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飼い猫もこ(21歳)のアクロバティックな寝相に驚く。 [家の猫]

2018年3月。我が家の飼い猫、もこ、の近況をご報告しましょう。関東の桜が満開となったここ数日。そんな変化に浮かれることもなく、推定21歳のおばあちゃん猫であるもこは、相変わらず、日々、寝入っているのであります。

ある日。ソファで寝ているもこをみて、「あれれ?」と思ったワタクシ。

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なんだか寝相が変です。体がやけに曲がっている。こんな態勢で爆睡できるものか?

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真上からみると、なるほど理解できました。顔と前脚は窓側を向き、後ろ脚としっぽは逆側を向いている。そのため、背骨がS字に曲がっているのですね。苦しくないのか、この姿勢で。

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うーーん、苦しそうに思えるが、爆睡モードに入ると、よほどのことがないと起きない猫だからなあ。。。

と、カーテンを閉め、20分ほど目を離したら、あれまあ、いつの間にか、ふつうの向きで寝てます。

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夕方になって寒くなってくると、もこは、むくっと起きあがります。居間を横切って、ガス・ファンヒーターの前で仁王立ちだ。「寒いので、ファンヒーターのスイッチを入れてくれよ」という要求なのであります。この要求に従わないと、わーーん、わーーん、と泣いたりするので、もめごとの嫌いな飼い主(私のこと)はスイッチ・オン。温かい風に吹かれるもこ。。。

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体があったまると、またぞろ眠くなるようで、今度は、ペット用ホットカーペットのうえに、横になって再び爆睡です。うーん、なんというユルい、フリーダムな生活なんだろう。私も猫になりたい。

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さて翌日。

ソファの上をみると、うわあ、また背中をS字に曲げた、アクロバット爆睡であります。このポーズで寝るのが、すっかり気に入ったみたい。変なやつだ。

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と、まあ、こんな調子で、ゆるゆると元気に暮らしている、おばあちゃん猫の、もこ、であります。はい。

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「働き方改革」がなんぼのもんか。上からの指示ではなく、自分の頭で考えようぜ、とツッコミたくなる今日この頃。 [雑感]

2018年3月もあと数日で終わりますね。会社業務的には「2017年度」が終わり、4月から「2018年度」が始まる。学校でいえば新学期のスタートですね。

政治の世界では、安倍内閣が「森友問題」でガタガタ大揺れで、まあ、ここから得られる教訓は「ご家族の課外活動は、ほどほどにしたほうがよい」といったところでしょうか。あ、こうゆう曖昧な記述は、2年後に読んだとき、なんのことだかさっぱり分からんでしょうな。世間を大騒ぎさせた事件とて、1年もたてば記憶が薄れ、闇の彼方へ消えるのが昨今であります。

クスリをやったのはチャゲさんじゃなく飛鳥さんですよ~覚えてますか~!「シャブ・アンド・飛鳥」なんて上手いことを言うひとがいるから、やったのがチャゲさんだと勘違いしてる人はいませんか~。

論文をねつ造したのはオボカタさんであり、ジムカタさんではありませんよ~、事務方さんは論文ではなく、議事録を改ざんしたほうですから~!(←ここは、ギター侍、のノリでお願いします)。

などと、くだらないことで、かなりの行数を使ってしまった。なにごとも、ツィッターの短文発信でチャチャと済ませるご時世に駄文が長い。失礼しました。

で、本日のハナシ。冒頭に掲げた安倍内閣が、政策の目玉にも位置付けた「働き方改革」であります。

少子高齢化による労働人口の減少、その一方でコンプライアンス強化だ、グローバル競争激化だと労働者の重荷は増えるいっぽう。働くヒトの意欲減退と長時間労働、結果としてウツや自殺などさまざまな問題が噴出し、どうにかせねば、ってハナシですね。

まあ、その対策を、政府が主導でやるのも変だわな、と思いつつ、働き者だと自己アピールしたがる日本人気質を踏まえれば、自発的な対策では限界があるのでしょう。上(=役所)からの圧や、押し付けルールがなければ、有効に機能しないコクミンなのでしょう。

しかし・・・とサラリーマン生活32年のワタクシ、依然、腑に落ちない。妙だと思う。何が妙かって「働き方改革」を進める政府だの、企業の「上」の連中が、現場の実務者の苦労やジレンマを、ほんとうに実感としてわかっているか。それを分かっていて、気楽に(?)「効率的に働け」だの「メリハリよく仕事をしろ」だの言えるのだろうか。

だってそうでしょう、オフィス環境の劣った会社ならOA機器導入でハナシは済むかもしれないけど、普通レベルの企業に、そんな安易な答えは適合しない。仕事量が変わらず、労働者の中身(能力)が変わらない以上、業務のやり方を変えるか、業務のどれかを捨てるか、あるいは、手を抜く、くらいしか選択肢はないわけです。

もちろん、どう見ても、こいつは効率悪いわ~というダメ社員は存在するわけで、そいつには仕事のやり方を変えさせる、スキルアップさせる、などの手は有効だろう。しかし、他のそれなり優秀な人員はどうすればよいのだ?どう業務を効率化するの?メリハリって何をよ?と聞かれて、明確に答えられないような「上」の連中が、無思想かつ上から目線で、効率化、メリハリ、なんて、どの面(ツラ)下げて言えるのか。あげくに、具体的な施策は、それぞれの現場から出せ、と開き直る。

思いっきり建前じゃん、と言いたくなります。「私たちは、こうやって社内で働き方改革を進めています」というアピールってこと。それが、はたして改革なのかねえ、と言いたい。

東京新聞のTOKYO WEB 2018年2月12日の記事「働き方改革の矛盾」に、良い挿絵があったので、以下に引用します。そう、分かるなあ、この感じ。

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で、ここから話がエラソー、かつ、ぐちゃぐちゃになっちゃうのですが、

働き方をテーマにすると、組織・体制・管理の問題にすり替えられがちだけど、根本は「個人」だと私は思う。意地悪にいえば個人の「勇気」「戦略」の問題でしょう。

たとえば、なすべき仕事でなければ毅然として断る(安易に引き受けない)、上司から依頼された資料作成でも無駄・無意味と思うなら、はっきり口に出してそう言う。身の回りに、無駄だ、と思う事案があれば積極的に指摘する。なんでもかんでも噛みつく・さぼるというハナシではなく、心底から、正しい・間違っている、と思うなら、その意思を表明するってこと。結果として、自分が本当にすべき仕事を絞り込み、周囲も自分も納得して働く、というのが美しい姿だと思う。

もちろん、そのレベルに達するには「勇気」が必要です。ただし、組織てえのは、うまくできていて、仕事をきちんとこなしている(と評価される)人間には一目を置き、それなりに発言を認める傾向があります。

というわけで、無駄シゴトを無くそうと本気で望むなら、まずは必死に働き、周囲から、ヤツは仕事ができる、と評価をさせたうえで、勇気と戦略をもってダメはダメと言ってのければ良いのであります。

「それこそ建前、きれいごとじゃん」と思うなかれ。顧客第一などという世迷言を真に受けて、客から言われたら何でも引き受ける「奴隷業務」や、初動で対象を選別せずに何にでも食いつく「ダボハゼ仕事」をやめなければ、メリハリのある効率的なシゴトなんて夢のまた夢ですよ。

といっても、以上はあくまで私が思う方法論であり、各人が各人なり、状況や空気を読んで、自らの頭で最善策を考えればよいでしょう。(まあ、それができる人なら、そもそも深夜残業にはまっていない、とも言えますが)。

ところで、働き方改革のテーマのひとつに「オン・オフの切替え」ってのがありますな。働くときはしっかり働く、休むときは仕事のことなどスカッと忘れてしっかりと休む。これぞ絵に描いたようなキレイゴト、おいおい待てよ、と申し上げたい。

シゴトを進めるヒントやアイディアは、必死に働いている時より、むしろ、ボケーっと休んでいるときにヒラメくもので、そこを捕まえないでどうするの、と思ってしまう。「オン・オフ」の重要性を掲げるヒトが、そこまで踏み込んで言ったとは思いませんが、働き方なる、ある意味、とことんパーソナルな問題を、個々人の差異を顧みず、乱暴かつ独善的にくくるのは、どうしたもんかね、と思います。大きなお世話だよ、とも言いたくなります。

暴言承知でいえば、自由意志で働き続けたいやつは、一日24時間でも働き続ければヨイではないか。休んだら仕事が気になって、かえって精神的におかしくなる人間だっているってこと。そうしたワーカホリックたちの頑張り?により、われわれの文明・科学が作られてきたのも事実であります。

個人の「幅」を認めず、制度やルールで一律に働き方改革しよう、としたって、今度は別のどこかに歪みが出るのではないでしょうか。

・・・と、例によって、すっかり話が散らかったところで今日はお終いっ!チャオー。

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福岡県といえば「ウエスト」のうどん。そして博多での愉快な酒場だあっ、と力が入った日。 [宴会、呑み会]

前回記事の続きです。2018年3月16日、福岡での学会の最終日。出張で福岡県に来たら、ほぼ確実にワタクシが食べるものを、この日の朝にいただきました。それは、

ウエストのうどん、であります。

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九州の方以外は、「ウエスト」なるお店に、なじみは少ないでしょう。うどんのチェーン店です。だしの効いたつゆと、博多独特のクニャクニャな麺が特徴です。讃岐を代表とする、こしの強いうどんになじんでいるヒトは、「ウエストのうどんって、茹ですぎじゃん?」と違和感を持つでしょう。しかし、その柔らかい麺の食感に慣れると、逆に、これもアリだ、と思え、ついには癖になっちゃうのである。

また、うどんのウエストの多くが「24時間・年中無休」つう便利さがステキなのであります。

早起きのワタクシ、今回、JR筑前前原駅ちかくの24時間営業のお店で、早朝、海老天うどんをいただきました。うーーーん、この優しい味がたまら~ん。いいわいいわ。

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ちなみに前述の、筑前前原なる駅名は、「ちくぜんまえばら」ではなく「ちくぜんまえばる」と読みます。今回の出張で、タクシーの運転手さんに間違いを指摘され、初めて知りました。ははは。

さて、同日の夜。

学会発表を終えた面々で、福岡空港からの帰りのヒコーキが出るまで、2時間弱、「ご苦労さん会」名目の呑み会であります。メンバーは、若手エンジニアのT君、学生のA君、そしてワタクシの3名。

場所は、うどんのウエストではなく、博多駅筑紫口の地下の酒場です。ハッピーアワーだと一杯199円という格安ビール中ジョッキをいただき、そのあとは各人、好みの酒をオーダーします。注文に余念のないT君、体育会系はこうゆうときに役に立ちますな。

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長崎県出身のT君は焼酎をメインに、千葉県出身のA君は日本酒、北海道出身のワタクシも日本酒、と三者三様に好きな酒をグビグビ摂取であります。

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仕事ができそうな店員さんにオーダーすると、待ち時間ほぼゼロで、サクッと酒を持ってきてくださいます。満面の笑顔とともにグラスになみなみ酒を注いでくれます。ああ、なんという気持ちの良いお店なのだ。

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東京で働く居酒屋店員は、このお店の方を見習ってほしいもんだ。まあ、東京の酒場といえば、店員の態度の不愉快度にかけてはダントツ日本一であり、その体たらくを当たり前だと思っている節さえあり、もはや、てこ入れの余地無しでしょうけどね。極論すると、気分よく酒を呑むなら、東京から離れて、地方のお店に行くしかない・・という、ややこしいことなど考えていないワタクシであります。

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最後はT君のピースサイン&不気味な笑顔、と、A君の無表情&眼力、が好対照(?)な写真で、博多の夜のハナシはお終いっ。チャオー。

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佐賀県の唐津(からつ)で、城を眺め、ソフトクリームの美味さに唸った日。 [旅]

2018年3月14日からの3日間、九州大学(伊都キャンパス)で某学会へ参加しました。ワタクシと若手エンジニアのT君が、それぞれ一般講演セッションで発表した次第です。内容については、ほとんどの方が「なんのこっちゃ?」となるマニアックっぷりなので割愛しましょう。

学会2日目(3月15日)は、セッションが早く終わるので、ワタクシとT君は佐賀県の唐津(からつ)へ向かいました。われわれの宿泊地は福岡県の糸島で、東に向かうと博多、同じ距離を西へいくと唐津です。そうした中間立地ゆえ、唐津の街を眺めようぜ、とプチ観光気分で電車に乗ったのでした。

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移動中、ワタクシはT君に向かって尋ねました「唐津の名所はどこかねえ」。佐賀県の隣の長崎県出身のT君いわく「唐津城というお城があるようですよ」。うむっ、お城か。観光といえば、やっぱり城だよね、そうだよ、そうだね、と、ワタクシは勝手に納得、JR唐津駅で下車し、さっそく城へ向かいます。

北へと15分ほどホテホテ歩くと、ああ、あれですね。川の向こうに立派な城が見えるではないか。

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高台にあるのは一目瞭然、「うへえ、あそこまで登るのは大変だ」と、すでに気持ちが引いてる年寄りのワタクシです。

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さらに歩くこと10分。唐津城の敷地内にたどり着きました。天守閣が、昨年7月にリニューアル完了したナイスタイミング。

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ここから城の前まで移動です。お約束の石段登りか、と思ったら、おや、文明の利器「エレベータ」があるようです。いいねえ、こうゆう気遣いは。

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公園内のイラスト看板にも、しっかりエレベータが記載されています。

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大人1名100円の料金を払いエレベータに乗り込みます。斜めにするすると上がり、もしかして、そのまま天守閣まで行くの!?と思いきや、エレベータの終点は、お城の手前です。

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唐津城は、昭和になって再建された城なので、大阪城のように、内部に天守閣まで上がるエレベータがあったりして?と期待しましたが、そんなもんありません。つまり、狭い階段を、延々と昇るパターンでしょう。さらに、天守閣へ入るには、500円の追加料金が必要と分かり、気持ちが萎えたワタクシは、T君に即座にこう言い放ちました。「ここまで登れば満足だねえ。唐津城を観たので帰ろうか!」と・・・。

それに対し、「ここまで来たら、天守閣には登るだろう」と不満たらたらのT君。その場を離れず、厭味ったらしく城を見上げてみたり、地面を転がり駄々をこねたり、あげくに私に罵声を浴びせたり、不遜極まりない態度なのである。

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対抗処置として、ワタクシ、口から緑色の液体を吐き出し、ヤツの顔面にぶっかけようと思ったのですが、映画「エクソシスト」のリーガンのようにスムーズに事は運びません。

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しかたないので、T君には、周囲の景色を眺めさせてから、「人は天守閣のみで生きるにあらず」という聖書の名言まで引用して、やっと納得させました。

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城内で意見の相違がありましたが、しょせん、T君は体育会系の単純な男。15分後に、唐津駅近くの商店街で、500円のソフトクリームをおごったところ、天守閣での一件をすっかり忘れたようであります。ニヤニヤするT君がこれ。

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そう、このソフトクリーム、私も食べましたが、めちゃくちゃ美味かったっす!これだけを目的に、唐津を再訪しちゃいそう。いや、ホントですって。ちなみにお店はパン屋さんで、昭和感ばりばりの渋い外観も嬉しいね。

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唐津の街歩きの最後の写真はこれ。居酒屋さんですが、店名が「暴飲暴食」・・・いや、それって、やっちゃいけない行為でしょうよ、とツッコミ気分になったところで今日はお終いっ。

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内田百閒さんの短編小説「サラサーテの盤」を読んで、ゾーーッとした日。 [本]

前回記事で内田百閒(うちだひゃっけん、1889年~1971年)のエッセイ集「うつつにぞ見る」について書きました。

やがて映画「ツィゴイネルワイゼン」(1980年、鈴木清順監督)へと連想が飛び、そういえば、と、映画の原作(のひとつ)と目されている内田百閒さんの小説「サラサーテの盤」を読みたい、と書いたわけです。その翌日のこと。自宅近くの図書館に、借りた本を返しにいったさい、ふと小説コーナーの棚を眺め、この本を発見したんです。

百閒さんの短編を集めた岩波文庫「東京日記 他6篇」であります。

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もしや、と思い、頁を繰ると、まさしくワタクシが読みたかった「サラサーテの盤」が収録されているではないか。やったぜえ!

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ある小説を読みたい、と思った矢先に、それに遭遇すると、大げさですけど運命的なものを感じますなあ。東野圭吾さんや浅田次郎さん、村上春樹さんのような現役の売れっ子作家や、夏目漱石さん級の大御所なら、どんな作品も比較的簡単に読めるでしょうけど、今回のターゲットは、内田百閒さん、ですぜ。こんなにうまくは遭遇できますまい。

などという前段のハナシはどうでも良いのであります。

ワタクシ、図書館から自宅に帰ると、さっそく小説「サラサーテの盤」を読みました。

映画「ツィゴイネルワイゼン」との共通点といっても、映画を観たのが36年前なのでイマイチ、ピンときませんでした。ただ作曲者サラサーテ本人が弾く、ヴァイオリンの名曲「ツィゴイネルワイゼン」のレコードに、なんらかの手違いで、サラサーテの肉声が混じっている、という会話は、たしかに映画の冒頭にありましたっけ。

小説「サラサーテの盤」は、そのエピソードをからめつつ、日常のなかの、非日常、といった薄気味悪さがたまらないのでした。死んだ友人の未亡人が、夜、唐突に家にやってきては、「主人があなたに貸した物を返してくれ」と無表情に要求する、その、どうってことのないようでいて、なんだか気色が悪くって、気持ちがザワザワ落ち着かず、しまいに悪寒が走るような感じ・・・が、もう何とも言えないのでした。

ああ、内田百閒さん。

エッセイでは日々の出来事をユーモラスかつ自虐的に語り、読み手をニンマリさせておきながら、小説では読み手をいやな気持にさせたり、ゾッとさせたり、こりゃあ、どうしたわけですか。

あなたのご面相、だてじゃないってことですか・・・とプチ文句を書きつつ、むしろ、内田百閒さんワールドにはまってしまいそうなワタクシです。

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こうなったら、ちくま文庫の「内田百閒集成、全24巻」を、どーーーんと、まとめ買いするしかないかあ、とまで思いつめるのであります。

全24冊を購入したら、それを抱え、百閒さんの「阿房列車」に倣い、山形県あたりへ無目的の列車旅に出ようか・・・うわあ、完全にオレ、「百閒毒」に侵されてるわ。いかん、いかん、と覚醒したところで今日はお終いっ。ぞぞーっ。

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内田百閒による人物エッセイ「うつつにぞ見る」から、鈴木清順監督→狸へと連想が広がった日。 [本]

2018年3月。今週は、5日(月)に札幌へ出張移動、7日にいったん東京へ戻り、8日に再び札幌へ。10日に東京へ戻り、13日(火)から福岡へ・・・と、なかなか愉快なピンポン移動の最中であります。

札幌は路上がツルツルでした。明け方の寒さで凍った路面に、日が昇るとうっすら水が溜まりスケートリンク状態。地元民でさえ、転ばぬようソロリソロリ歩くくらいですから、観光客などひとたまりもなくコケております。怖いねえ。

さて今回札幌で宿泊したホテルのすぐ近くに、古本屋さんがあり、昨日、こんな古本を買いました。

内田百閒(うちだ ひゃっけん)著「うつつにぞ見る」。定価1050円が、古本で350円。ラッキー。

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内田百閒さん(1889年~1971年)は当ブログで何度か取り上げました。ワタクシ、小説はあまり読んでないですが、エッセイ(随筆というべきか)は大好きなんです。無為なる旅エッセイ「阿房列車」シリーズのトンチンカンっぷりは絶品です。一転、可愛がっていた野良ネコが行方不明になり百閒さんが日々泣き明かす「ノラや」は、猫好きでしたら涙無しには読めません・・・う、う、涙が・・・。

百閒さんのトレードマークは、このコワモテ顔です。こんな渋面からは想像できない、ひょうきんさ、繊細さ、臆病さが、エッセイに、にじみ出てるとこが、たまらん魅力ですね。

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今回、購入した「うつつにぞ見る」に話を戻します。雑誌に発表されたエッセイの寄せ集めで、共通しているのは、「人物」をテーマにしていること。

登場する人物は、百閒さんと交流の深い方(音楽家の宮城道雄さんなど)だったり、一般人(学校での教え子、経済界のヒト)だったり、それほど深い付き合いのない有名人(谷崎潤一郎氏、正宗白鳥氏など)もおります。

エッセイの内容を書くのは野暮ですね。書き出し一行目の、さら~っとした、そっけなさが良い味だ、とだけ申し上げておきましょう。

「山中君が来た。(『離愁』より)」

「徳川夢声さんが入らしたと云う。(『門の夕闇』より)」

「四谷怪談のお岩稲荷のある四谷左門町に鈴木三重吉さんがいた。(『四谷左門町』より)」

百閒さんの少々懐古的、かつウイットのきいた文章を読みつつ、ワタクシは、あ、そうだ、と思い出しました。

私が内田百閒の名を初めて知ったのは1981年。鈴木清順監督、原田芳雄、藤田敏八主演の映画「ツィゴイネルワイゼン」がきっかけでした。

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サイケで、エロチックで、ストーリーらしいストーリーもなく、それゆえ、これ、もしかしてスゴい映画じゃないの的な謎のプラス評価だった作品。その原作(の一部)と世間がみなしたのが内田百閒さんの小説「サラサーテの盤」だそうで、当時、大学生だったワタクシは「ふーん」と思った。思ったが、原作小説までチェックする気はなく、あれよと、35年以上が経過したのでした。

またぞろハナシは戻り、前述のエッセイ本「うつつにぞ見る」の表紙です。「内田百閒集成17」と記載があり、おやおや、とチェックしてみると、集成4、がまさに「サラサーテの盤」なのであった。

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おお、とワタクシ、ホテルを出ると先ほどの古本屋に戻り、必死に本棚をチェックしましたが、願いかなわず「サラサーテの盤」は入手できず・・・残念だ。来週、八重洲ブックセンターに行って新本で買うとするか。

・・・などと考えていて、さらに連想が広がります。映画「ツィゴイネルワイゼン」の監督、鈴木清順さんのことです。「ツィゴイネルワイゼン」の予想外のヒットを受けてか、清順さんは、その後、松田優作さんや、沢田研二さんを主演にケレン味たっぷりのブンガクテキ映画を撮っておりましたっけ。

時は過ぎて2005年のこと。なんと鈴木清順さんが、オダギリ・ジョー(イケメン)と、チャン・ツィイー(超美人)をキャストに迎え映画を撮るという。なんちゅう唐突。ワタクシ、劇場で公開されるや、映画館に行きました。忘れもしない横浜の高島町のシネコン。

その映画が、これ。「オペレッタ狸御殿」。

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正直、いやな予感はしてたのであります。そして映画が進むにつれ、いやな予感が的中したことを身に染みて感じたのであります。高橋英樹主演「けんかえれじい」を撮った鈴木清順監督の偉業にケチをつけるわけではないが、「オペレッタ狸御殿」は、あまりにも酷い出来であり、関係者にとって消し去りたい過去であろう。いや、ノコノコと劇場までこの映画を観に行ったワタクシ自身が恥ずかしい。怪優 平幹二郎さんをしても、この映画をどうにもできなかった・・・つうか、平さんがヤバさを助長していましたっけ。

いったいどうしたのだ、清順監督!

「漂流教室」なる超駄作を世に放ったゆえに、それまでの業績まで地に落ちた大林宣彦監督と同じテツを、清順監督が踏んでしまうとは。。。

と、内田百閒さんのエッセイ本から、時代を遡って連想が広がったところで、今日はお終いっ。チャオー。

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HALESTORM、Nightwish・・・女性ヴォーカルのハードロック/ヘヴィメタルに痺れる日。 [ジャズ、ロック、ポップス]

2018年3月。そうだ、3月といえば確定申告・・・と前回記事のネタを繰り返してはいけません。

つうか、前回(3月3日付け→記事はここ)、ワタクシは、確定申告の件などではなく、ハードロックについて書こうとしていたのでした。あまりのテーマの違い。オレ、完全にアホじゃんか。

本来書きたかったネタは、確定申告書類を作りながら久しぶりに聴いた、

ハードロック/ヘヴィメタルのバンドが、めちゃくちゃ良かった!

という件であります。

なんとなーく、この日、女性ヴォーカリストのバンドによるCDを棚から引っ張り出したのでした。聴いたワタクシは唸った。そのバンドが好きだから買ったCD(2015年発売)だけど、改めて聴き、うおお、こんなにも素晴らしかったか!と感動アゲインなんであります。

1998年結成のアメリカのハードロックバンド、HALESTORM(ヘイル・ストーム)です。バンドのフロント・ウーマン、リジー・ヘイルさん(32歳)の歌声が、ものすごいインパクトなのである。

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13歳でバンド結成、20年間歌っているだけあって(年数は関係ないけどね)、歌にこもるエモーションがハンパないのであります。ハードロックというと、ややもすると勢いで騒ぎたてるヴォーカル・スタイルの多い中、リジーさんの一曲一曲への情感に、ブル――ッと痺れてしまうのであった。

現時点での最新アルバム「Into The Wild Life」(2015年)は、過去2作と比べ「勢いが落ちた」とケチをつけるリスナーもいるようだが、ワタクシのフェイバリットなのである。

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ハードロックに疎い御仁も、下に掲げるパワー・バラード「Dear Daughter」(2015年)を聴けば、HALESTORMの、つうか、リジー・ヘイルさんの素晴らしさに開眼するのでないでせうか。



似たタイプの曲ですが「Break In」(2012年)も大変にヨロシイ。



というわけで、HALESTORMのニューアルバムが、早く発売されないかな~と心待ちにしているワタクシなのであります。

ここで急に別のバンドのハナシです。

HALESTORMとの共通点は女性シンガーを擁する点だけで、音楽もステージスタイルも違いますが、北欧が世界に誇るヘヴィメタルバンド、Nightwish(ナイト・ウィッシュ)であります。このバンドを世界的に有名にしたヴォーカルの、ターヤ・トゥルネンさんは、ずいぶん昔(10年以上前?)にバンドから解雇されましたけど、私はターヤさんの時代が一番好きですね。こちらは2002年発売のアルバム「Century Child」。まさにバンドが昇り調子だったときの作品です。

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ヘヴィメタルに「オペラ声」を持ち込んだことで、バッシングも多かった(らしい)ですが、バンドの世界観と相まって実にしっくりくるのです。その後に登場する、EPICAなどのバンドは、Nightwishがいなければ生まれなかったでしょうねえ。というわけで、Nightwishによる、ミュージカル「オペラ座の怪人」のメインテーマの動画をくっつけて、今日の記事はお終いっ!です。



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今年も確定申告の季節到来です。また面倒な手間が増えてる・・・って、どうなのよ。 [雑感]

2018年も3月となりました。この時期、当ブログで、毎年グチっているネタで恐縮ですが、今年もグチらせていただきます!(きっぱり)

そう税務署への、確定申告、であります。

誤解されては困りますが、ワタクシ、税金を払うことを厭うわけではありません(もちろん、積極的に払いたいとも思わんが)。ようするに、確定申告書類を作成し、税務署へ提出する一連の作業がメンドくさい!のであります。

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確定申告をするようになって8年。ワタクシとてバカではないので、最初2年間の苦労を、自分なりに分析し、独自のエクセルシートを作りました。経費やマンション修繕費やらを、シートのカラムに記入すると、国税局発行の収支書・確定申告書のどの箇所に何円を記入するかが一発で出る工夫をしております。

おお、これでいっきにラクチンだぜっ・・・って、オレは税理士かよ。

などと悦に入ってたところ、うはあ、敵(国税局)もさるものです。新たな面倒を要求してくるのである。

確定申告書にマイナンバーを記入しろ、という。記入するだけなら簡単ですが、その番号が本物か確認するため、マイナンバーの通知書コピー、それとは別に本人確認書類(運転免許証、パスポート等)のコピーまで添付しろという。

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あのねえ~と思う。ただでさえ面倒な申告作業に、さらに余計な手間が増えてるよ。

国税局いわく「なりすましの防止目的の本人確認」だそうだが、ワタシにいわせりゃ、だれかが私になりすまし、私の代わりに税務署に納税してほしいですぜ。

ちなみに、国税局による解説動画(YouTube、下)なるものがあって、あんのじょう、そこでは税務署員(を演じる俳優)と納税者(を演じる女優)による小芝居が展開しております。当然、税務署員は親切の極み、納税者は従順の極み、の予定調和的演出で、これはこれで面白いですなあ。

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確定申告の提出日限は3月15日(木)ですが、今月は出張が多く、ワタクシ、本日(3月3日)、エイヤッと申告書を作成しました。自宅オーディオ部屋でヘヴィメタル/ハードロックをガンガンかけながら1.5時間。HALESTORMのリジー・ヘイルの歌声はホントに素晴らしいなあ、と、音楽にはまりつつ、申告書と添付資料は完成。

そう、いったん、作業に着手すると、実はたいした手間じゃないんだよな。手をつけるまでが面倒くさいんです。

だが。

それにしても。

ワタクシのような小物から、けっこうな額の税金を取るのはどうしてなのか?国税局の計算プログラムは間違っているのではないか?源泉徴収で税金を取られ、さらに固定資産税を取られ、そのうえで、さらに確定申告により、新入社員の初任給(月給)くらいの額の税金を取られるとは・・・うーん、不思議じゃないすか。

実は、役所の税金計算システムが思いっきり間違えてて、過去8年間の過払い金が、来年あたりドカーン!と戻ってきたら面白いだろうなあ・・・なんて、絶対あり得ないでしょうね。ははは。

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平昌オリンピック 女子カーリング銅メダルで盛り上がる北海道。「そだね」問題は? [雑感]

2018年2月25日から、二泊三日の北海道出張。宿泊地は札幌でした。

北海道は平昌オリンピックの日本選手大活躍に盛り上がっておりました。とくに、北見を本拠地とする女子カーリングチームの銅メダル獲得は、選手たちの地元愛もあいまって大フィーバーであります。

ちょっと笑っちゃったのは、ローカル局のTVニュースで、北海道出身のキャスターが、カーリング選手たちの会話を「全然、なまっていると思わなかった」と言ったこと。ワタクシも北海道出身ですけど、どうみても(聴いても)、アレはレッキとした北海道弁ですぜ、ちゃんと、なまってますぜ、と申し上げたい。

ただし、選手たちがかわす「そだねー」という言葉はどうか。一部で、北海道弁として注目されてるようですが、あれは別に方言じゃないでしょ?「そうだね」という言葉を、北海道のイントネーションでしゃべっているだけです。「あずましくない」とか「じょっぴん、かる」という本格タイプとは違うもんねえ。

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などと考えつつ、JR札幌駅北口ちかくのオフィスビルで、エレベータに乗ったところ、乗り合わせた女性2名(30代半ばかな?)の会話がいまどき珍しい(?)バリバリ北海道弁で、嬉しくなっちゃいました。

「そりゃないしょや~」なんて懐かしいわ・・・と、北海道を離れて30年以上、もはや道産子とは言い難いワタクシは、深い感慨にふけるのでありました。ちゃんちゃんちゃん。

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仙台出張で、おれは謝罪王になったのだ!つう自慢話。 [旅]

2018年2月某日。ワタクシは出張で宮城県の仙台へ乗り込んだのであります。

まずは、JR仙台駅構内にある「新幹線の穴あき看板」でパチリ。撮影してくださった方、ありがとう。うーん、われながら、いい感じで撮れたわ。

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こらーっ!と、ここで突然大声が出るわけです。いま、自分に対して怒鳴ったのである。

そうであった。チャラチャラ記念撮影している場合ではないのだった。今回の出張ミッションは、わが社の営業Mがお客様に対し看過しがたい失礼千万な振る舞いがあった事実をうけ、ワタクシが、お客様(Yさん)に謝罪する、というものでした。

会議室での打合せのあと、国分町の和食店へ場所を移し、いよいよワタクシの謝罪タイムとなります。そう、ワタクシが謝罪王になるときが来たのだあ。緊張気味のワタクシ。

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もちろん、謝罪にセリフは不要です。すべてを体で表現です。一気に平謝り!どうだあ、この腕の水平度は。そして、頭(こうべ)の垂れ具合は。

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撮影担当の手の者が、角度を変えて撮影してくれました。硬い表情のYさん、と、ワタクシのパフォーマンスが好対照を見せております。両者無言のまま過ぎていく時間。。。

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これぞまさしく、完璧な謝罪。われながら見事であった。

もちろんYさんのお怒りは、ワタクシの美技のまえに氷解、あとはガバガバと地元宮城の銘酒、乾坤一(けんこんいち)を酌み交わしたのであります。

いやあ、ひさびさに「大きな仕事をした」という満足感にひたった出張でしたわ・・・って、そんな感想かよ!

話は変わりますが仙台でのお昼ご飯を、和食店「花はん」さんでいただきました。これが美味かったあ~。宮城県の食材を活かした上品なお料理。

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締めの釜めしも大変に美味しゅうございました。

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ということで、仙台謝罪旅の報告はお終いっ!チャオー。

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外環道建設工事の現場チェック。「道の駅 いちかわ」の建設工事が急ピッチで進んでいます。 [日常]

当ブログ2018年1月8日付け記事(→ここをクリック)に書きましたように、ワタクシの住む千葉県市川市では、現在、東京外郭環状道路、通称「外環道」の大工事が進められております。距離15kmほどの道路(高速道&一般道)ですが、これができれば、松戸~市川の一般道の慢性渋滞はかなり解消されるでしょう。

しかし、ワタクシの関心事は道路脇に造られる「道の駅いちかわ」なんであります。自宅から徒歩20分という至近に、そんな愉快な施設が4月オープン、となれば期待も高まりますね。完成すると以下イラスト(予想図)になるというし・・・。ああ、楽しみだわ~とワタクシ、ほぼ週一ペースで現場へ出向き、進捗状況をチェックしております。

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さて、1月上旬の時点で、建設予定地はほぼ更地でした。これで4月のオープンに間に合うのか?とシロウト目には不安がつのりましたが、いやはや昨今の建築技術はスゴイ。いったん作り始めると、あっという間に形になっちゃうんですね。

下写真は2月23日に撮影しました。すでにしっかりと建物ができているではないか!

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建物の正面側は、駐車場と道路の工事をしているのであまり接近できません。

そこで、建物の背面側へと回り込んでみました。そっちにも道路がありますので。すると、どうでしょう(←TV番組「ビフォー・アフター」の体で)。「道の駅」のメイン建造物はきっちり出来上がっております。あとは内部の電気系や壁パネル等の内装工事・・・という段階でした。

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おお、この調子なら、4月(2か月後)の開店は大丈夫だね・・・と納得して帰ろうとした矢先、立て看板に遭遇。そこには、「道の駅のイベント開催」と書かれており、開催日が3月4日(日)だという。

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えーっ?

3月4日って1週間後やで。目と鼻の先じゃん。「イベント」の詳細が分かりませんが、近隣界隈の一般人を集める催しならば、建屋の外見だけでなく、内部もそれなりに仕上げないといかんですね。

うーん、あと1週間で大丈夫かあ?・・・と、私が不安になってもしょうがない。責任感の強い日本の工事業者さんなら、必ずやれる!なんとか頑張ってくださいっ!・・・って、まるでヒトゴトですいません。ではでは。。。

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1976年の名作映画「タクシー・ドライバー」を再見。やっぱりすげえ、と心底実感した日。 [映画]

2018年2月17日(土)。

出張先から自宅へ帰り、夜、TVをつけると、どの局も同じニュースで大騒ぎです。韓国平昌で開催中の冬季オリンピック。男子フィギュアで羽生結弦さんが金メダル、宇野昌磨さんが銀メダルを獲ったという。おめでとうございます、良かったねえ、頑張ったねえ、感動をありがとう!羽生選手、宇野選手!

・・・という興奮はワタクシにほぼ発生しないです。非国民扱いされるかもしれないが、そもそもワタクシ、フィギュア・スケートという競技に関心がなく、ゆえに誰が勝つ、誰が負けるかは、完全「他人事」、むしろ世間が狂ったようにわーわー盛り上がるのが不思議なのでした。

さてどの地上波TV局も、オリンピック・フィーバーするなか、ワタクシはBS放送に助けを求めました。そして、うわあ、と声が出たのであります。

なんと某BS局が映画「タクシー・ドライバー」を、字幕放送しているではないか!

危なく見落とすところだった。

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映画好きの方には、大きなお世話説明ですけど、「タクシー・ドライバー」は1976年のアメリカ映画。主演は、いまとは違って痩身のロバート・デ・ニーロ(当時33歳)であります。

ベトナム帰還兵の男(デ・ニーロ)がタクシードライバーをしながら、ニューヨークの夜を見続けるうち、精神を病んでいき、やがて狂気の行動へと走る。その過程の、鬱屈した感情と煮詰まった日常が見事につづられ、そしてなだれこむ凄まじいラストシーン・・・仰天したもんです。アカデミー賞こそ逃したものの、カンヌ国際映画祭グランプリをはじめ各賞に輝く不朽の名作です。

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ワタクシは、本作を愛するあまり、公開時(1976年)に映画館でまず3回拝見。その後、再映時に2回。カンヌ映画祭グランプリ特集で1回・・・なんとまあ、この映画を、劇場で計6回も観ているのです(自慢)。主人公の真似をしてカーテンレールを加工、オートマチック・ガンがジャンパーの裾から飛び出る仕掛けを作るなど、ちょっとしたフリークです。

そうそう、本作でデ・ニーロ演じる主人公のファースト・ネームが「トラヴィス」。1984年カンヌのグランプリ作品「パリ・テキサス」(こちらもワタクシが愛する映画)の主人公も「トラヴィス」。そのため、私のブログのタイトルが「門前トラビスのつぶやきピロートーク」になった・・・あ、どーでも良いハナシですいません。

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今回、久しぶりに「タクシー・ドライバー」を拝見でき、本当に嬉しかった。

やはり素晴らしかった。6回も観てるのでストーリーは徹底的に頭に入っており、驚くような新発見はなかったですけど、ホントにもうデ・ニーロさんの演技にしびれます。トラヴィスのような男が知り合いにいたら、いやだなあ、と思う、でも、映画が進むうちに、彼に対し独特のシンパシーつうか感情移入ができてしまう。

今どきの映画の効率的・説明的なサクサク進行とは異なり、もどかしさ、よどみ、妙な間といったものが随所にあらわれ、観ているこちらの気持ちに嫌な澱(おり)を沈ませる。ポール・シュレーダー(当時30歳)の脚本と、マーチン・スコセッシ監督(当時34歳)の手腕に、ほとほと感服してしまいます。

そして、今回観て改めて気づいたのは、脇役たちのはまりっぷり。

濱田岳さん似のハーヴィー・カイテル演じるポン引きのクソ野郎っぷり、シビル・シェパードのキャリアウーマン。なんたって13歳の娼婦を演じたジョディ・フォスターちゃんの生意気な雰囲気、かつ美脚も良い。

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ストーリーに話を戻せばやはりラストシーンでしょうね。売春宿の狭い廊下での壮絶な撃ち合い・・・というかグダグダの殺し合いのリアルさがたまりません。マグナム44だけでなく、用意した武器を使い切るのはお約束ですが、予定調和的な演出ではなく、どうなるかを知っていてもブルッときました。

悪党を全員ブチ殺したあとのトラヴィスが、ソファに深く腰掛けながら、血まみれの左手の人差し指を自分の頭に当てる。引き金をひく動作をしながら、パフゥ、とつぶやく名場面。圧巻の演技だ。たまらんなあ。

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岩手県の日本酒「タクシー・ドライバー」のラベルにも、きっちりとこのシーンが使われておりますなあ。

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しかし!

ワタクシは申し上げたい。本当の見るべきラストシーン、は、その「後」です。トラヴィスが運転するタクシーから降りたベティ(シビル・シェパード)をサイドミラーごしに見送り、なんとも言えない表情でゆっくりタクシーを走らせた、彼の、瞬間の素早い動作。どーですか。あの「目」の演技・・・。

何度、この映画を観ても、あそこのシーンで、うーむと唸ってしまうワタクシです。なぜ唸るかは・・・ま、そうゆうことです。

思えば70年代から80年代半ばまでの映画には、なんというかなあ、魂、がありましたね。「イージー・ライダー」「ファイヴ・イージー・ピーセズ」「わらの犬」「カンバセーション、盗聴」「スケアクロウ」「真夜中のカーボーイ」「ジョニーは戦場へいった」「カッコーの巣の上で」・・・受け売りセリフですけど、映画がすべてを教えてくれた、というときの「映画」とは、私にとってあの時代の作品です。昨今の映画が一概に悪いと思わないが、当時あった「何か」が、今は失われたように思えます。こんなことを想うのも、歳をとったせいかしらん。ちゃんちゃん。

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福島県 飯坂(いいざか)温泉。芭蕉さん立ち寄りアピール看板の、あまりの正直さに絶句した日。 [旅]

2018年冬。今年は寒い。ホントに寒いです。

そんなときは温泉だあ!と思い立ったわけではありませんが、福島市に行ったついでに飯坂(いいざか)温泉に寄りました。JR福島駅からローカル支線に乗り換え、終点が飯坂温泉駅です。駅前に降り立つと、面前に温泉ホテルが並んでいる。おお、この便利さ・お手軽感は、同じ福島県の、いわき湯本温泉も真っ青でございます。

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歴史ある温泉地らしいので、ちょっと街のなかを散策しましょう。さっそく年季の入った木造建物に遭遇、温泉施設のようです。渋いなあ。

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さて飯坂温泉で、ワタクシが驚いたネタを書きます。

看板です。すごいです。「すごい」の意味は立派、カッコいい、感動的等のポジティヴ系ではありません。マイナス感動を誘うすごさ、です。なにも、そこまで出さなくて良いじゃん、とツッコミ気分いっぱいです。では、実物をみましょう。

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江戸時代、俳人の松尾芭蕉さんが弟子の曾良(そら)さんと、旅の途中に、飯坂温泉で入浴した件をアピール(?)する石碑と看板。一見、なんのヘンテツもないようですが。

左の看板に、芭蕉さんの日記「おくのほそ道」から、飯坂温泉(当時は飯塚)の出来事が抜粋されています。

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その内容が、スゴイのですよ。なぜなら、

芭蕉さんは飯塚(飯坂温泉)をボロクソにけなしているからです。現代語訳が以下。赤線はワタクシが追加しました。

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みなさん、この文章(以下に転記)を、どう思われますか。昔の話とはいえ、当地について、ここまで否定的に書かれた文章を堂々と掲げるであろうか。これが福島県人の気骨というものですか。。。

<以下、芭蕉さんの日記より>

その夜は、飯塚(※ 現在の飯坂温泉)に泊った。

温泉があるので湯に入り、宿を借りたが、土間にむしろを敷いただけの粗末な貧家であった。

灯火もないので、いろりの灯が届くところに寝床をつくり、横になった。

夜に雷が鳴り、大雨が降って寝ている上から雨漏りがし、ノミや蚊に刺されて眠れない

持病がぶりかえし、苦しみ、気を失うほどであった


・・・・・・うーん。読むたびに絶句。

超有名人の芭蕉さんに、粗末な貧家、とか、気を失うほどの苦しみ、と書かれちゃあ、地元としては「ハハーッ」と詫びるしかありません。正直=良いこと、とはいえ看板を掲げた方は、果たして「おくのほそ道」をちゃんと読んだのか、と疑いたくなります。もろにネガティヴ・キャンペーンですもんね。

まあ、良いでしょう。気を取り直し散策を続けます。白壁の建物を見上げて・・・

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時代劇風の路地を通り・・・

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またぞろワタクシは、うへえ、とプチ驚いたのであります。

こちらの居酒屋さん。店の名前が「夜桜マリ」ですよ。あまりにスナックっぽい・・・入るのに勇気が要りそう。

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こちらの飲食店さんの店名は「りす」。推しが、中華そばと焼鳥とな・・・なんちゅう可愛いネーミングだ。

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飯坂温泉、いいなあ。時間制約があって、まわり切れなかったけど、探せばまだまだすごいネタが見つかりそう。ふううーーー。

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下関(山口県)で、ふぐ料理を堪能!そして壇蜜さん似の美人と酒を呑んだぜ、の自慢。 [旅]

今日の記事は、ハッキリいって、

自慢話

に終始するわけです。なぜなら、山口県へ出張し

下関で、ふぐ料理を満喫し、壇蜜さん似の美人と呑んだ!

というパラダイス的なハナシだからです・・・おっと、のっけから話を盛った。つうか嘘を書いた。壇蜜さん似の美人は、酒場の店員さんなので、一緒に呑んだわけではなかった。ちょっと妄想が入りましたね。失礼。

2018年2月。3泊4日の現場シゴトで山口県下関市へ入りました。山口宇部空港内は、名物ふくへの一押し感がすごい。当地では「ふぐ」ではなく、濁点なしの「ふく」という。

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本場だから、の看板。これは下関市の繁華街にて。

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いよいよ、下関ふく総本店さんで、ふぐ三昧でございます。薄造り、白子、ふぐひれ酒・・・もちろん鍋もいただきました。当然ですが美味いっ。おお自慢じゃ自慢。

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笑顔がかわいい店員さんとSさんのショット。

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お店の前で記念写真だ・・・おっ、右から二人目はノリのよい、こちらの店舗の社長さんであります。美味しいふくを、ありがとうございました。

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さてワタクシの頭に、こんな疑念がわいたのである。

山口県は、美人が多いのではないか・・・と。それを裏付けるかのように、下関の別の酒場でのこと。店員さんがタレント・女優の壇蜜さん似の、まんま、美人、なのである。うひょー。

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一緒に呑んだわけではなく、並んで写真を撮っただけ、なのが残念ですが。ちなみに、こちらのお店でいただいた刺身盛り合わせ750円也。美味い、安い、ぷしゅーーー。

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ワタクシの頭、に、さらなる疑惑が頭をもたげたのである。頭に頭。表現がくどい。やっぱり山口県はダントツに美人が多いのではないか。ニュース番組で決定的になりました。地元局KRY山口放送(日本テレビ系列)の朝の番組です、

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出演キャスターをみて、うわあ、美人だわ、と驚いたのであります。山口県、おそるべし。

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うーん、こうゆう方と居酒屋で一緒に呑みたいもんだ・・・と妄想加速したところで、下関の出張報告(?)はお終いっ。ちゃおー。

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神楽坂「おの寺」さんで、絶品の和食コースを堪能であります。 [宴会、呑み会]

2018年2月某日。たまには美味いものを食べ、深い満足感に浸りたいね、と友人Aさんと話していたワタクシ。久しぶりにあの店に行こうと思い立ったのであります。

そのお店とは、新宿区神楽坂(かぐらざか)の和食「おの寺」さんであります。神楽坂といえば、都内でも良店が軒を連ねるエリア。最近は、裏路地に建つ隠れ家的なお店が注目を集めているようですが、私とAさんが目指すお店は神楽坂のメインの通り(JR飯田橋駅→東西線神楽坂駅)、つまり早稲田通りに面したビルに入ってます。迷子にならなくてヨイのだ。

「おの寺」さんのすっきり清潔な店内は、いかにも本格派の和食店という面持ち。居酒屋呑みが続いてたワタクシ、ちょっと緊張です。店内写真はお店のHPより拝借です(以下)。

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カウンターに座ったAさんとワタクシは、おまかせコース(ひとり税別8500円)をオーダー。おの寺さんには定型のコースメニューはなく、ご主人が、当日朝選んだ食材を使って料理が提供されます。どんな料理が出るかは、お店に着いてからのお楽しみ、ということ。着席すると、ご主人から、料理内容が書かれた紙が渡され、苦手な食材がないかを確認してくれます。

結論を言うと、料理はどれもメチャ美味いかったけど、いくつかピックアップしてご紹介しましょう。

お造り(美味!)はあえて紹介せず、焼き魚でいこう。三陸産の(さわら)の塩焼き。ふっくらした食感、上品な旨みはどうよ!もちろん塩加減、焼き加減も絶妙でございます。丁寧な仕事がたまらない。

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出汁の味にうっとりする海老芋の揚げ出し。「日本人に生まれてよかった!」という言葉が、口から出てしまう感動。オレもやっと和の美味を理解できる齢になったわ・・・と感慨にふけります。

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さて、日本酒好きのワタクシは、コース料理と別に、これをオーダー。酒のアテ個人的トップ3にはいる、からすみ、であります。ボラの卵巣を干しながら熟成させた珍味。あまりに濃厚、あまりになめらか、これだけで日本酒4合は呑めるせえ・・・じっさい、そこまで呑まなかったけど。

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途中をはしょって、しめの「ご飯物」です。ご主人の小野寺さんが、写真を撮りやすいよう傾けてくれたのは、瀬つき鯵(あじ)の炊き込みご飯、であります。

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瀬つき、とは聞きなれない言葉ですね。回遊魚なのに、回遊せず湾内などに留まり、そこで成長する魚を「瀬つき」とか「根つき」と呼ぶんですな。ま、そんな豆知識は置いといて、この炊き込みご飯。薄味ながら上品、魚の旨みがじわっとしみ込んでおります。なめこの味噌汁とあいまって、これぞ日本のココロ、和食の王道!なんであります。

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炊き込みご飯、かなりのボリュームですが残した分は、お持ち帰り用に包んでくれます。なんと親切な。日本人の「もったいない」気質をバッチリ汲み取ってくださいます。

素敵な空間で、丁寧に作られた美味い料理を、2時間かけてじっくりといただく。そんなゼイタクに心身ともブルッと震えちゃいますなあ。

ワタクシがご主人に「前回、おの寺さんに伺ったのは、12年前ですよ」と申し上げますと、ご主人は「お店を開いたすぐの頃ですね。嬉しいなあ。ありがとうございます!」と明るく応えてくださり、ワタクシ、長きインターバルに恥じ入った次第・・・。職場が銀座と日本橋に近いこともあり、なかなか神楽坂まで出る意欲がわかなかったワタクシですが、今回の訪問を機に、近いうちに神楽坂を再訪して、また、おの寺さんへ伺うことにしましょう。

美味しい料理、ありがとうございました!


蛇足: どーでもいいハナシ。この日、早稲田通りで、開店そうそうの焼鳥屋さんが店のチラシを配っていました。そこには「フランス語で注文できる焼鳥屋」という文言が・・・。うーん、マニアック。焼き鳥好きのフランス人を狙っている?ならば宣伝文句もフランス語が良いのでは・・・。うむむ、微妙だ。

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