイン。ロの字型のウッド枠で囲んだのは渋い見識です(ますます「昭和」しています)。このデザインだけで、購買意欲をかきたてられます。既発SQ-38u(38万円)に続いてニューモデル(参考出品)がガラスケースに鎮座してましたが、これも良し!

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スピーカーに話をうつしましょう。TAOC(タオック)FC4500に注目です(2010年発売)。2.5ウエイの伝統的なフロントバスレフ・フロアタイプ。メーカー説明によればツィーターをディナウデオ製から、スキャンスピーク製リングラジエタータイプに変え、ウーファーもスキャンスピーク製18センチ(×2発)へ変更。理想的な内部抵抗、剛性を実現したそうであります。

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説明員の方がさかんに「周波数特性をフラット」にした効果を強調します。その方向、必ずしも正しくないのでは?と疑りつつ、音を聴き良い意味で「うむむ」と唸りました。この図体ですからマッシブな音は当然として、切れ味、軽やかさが見事なんです。クラシック、ジャズ、ロック、ポップスとジャンル選ばずの万能タイプとみました。ペアで100万円は「買い」ですね。ちなみに試聴曲はアラン・パーソンズ・プロジェクトの「シリウス」より、EL&Pの「聖地エルサレム」にしてほしかった・・・って、どうでもいいか。

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次は私の自宅スピーカーでもあるイタリアのSONUS FABER社(ソナス・ファベール社)です。ソナスには愛着あります。試聴ブースには意外にも(?)多くの方が集まっていました。

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私がブースへ入ったときに、鳴っていたスピーカーはガルネリ・エヴォリューション。20年ほど前(?)に発売のガルネリ・オマージュから連綿と続く、リュート型キャビネットタイプの「新製品」ですね。リア・バスレフでブックシェルフ型。価格はペアで170万円(以下写真はメーカーHPより転載)。

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小さなキャビネットサイズにもかかわらず朗々と響き渡る音は見事でしたが、ツボは、ソナスならではの「うっとりするような楽器の音色」でしょうね。日本製スピーカーの「カシャカシャ音」と完全対極をなす、滑らかで落ち着いたサウンドに「さすがはソナス!」と感じった次第。もちろんクラフトワーク(工作)の素晴らしさも特筆ものです。

個人的にはガルネリ・エヴォリューションより「クレモナ」(ペア124万円、下写真)に憧れますけど。「ストラディヴァリ」のペア500万円は論外だよなあ。

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ほかに、FOCAL、JBL、LINNなどのブースで、素晴らしい音を体験しましたが、書き始めるときりがないので割愛いたしましょう。

いいですねえ、オーディオ。すっかり「音楽耳」になったワタクシは、自宅へ帰るとオーディオルームのSONUS FABER製スピーカーでCD聴きまくりました。ハイドンの室内楽、シューマンの交響曲、シューベルトの宗教曲から、マル・ウォルドロン、マッコイ・タイナーのジャズピアノを拝聴。ロック系へうつってクリス・コーネル、モーターヘッドのレミー絶唱3連発、AC/DC「ハイウエイ・トウ・ヘル」と一貫性全く無いCD鑑賞でヘトヘトになった夜でありました・・・・だから何なんだって。あはは。


台東区鶯谷(うぐいすだに)の「鮨若」のご主人と、なつかしいオーディオ名機に幸せ気分! [オーディオ、楽器]

上野の北、鶯谷(うぐいすだに)に行ったハナシを書きます。

鶯谷といえばラブホテルであります(その連想、私だけ?)。といっても今回目指したのはラブホではなく、飲み仲間Sさん(←男性です、念のため)御推奨の活魚料理店「鮨若」さんです。

JR鶯谷駅から徒歩3分。言問通りに面する「鮨若」さんは、73歳のご主人が仕入れから料理まで一人でこなす、こじまりしたお店。鮪が絶品とのことで、初めて伺う私はおおいに期待しましたが、残念なことに、この日の鮨若さん、水道管トラブルで痛恨の休業でした。

お店はお休みですが、Sさんがご主人にお願いして、われわれはお店に入れてもらいましたよ!

というのは、鮨若のご主人がクラシック音楽好きで、「酒も料理も出せないけど、音楽聴くならどうぞ!」というお言葉にウマウマと甘えたんです。ふふふのふ。

店内は、カウンター、椅子、ぶらさがる提灯、どれもが年季物で、醸し出される昭和の雰囲気がステキ。なにより、ご主人が素晴らしい!優しいお人柄がじわーーと感じられる語り口、それだけで幸せな気分になりましたね~~。

そして入口脇に無造作に積んであるオーディオ。うわあっ!と仰天しました!20年以上前のラックスマン製のコントロールアンプC-06αと、(もちろん)パワーアンプM-06αであります!ご主人と私とラックスマンアンプで写真をパチリ。

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アンプの話は長くなるので後述するとして、スピーカーは・・・というと、ラックスマンと相性抜群(と言われている)イギリスのタンノイ製「スターリング」です。マイナーチェンジを繰り返し、今でも売れ続ける同社の定番機。スピーカーの上に、ダイヤル式の電話(懐かしい!)やCD棚を乗っけてるところも、気どりがなくって良いですね~。

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オーディオに食いつく私に、ご主人が「CDかけましょうか?」とお声がかかり、鶯谷らしく(?)演歌系・・・・。音がスピーカーから出たとたん、うおおおお、と唸りましたね。これぞ最高の音。20年かけ完全にエージングされたラックスマンとタンノイのコラボレーション。芯がくっきりしているのに、いやな刺激は皆無、粒立ち見事な密度の濃い音です。月並みな表現ですが、まさに「高級オーディオでしか出せない」ハイグレードなサウンドです。

続いてSさんリクエスト、モーツアルト「大ミサ曲ハ短調」。カラヤン指揮ベルリン・フィル(グラムフォン盤)は、正直、好みの演奏ではなかったのですが、ここで聴き考えが変わりました。音は適度な丸みを持つ一方、しっかりと熱情がこめられています。目からウロコ、ならぬ、耳からウロコ体験であります。

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棚に並ぶクラシックCDを、ご主人の許可をいただき手に取ったところ、ありゃ?半分以上パッケージだけで中にCDがありません。ご主人いわく、お客さんが中身を持っていっちゃうそうです。酷い人たちもいるもんです。「それって、泥棒じゃないですか!」と声を荒らげる私に、ご主人はいたって平静、「まあ、世の中いろんな人がいるからねえ」・・・・うーん、神様のような方です。

ご主人、クラシックだけでなく音楽全般がお好きで、ご自身は浄瑠璃されるとのこと。芸大でご披露した時の写真は笑顔が良いですね。本格派であります。

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休業中というのに、快くお店で音楽を聴かせていただき、ご主人、本当にありがとうございました!次回は、しっかりと”飲み食い”をさせていただきますねっ。

鶯谷、ブラボーーー!な1日でありました。

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以下蛇足です。あこがれのオーディオ・アンプ・メーカー、ラックスマン!鮨若さんのコントロールアンプC-06、パワーアンプM-06系はパネル(=顔)に特徴があります。この機種の「後」から、現在のラックスマンらしい顔になるわけです。スイッチ形状と配置を模索していた最後期が、1990年の06系というわけ。ちなみにC-06αは、こんな顔(金額は38万円か!)

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パワーアンプのほうが「顔」の変化が激しいので面白い。以下をご覧あれ。まず、1990年のM-06αはひじょうにシンプル、こんなんです。

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前機種M-05(1983年)はこれ(↓)ですよ!ラックスマンにしてはオモチャっぽいですが、「メカっぽさ」がカッコ良いうという意見もありそう。

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そしてM-06系のあとは、”ラックスマンらしい”ツイン・アナログメータとなり、以降、受け継がれてるというわけ。M-7(1996年)はこれ。

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C-06、M-06は、デザイン模索期の名機といえましょう。久しぶりに実物を拝見しました。実は、06シリーズの「音」を聴いたのは、今回初めてでしたが、あまりに私の理想の音に近くて、中古でも欲しくなりましたね~。でも、鮨若のご主人のイノセンスが加わらないと、あの美音は出ないのかも?うーん、オーディオは奥が深いっ!


TANNOYのスピーカーと、SANSUIのプリメインアンプを復活させた話。 [オーディオ、楽器]

整理整頓が苦手な私であります。自宅オーディオルームの、ラックの上が、いつのまにやら出しっぱなしのCDだので雑然と散らかっており、これはいかん!と一念発起。

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要するに、片付けを始めたわけです。うーん、ぐちゃぐちゃだねえ、こりゃ。

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そういえば引っ越し前、寝室用に使っていた、TANNOY(タンノイ)の小型スピーカーMercury mxR-Mと、SANSUI(サンスイ)のプリメリンアンプAU-α607DRが、物置部屋に入ったままのお蔵入り状態だったことに気がつきました。

私がメインに使っているオーディオシステムは、当ブログで何度かご紹介した、ソナス・ファベール社製のスピーカー+DENONのプリメインアンプで、とりあえず音に文句はありません。しかしTANNOYスピーカーも安価ながら、なかなか良い音を出してくれます。特にロックは、ソナスよりTANNOYのほうが切れとパンチがあり軍配を上げたいくらい。

そのことを思い出し、オーディオラックの上に、懐かしのTANNOY+SANSUIコンビを復活させようじゃないか!と思い立ちました。散らかっているCDをさくっと片付けて、スピーカーとアンプをえっちらおっちらと運んでセッティングしました。こんな感じであります。

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楽曲ジャンルによってメインとサブでオーディオを使い分ける・・・いっぱしのオーディオマニアみたいじゃないか!うーん、かっこいいぜ。

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せっかくセッティングしたのだから、音楽を聴いてみませう。過去にさんざん鳴らしたTANNOYスピーカーですが、半年間のブランクがあると、音をイメージするのが難しい。それに、家も引っ越して変っているので、この部屋でどんな音で鳴るのか?という興味もあります。新品のオーディオを初めて聴くときのような、ワクワク感がありますね。

まずは大好きなリサ・エクダールさんの99年のアルバム「Back to Earth」。彼女独特のチャイルドヴォイスを堪能しようとしたところ・・・ありゃあ、完全にチョイスを間違えたようです。ジャズの女性歌モノはソナス・ファベールのほうが断然良いね。

あわててCDを取り替えます。改めてCD棚を眺め、たまたま目にはいったNIGHT RANGERの80年代のベストアルバムをCDプレーヤーにセット。一曲目「Rock In America」から、ずいぶんいい感じじゃないか!これだよ、これ!・・・てなわけで、今晩はTANNOYの小型スピーカーで、ロック、ポップス、ヘヴィメタル、パンク、R&Bを、朝まで聴きまくっちゃおう~くらいのノリノリのワタクシなのであります。ふふふのふ。

ちなみに今まさにスピーカーから流れている曲は、NIGHT RANGERの「GOODBYE」です。80年代の産業ロック好きの方はおわかりでしょうけど、ほんと名曲ですよねえ~~。聴いてて涙が出そうですよ~~。

いいなあ、音楽って・・・おいおい、そんなベタなまとめかよ!?


木製リコーダー(スイスのキュング製)を購入しました! [オーディオ、楽器]

来年(2011年)の趣味「リコーダーを吹くぞ!」については、当ブログで何度かご紹介してきました。なにせ、ぐうだらなワタクシ、宣言して自分を追い込まないと何もせずに終わっちゃう可能性が大なもので。。。

本件における、当面の、かつ大きな問題は「リコーダーを持っていない」ことであります。いくらなんでも、楽器がなきゃだめじゃんか!

てなわけで、偶然に発見したYAHAMA銀座「リコーダーフェア」(12月23日~26日)に出かけてきましたよ。

結論を言うと、2本の木製リコーダー(ソプラノ、アルト)を購入いたしました!

まずはリコーダーフェアの様子をご紹介。ご興味のある方、26日まで開催ですのでまだ間に合いますよ・・・って、誰も行かないか。会場は数年前に建替わった銀座YAHAMAビルの6階です。展示販売ブース、メーカーによるメンテナンスブース、試奏コーナー(防音室?)があり、そこかしこでリコーダー通な会話が展開し、上品な音色が響いている・・・おお、リコーダーなんて、中学校の音楽の授業以来、35年吹いてない”ド素人”の私にはイゴゴチが悪い空気。

今回は調査ではなく購入が目的ですから、脇目もふらずに展示販売ブースへ直行です(うーん、無駄のない行動だ)。ブースには、すんごい数のリコーダーが並んでおり壮観です。ソプラノ、アルト、テナーは机上に横置き、バスリコーダーは電柱みたいに自立状態であります。

驚いたことに、展示されているリコーダーすべてを、吹いてもOKなのです!吹き終わったらリコーダーの口部分を備え付けの除菌シートで拭う、というルール。え?ダイレクトに口をつける楽器は申し訳ないなーーと、遠慮ココロで周りを眺めていると、他のお客さんたちは慣れたもので(?)バリバリと吹いている!

それもかなりの音量。プーーーだけでなく曲まで演奏しちゃってるぞ!いいのか!?

そこで展示リコーダーの値札を見たら、うわぁ、10万円、20万円が当たり前なんだね。こりゃ、吹かずに外観だけで買うほうがどうかしてるわ、と腑に落ちまして。そうとくれば、先般の遠慮が嘘のように私もプープーと吹きまくりだあ~~。あははは。

普段はガラスケース内に鎮座している数10万円のリコーダーは触ることすら店員さんにお願いしてですからね、野放し状態(?)でリ高価なコーダーを自由に触って吹いて・・・は貴重な体験ですねえ。

で、吹き比べた結果、「音の違い」は・・・よく分かりませんでした。わははは。どれも同じに聞こえるよ~~。

明らかに製品ごとに異なる点は「感触」と「穴の押さえやすさ」。そして音の抜けを含めた「吹きやすさ」ですねえ。手の大きさ、指の長さ、感覚が演奏者ごとに違うのだから当然か。

面白いことに、10万円超の高価な品がしっくりくるか?といえばそうではないです。私の場合、人間が安っぽくできているせいか比較的、安価な製品が手と口になじみました。

下調べによればリコーダーを製造するメーカーは、日本が世界に誇るYAHAMAをはじめ、メックやモーレンハウエルがありますが、私が選んだのは、スイスのリコーダー専業メーカー、キュング(KUNG)の製品であります。軽い、持ちやすい、吹いたときの抵抗感が少なく、見た目もスッキリ!・・・素人なので詳しいことは分かりませんが、とにかく手になじむ。

思い込みでしょうけど、多くの製品を吹いてみて、その中から選んだのだ、という自己満足が大切なんでしょうね。

ソプラノ、アルトとも専用布ケースが付属され、掃除棒とグリスもついています。 

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アルトリコーダーは3セグメントに分割されています。 

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組み立てて並べてみました。うーん、いい感じだ!  

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ソプラノリコーダーを持ってみます。あれえ、35年前より「短く」感じるけど、きっとこんなものなんでしょうねえ。

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ということで、2011年に笛吹きオジサンになる準備は整いました。木製リコーダーは、毎日、少しづつ吹いて「水気になじませる」のが大切だそうですから、あせらずジックリと吹いていきましょう~~。上手になったら演奏をブログでアップするかもしれませんが・・・先は長そうです。期待せずにお待ちください。


本年趣味の完結と、2011年の趣味(リコーダー演奏)に向けて [オーディオ、楽器]

2010年の趣味(目標)として年始に掲げたプライベート・マーラーチクルス=「マーラーの全交響曲を、実演で聴く」という個人的企画は、先日、無事に完結いたしました。10曲の交響曲(「大地のうた」+番号付き9曲)を、1年間かけてコンサートで拝聴したのであります。パチパチ・・・。

締めくくりは技巧集団ロンドン交響楽団の来日公演でした。サントリーホールでの、あまりにも感動的な「マーラー交響曲9番」。オーケストラの鳴りっぷりもスゴイけど、ゲルギエフさんの指揮が素晴らしい!ロンドン交響楽団の来日公演は2回行きましたので(曲は違います)、別途、詳細をブログに書きたいと思います。。

さて、本日のネタは、気が早いですが、ワタクシの来年(2011年)の趣味。

はいっ!

以前にもご紹介した「リコーダーを吹くぞ!」であります。

そう、中学校で吹かされた「縦笛」ってやつ。あいつを35年ぶりに吹きまくろうじゃないか・・・と申し上げているうちに、12月になりましたが、実はブツ(リコーダー)も購入していない状況。「趣味は道具から」のはずが、こりゃまずいなーと思ったら、世の中って上手く出来てますね~~。まったくの偶然ですが、YAHAMA銀座店で年末(12月23日~26日)にこんな催しがあることをネットで発見!

ずばり、リコーダー・フェア。 

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フェアを開催するほどリコーダーは人気があるのか?と、ツッコミそうになりましたが、1月からリコーダーをブンブン吹きたい私としては、このイベント、実にありがたい。いかざるを得ないでしょう!そして、ここでリコーダーを買うぞーーーと、気分が盛り上がったわけであります。

さ~て、予備知識なしでのリコーダー購入作戦、どうなることでしょう?

乞うご期待!


新居のオーディオルーム。ソナス君も嬉しそうだぜい! [オーディオ、楽器]

11月2日の自宅の引っ越し以来、膨大な数の音楽CDの整理に四苦八苦してましたが、やっと、3段スライドCD棚に収納いたしました。パチパチ。これを機に「並べ替え」までやってしまった!いやーー、取り出す時に楽ですなー。並べ方のルールは以下であります、

(1)クラシックCDは、作曲家名のアルファベット順。(2)ジャズ、海外のロック&ヘヴィメタルは演奏者名のアルファベット順。(3)日本のロック、ポップスは演奏者名のアイウエオ順。

今回やっと把握できた保有CDの枚数ですが、以前書いた3000枚はおおげさでした。2500枚程度でしたね(って、たいして変わらないかあ?)。写真のCD棚の「背後」にさらに多くのCDが隠されている・・・うーん、からくり家具かよ!? 

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棚のところどころに空間すなわち「余裕」をもたせているのは、増えるであろうCD分のエリアを先取りしているわけ・・・ふっふっふ。今後は家の者にばれないよう、こっそりCDを購入せねばなあ・・・・。

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一方、再生機器=オーディオたちも、CD棚と同じ一室(一応、オーディオルーム)を与えられ、楽しそうに良い音を鳴らしてくれるのであります。イタリアのソナス・ファベール製スピーカーは、以前住んでいたマンションのリビングよりも、確実に、音にエッジがきいていますね。これこそ、私の求めていた個人的ベスト・ウェルバランス・サウンドか!?

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マンションの場合、階下へ足音が響かないよう、フローリングに厚めのスポンジクッションが入っています。このため、音がやわらかく(もったり)なっていたのでしょう。新居の床は、硬いフローリングであり、そこに御影石のスピーカーベース、その上にスピーカー・・・この組み合わせが、結果的に良い音を生んでいるようです。

オーディオ機器も、オーディオラックも変わり映えしませんが、対向配置したソファーで酒を飲みながら、ジャズサックスのCDを聴くと、うーーーん、ステキだわ・・・と、しばらくご満悦の日々が続きそうです。ふふふのふ。


久々のオーディオコンポーネント購入。TEAC製 CDレシーバー CR-H238i。 [オーディオ、楽器]

久々のオーディオネタであります。

私の自宅居間は、薄型TVの両脇にソナス・ファベール社製のトールボーイ型スピーカーが鎮座しております。そのソナス君ですが、自宅レイアウト見直しの結果、めでたく個室を与えられる運びとなりました。順送りに今年GWに購入したモニターオーディオ社製の小型スピーカー、ラディウス180HDが寝室から居間に移動してきます。

これを機に、ラディウス180HDを駆動するマシンを購入することにしました。(これまでは、15年以上前に買った、SANSUIのプリメインAU-α607DRでしたので・・・)

居間をスッキリさせたいので、プリメインアンプ&CDプレーヤーという定番コンポーネントではなく、コンパクトなCDレシーバーの導入を検討します。

さて、CDレシーバーとは、いったい何か?

要はCDプレーヤー、チューナー、アンプなどを一体化した複合小型マシンであります。正統な(?)オーディオマニアには受け入れがたい選択肢と思いますが、小型スピーカーを鳴らすにパワーは十分ありますし、なによりサイズが小さいので、設置スペースが少なくて済みます。

さらに、最近のCDレシーバーは、かつてのミニコンポとは違って、音質もしっかりしている(らしい)。

さらにさらに、iPod、SDカード、USBメモリなど多様な媒体にも対応・・・まさに一粒で二度、いや三度もオイシイ機器なのですね。

CDレシーバーは、オーディオメーカー各社が発売しているので、まず秋葉原のヨドバシカメラで数回の”実物調査”を敢行。ネットでの評判もリサーチして、選んだ機種はこれです。

TEAC製CDレシーバー CR-H238i

ネットで購入し翌日自宅に届きました。ちなみに定価より40%以上もお安く購入できました。全体は下写真のとおり。幅22センチ。奥行33センチ。色はブラックとシルバーがありますが、後者を選びました。この小さな匡体にCDプレーヤー、アンプ、チューナー機能が入っています。 

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付属のiPod用アダプタを接続し、iPodステーションとして使用できるというので、さっそく自分のNANOを乗っけてみます。うむ、なかなかカッコ良い。

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とりあえずのセッティングですが、大きさピッタリのYAHAMAスーパーウーファーに上にのせてみましたよ・・・・ふふ、おさまりが良いっ!(ちょっと、みっともない?) 

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さて、CD試聴です。クラシック、ジャズ、ロック、メヴィメタルのソースを次々と聴いていきます。さすがに大編成のオーケストラ曲は苦しそうですが(CDプレーヤーというより、スピーカーの問題ですが)、大音量で聴きませんから、実用上は全く問題はありません。ジャズやロックは、音の輪郭にくっきりメリハリが出て音質的にも不満はありません。iPod再生は、CDほど音質クリアではありませんが、これも十分納得のレベル。

正面パネル下側に、SDカードスロット、USBスロットがありますから、近いうちにMP-3録音の音源も試してみたいところです。

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というわけで、TEAC製CDレシーバー CR-H238i、予想を大きく上回る満足できる製品でした。そうそう、リモコンの使い勝手の良さも嬉しいです。

現時点では定位置に置けず、仮置き状態ながら、ナイス!と笑みをもらす私なのでありました。CDレシーバーなんて・・・というオーディオマニアの方には、お薦めしませんが決して悪くないですよ~。メインのオーディオシステムに対する、セカンドシステムとしてなら全然アリ、と思います。

・・・って、俺はTEACさんの手先かよっ!?


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